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【ベガルール】#4教えられるように学ぶ

#4をはじめるにあたり

本格的なすっきりとした冬の空がやってきたと思いきや、湿った暖かい風に翻弄される空模様。年の瀬に向かって高揚感溢れつつ、冬休み前の実務に忙殺される今日この頃。こんな形で季節を感じられるのも、南国で夏の装いでクリスマスを迎える友人からすると、四季がある幸せ。となるのでしょう。

Learn to teach

社会人になり、配属先の赴任地へと赴いた極々初期の頃に、初めての上司から学んだ数数の金言。その中でもピカイチなのが、「learn to teach」、教えられるように学ぶ、です。何かを学ぶ際に、学んだ結果、知識を得る事でも、行動を起こす事でも、learning summaryを書く事でも無く、ある種の心構え、教えられるぐらいまで理解せよ。ということでした。

学んだことを1ページにまとめてみることや、知識を実践してみることは、言うまでもなく付加価値のある事です。学ぶ際に次に人に教えられるようなぐらいまで、理解度を高めること。この心意気が、普通に学ぶということよりも、深さ、定着度、応用を効かせるなど、学びの効果を圧倒的に高める。こんな意味だと理解しています。

まとめ

実際には、ちょっとした心構え、集中力、一つの質問かもしれませんが、教えてもらうと言う受け身な視点が、教えられるようにする、となったときにより主体性が増すと言うことなのかもしれませんね。

あの頃、学んだことを僕に教えてくれ、と言う上司への説明に、悪戦苦闘していたのはあっという間の数ヶ月でした。部署ごとのオリエンテーションや、組織運営の仕組みを、仕組みで運用している組織を、毎週毎週千本ノックのように上司に“教えて”いた日々は、私の基礎に間違いなくなっています。そして忍耐強く育てようとしてくれて上司に近い状況の今、当時の上司の心から育てようと言う姿勢に敬服、感謝の気持ちでいっぱいです。