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再掲載!RB26DETTにおけるバルタイセッティングの効果。実走行ではなかなか合わせ切れない微妙な数値の変化もシャーシダイナモがあれば目で見て分かります。
この記事は2024年3月2日に書いた記事ですが
![](https://assets.st-note.com/img/1714191063248-AG4InMi8gc.jpg?width=1200)
疑惑の中へと消し去られてしまったので再掲載する事になりました。
また・・・再び・・・消される前に
どうぞお早めにお買い求めください。
購入しておけば、万が一記事が消されても
![](https://assets.st-note.com/img/1714191070610-BR9NKOweYS.jpg?width=1200)
購入者は閲覧可能です!
っが、未購入者は掲載されていた痕跡すら見つけ出せなくなります。
ではここから先が元記事となります。
バルタイ
それは
バルブタイミングの略です。
インテークバルブが開くタイミングから閉じるまで
そして
エキゾーストバルブが開いて閉まるまで。
これらの関連性を微妙に変化させる事で
エンジンの特性を変える事が出来ます。
もちろん やり過ぎればパワーもトルクもガクッと落ちますが
落ち始めるギリギリを狙えば、最大値が狙えます。
今日は実際にRB26DETTのノーマルエンジンに
インテーク&エキゾースト調整式カムプーリーを入れて
その微調整でどんな変化があるのかを開示します。
![](https://assets.st-note.com/img/1714191082761-HqFyanacxs.jpg?width=1200)
まずはインテーク側のバルタイのみを変化させます。
![](https://assets.st-note.com/img/1714191082819-TPL0vzURt1.jpg?width=1200)
緑線がノーマルバルタイです。
青色はインテークのバルブタイミングを少しだけ遅らせた時のグラフです。
インテークバルタイを遅らせる=混合気の入ってくるタイミングが遅れる。
という事ですので
実際に混合気が燃焼室に入って
着火されるまでの時間がなることを意味します。
っがこれはバルブが閉じ切るタイミングも遅れる事を意味します。
結果としては7000rpm付近までのパワーもトルクも落ちてしまっています。
稀にめちゃくちゃ遅い第二世代GT-Rが入庫して来ることがあるのですが
極端に遅いGT-Rの場合は、結構な確率でこのインテークバルタイが
最大遅角側に振り切ってしまっているパターンが多いです。
調整式カムスプロケットの締め付けが弱く
ベルトに釣られてスプロケットがズレると
バルタイとしては最大遅角となります。
めちゃくちゃ遅くなりますのでご注意を。
今度は逆にインテークのバルブタイミングを徐々に進めて行きます。
インテークバルタイを進める=混合気の入ってくるタイミングが早まる。
という事になり
実際に混合気が燃焼室に入って
着火されるまでの時間が長くなることを意味します。
っと同時にインテークバルブが閉じ切るタイミングも早くなります。
進角側に調整して行くことで
細い赤色のグラフまで最大トルクを上げることができましたが
5500rpm付近からは純正時のトルクに抜かれてしまいます。
結果をまとめますとインテークバルブタイミングは
進める方向に調整すると低速トルクが上昇する傾向になり
遅らせるとパワーもトルクも下がる方向に作用する。
インテークバルブタイミングを進める事で
まずは低速トルクを確保する事は成功したので
今度は下がってしまった5500rpm以降のトルクを
エキゾースト側のバルタイ調整で補う事が出来るのか?・・・
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