どこの物を買うか?ではなく誰から買うか?が大事に思える時があります。
チューニングパーツと言うのはメーカーと直接口座を開き
そのメーカーと直取引をする場合と
問屋さんを挟んでパーツを購入する場合の2パターンあります。
しかし、メーカーと直取引をしていても
敢えて問屋さんを挟んだ上で
そのメーカーの物を取り寄せたりする事もあります。
その場合、往々にして価格は高くなるのですが
それを承知の上で、問屋を挟む理由とは・・・?
それは、その問屋さんが持つ知識の量が半端じゃない時です。
例えばHKSのフロントパイプにHKSのメインマフラーを組み合わせる。
これは恐らく、なんの問題もなく繋がります。
ではAPEXのフロントパイプとHKSのメインマフラーは?
繋がるには繋がるんですが
フロントパイプの口径がHKSマフラーよりも大きいので
接合部で段差が出来、排気抵抗になりやすい・・・。
こう言う情報って
HKSの担当さん、APEXの担当さん個々では
なかなか持ち合わせていない情報です。
だって自社の製品を売る為の営業担当ですからね。
これが総合問屋の営業担当となると、色々なメーカーの
色々なパーツのメリットデメリットを把握していて
その組み合わせのセンシングを教えてくれることが多々あります。
なので、メーカー直取引用の口座があっても
問屋さんを通して製品を購入すると言うパターンが出てくるんです。
逆のパターンもあります。
問屋さんの方が総合的に取り扱う物量が多いので
メーカーから直で取り寄せるより
問屋さんから買った方が安いと言うパターンです。
BNR32 GT-R用トラスト製サクションパイプと言う商品があり
完成するとこんな感じで装着されます。
でも、どう頑張っても
パイプの向きが合わないと言う時がありました。
今から10年前の話です。
なんでだろ~、なんでだろ~って悩みに悩むも
その原因が一向に見当たりません。
当時のトラストの担当さんに、相談すると
「それってもともとは純正サクションでした?
他のメーカーの社外サクションが付いていませんでした?」
と即、返答が帰って来ました。
あ~、純正じゃなくて、どこかは分からないけど社外のサクションでした。
「それが原因ですね。すぐに資料を送ります。」
パイプの向きが変な方向を向いてしまっていた原因とは!?
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