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レクサス LEXUS GSE20 IS250のクラッチが滑る原因考察

まずレクサスのIS250にクラッチ?と思った方
事の始まりは弊社BLOGの この記事を読んでください。

わざわざ香川県から来店して頂いたので
なんとか正常な状態にしてあげたいと思いつつも
やはり他店の他人が造った車両と言うのは
こちらの常識が通用しませんので・・・

ECU側は色々と対策をして
適合性のクリアは出来ましたが、Gセンサの0点学習が出来ず・・・。

整備書を見るとパーキングポジションでないと この学習は出来ないとの事。5速マニュアルミッションに換装された際、サイドブレーキを引くと
メーターのパーキングランプは点灯する様に加工したみたいですが
それをECUやECTがパーキングとして判別しているかは別の話・・・です。

ATを撤去した際にインヒビタースイッチまわりの配線処理を
どのように行ってるかの確認も含め
5速マニュアルミッションを降ろしました。

ここからはクラッチが滑る原因追求も兼ねての診断となります。

そう、ECUのエラーが出るだけじゃなくてクラッチも滑ってしまうんです。
それも最初から滑るのでは無く
ある程度走行するとクラッチが滑り始めます。

クラッチ自体はOS製のシングルクラッチでした。
容量的に2.5LのNAのトルクで滑るか?と言われると・・・多分滑りません。

ベルハウジング内のダイレクトレリーズ周りを

一度キレイにしてから各部を診ようとするのですが
ここで違和感を感じます。

これって・・・
・・・間違ってますよね。

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