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再掲載!正規ディーラーにて旧い車を整備して貰うと言うリスク。三菱ディーラーでは既にAYCやACDオイルの交換が出来るメカニックがおらず・・・。

この記事は2024年2月24日に書いた記事ですが

疑惑の中へと消し去られてしまったので再掲載する事になりました。

また・・・再び・・・消される前に
どうぞお早めにお買い求めください。

購入しておけば、万が一記事が消されても

購入者は閲覧可能です!
っが、未購入者は掲載されていた痕跡すら見つけ出せなくなります。

ではここから先が元記事となります。

ランエボ4のGSRに採用されたAYC。
アクティブ ヨー コントロールの略で、要は戦車の要領で曲がる仕組み。
左に曲がろうとする際、左側のタイヤを止めて
右側のタイヤだけを進めれば、その場でクルっと回る様に曲がれる!

実際にはそんな風には曲がらないのですが、ランエボ5&6
そしてランエボ6.5のトミマキモデルで大方完成し
4WDなのに曲がる!と言うイメージは付けれました。

競技車(者)はAYC無しのRSを選びましたが・・・。

そしてCT9Aのランエボ7になると、AYCにACDがプラスされました。
アクティブ センター デフと呼ばれる
電子制御式のセンターデフは、競技車からの需要も多く
AYCは要らないけどACDは要るってのが当時の定説。

でも街乗りを考えてGSRを購入するとAYCが勝手に付いて来る。
でもAYCレスのRSグレードだと内装や装備が街乗りにはキツい・・・。

三菱もそんな需要を汲んでか、CT9Aの最後には
GSRではなくGTと言うグレードを発売し
RSの様なスパルタンな仕様では無い物の、AYCはなく
ACDのみ装備する仕様のクルマでした。

こんな経緯でランエボに採用されたり不採用になったAYCやACD。
これらを動かすにはATFが必要でして、オイルと言う以上
必ずいつかは交換しなければいけない物です。

CT9Aが現役でディーラーにも入庫して居た時は良かったのですが
時は流れ、CZ4AのランエボXですら
販売が終わって既に10年近くが経ちました。

ディーラーにはACDやAYCオイルの
交換が出来るメカニックが居ないと言う事態が起きているそうです。

いつもの様にディーラーに行き、ACD&AYCの交換を依頼すると
遠回しに作業を断るような感じで話をしてきたので
ストレートに
「出来ないんですか?」
と聞くと
「実は弊社のメカニック達はAYCやACDオイル交換の経験がなく・・・
 診断ツールの使い方も良くわからないと言うんです。」

との事。

確かにAYC&ACDオイルの交換は3人がかりで行う必要があり
診断機の操作も非常に特殊なので、経験が無いと無理かもしれません。

診断機片手にハンドルを回す係
オイルタンクが空になってエアを噛まない様に
しかも溢れる事が無いように慎重にオイルを継ぎ足す係

そして車両の下でブリーダープラグを緩めたり締めたりする係です。

新車でランエボ9を購入し、それ以降車検や点検整備は
すべてディーラーで行っていたと言うオーナーは
「呆れてしまいました・・。」
と言ってました。

ディーラーにメカニックとして就職すると、数年で配置転換があります。
多くの場合はフロント業務や営業に回るよう進言されるようで
折角メカニックとして就職しても、熟練のメカニックが誕生する前に
メカニックではなくなってしまうそうです。

そして、毎年の様に
整備学校を卒業した新卒のメカニックが配置され・・・。

いつまで経ってもディーラーに熟練のメカニックが在中する事はなく
十数年前に行われていた特殊整備なんてものは
今や誰もやった事が無いと言う現実が生まれます。

残念な現実ですね。

すべてのディーラーがこうだとは言いませんし
立派なメカニックの居るディーラーを何軒も知っていますが
それ以上にダメなディーラーをたくさん知ってます。

こちらのフェアレディーZ

チューニングは我々ビークルフィールドにお任せ頂いていましたが
車検だけは・・・という事で
懇意にしていた日産ディーラーに入庫。

車検が終わって帰って来たら
「走るとエンジンルームからカリカリと言う音がする様になった。」
と相談を受けました。

乗って診るとカリカリ音は確実な〇〇の音でして・・・。

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