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再掲載!あれっ!?あの話はどうなった?GR86がエンジンブローするって言う件。その後の対策と結果を追って診た。

この記事は2024年2月3日に掲載した記事ですが

疑惑の中へと消し去られてしまったので再掲載する事になりました。

また・・・再び・・・消される前に
どうぞお早めにお買い求めください。

購入しておけば、万が一記事が消されても

購入者は閲覧可能です!
っが、未購入者は掲載されていた痕跡すら見つけ出せなくなります。

ではここから先が元記事となります。

2月に入っても忙しさは全く緩和せず
逆になんか入庫車のが納車を上回っていない?と言う
我々ビークルフィールドの工場内。

今、実際に手掛けている作業やセッティングの紹介は
会社のHP内BLOGにて書いていますので、そちらも是非お読みください。

さてタイトルにもありますように
GR 86のエンジンブローの話 その後どうなったんですか?
と言う質問をたまに受けます。

今回の記事は、以前
ノーマルのGR86でサーキットを走行したら
エンジンブローした!
と言う
複数の事例報告を受けて、その調査を始めつつ
実際にエンジンブローしたエンジンを分解して診たら
これじゃー
エンジンブローしてもおかしくないよね

って言う考察に至った事件の
その後をレポートした内容になります。

まずはエンジンブローの原因ですが
直接的にはメタルが流れてしまい
コンロッド&クランク共にジャーナルが削れてしまうと言う物でした。

ではなぜ新車のメタルが流れたか?

エンジンを分解して行くと

出てくる出てくる、盛り過ぎた液体パッキンの

ちぎれた破片。
最終的にはそれらがオイルパンに停滞し

オイルストレーナーに詰まってしまいます。

ストレーナーとはオイルの吸い込み口でして
ここにちぎれた液体パッキンが詰まってしまい
オイルの供給量が著しく少なくなると言う症状が出ると
メタルに十分なオイルが行き渡らなくなり削れて薄くなります。
そしてあるべきところに居られない程薄くなると・・・
流れてしまいます。

これは何もGR86に限った事では無く

ZC8 BRZでも起こっていまして、この車両に関しては
すでに1度エンジンブローを経験し
新品エンジンに載せ替えて貰ったと言う個体でした。

液体パッキンの話を聞いて怖くなり、一度診て欲しいと言う事で

エンジン側もブリブリに ハミ出してますやん・・・。

ストレーナーにも詰まってますやん!という事で

ストレーナーにバキューム吸引でホースを突っ込んで内部を清掃。
剥がせるビロビロやブリブリはすべて剥がしたうえで再組付けしました。

画像のエンジンはGR86もBRZも
アプライドAと呼ばれる初期型の物でしたので
我々ビークルフィールドのデモカーとして購入した

アプライドBのGR86では何らかの対策が施されているのか?

1200㎞走行した後にダイナパックで20本ほど全開パワーチェックをして
オイルパンを剥がして診ると

ストレーナー内部には

メーカー側は、なんの対策もしてないですね・・・。
と言う結論に至った訳です。

根本的にこの事象を取り除くには
エンジンをフルOHして余分な液体パッキンをすべて除去する!
ですが、新車のエンジンをね~
液体パッキンを毟る為だけにOHってのも・・・。

そこでまずは現状でオイルパン底部と
ストレーナーに溜まった液体パッキンカスを除去し
1000㎞後に再度オイルパンを取り外して診て
どうなっているかを確認しよう と言う事になりました。


・・・1000㎞走行後

まだご健在。
一体、どうすれば良いのか・・・。

その後、このGR86がどうなったのか?
続きは有料ページにて!

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