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GC8 インプレッサ5型をパワーFCで制御するにあたりΦ100サイズのエアフロを使ってリニアライズして診た!

先日セッティングした

このHCR32を最後に
今後はパワーFCのセッティングを請ける事はないのですが

以前、5型のGC8インプレッサをセッティングする際
汚れに弱いフィルムタイプの純正エアフロは使わずに
他社流用でパワーFCのセッティングは出来ないか?
と言うチューナー心を擽る申し出がありました。

っでGC8ってサクションホースの入り口ががデカいんですよ。
インマニの下をくぐってタービンに装着される部分は細いのに

入り口だけはアホみたいにデカいので
エアフロの流速変化が激しく、リニアライズに手を焼きます。

どんなエアフロアダプターを使おうかと試していたら

Φ100サイズのエアフロアダプターがスポってハマりました。
反対側にはΦ100サイズのエアクリーナーを装着して
エアフロはR35 GT-R用を使って見ました

GC8用のパワーFCの中には純正エアフロのほかに
Z32エアフロやQ45エアフロのデーターなどが入っています。

試しにQ45エアフロデーターを選んでエンジンスタート
ブルンっ・・・プス。

やっぱり掛かりませんね。笑

R35用エアフロは新規作成する必要があるようです。

R35のVQマップを参考に電圧を割り当てて
流入空気を推定で打ち込みます。

パワーFCにデーター送信して、エンジンスタート!

おっ びっくりするぐらい普通にエンジンがかかったぞ!

水温があがるのを待って、アイドル付近の学習をカット
補正係数を1.00にします。

この状態でA/Fが14.7になればエアフロ電圧と流入空気量の計算が合っている証拠になります。

しばし観察・・・

ちょっと薄いな

A/Fからどれくらい濃くするかを計算し
再度データー送信するといい塩梅の数字で安定しています。
今度はうまく制御できているみたい。

エアフロを使った場合は、中負荷域以降よりも
電圧の極端に低い超低負荷域のセッティングの方がむずかしいのですが
一番大切なポイントはR35エアフロと組み合わせたアダプターの容量と
パワーFC内にあるVQマップをどうリンクさせるかです。

良くパワーFCとZ32エアフロは相性が悪いと言う人がいますが、
相性ではなくてパワーFC内のZ32エアフロ用VQマップ
リニアライズがずれているだけです。

実際のA/Fを見ながら、エアフロ流量を細かく設定してゆけば
Z32エアフロでも普通に走れるぐらいのレベルまでは持っていけます。

R35エアフロは流量と電圧が非常に安定しているので
VQマップの造りこみもとても楽です。

じゃあ、どうやってあわせるか?
合わせたあとのエアフロマップはどうなったのか?

この先の有料ページには、その方法だけでなく
実際にセッティングした後のパワーFCデーターも開示されてます。

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