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企業飲食店向けVEGAN のススメ 6 代替え食品(説明)
VEGAN と聞くと、よく、【大豆ミート】や【ソイミート】なんてキーワードを耳にするようになりました。
肉の代用品として植物性由来の原材料で作られた、いわば【肉を使ってない肉もどき】です。
海外でも【Beyond meat】という会社がバーガーのパテや様々な(もどき肉)を製造販売して業績を伸ばしています。
やはり肉から離れても、肉の味や食感を欲する人が多いのも事実ですし、友人が『うちはソイミートフレークでハンバーグ作ってるから、子どもたちは肉食べてると思ってるよ』なんて話していた事もありました。
最近では【魚】の代用品も出回ってきています。
でも、何も肉や魚を模した食材を入れなくてもそれに替わるメインを作り出せる食材はたくさんあるんです。
決して【VEGAN 】=【大豆ミート】ではありませんし、そもそも【VEGAN 】に=は
動物性の食材を一切使わない事だけです。
【VEGAN 】=【雑穀】
だとおっしゃった方もいましたが、それはその方の個人的な嗜好です。
私自身も実際のところ代用品はほとんど使っていませんし、【VEGAN は自由料理】な事をお忘れなくです。
大切なのは肉や魚に似せる事ではなくて
[タンパク質]を摂取することです。
タンパク質と言う栄養素で考える方が重要です。
又、メインとなる何かの料理をセンターに置くのならば【豆腐】【厚揚げ】【お麩】【高野豆腐】などの良質なタンパク質の食材がたくさんあります。
私がやっていたvegan cafe では
メインとなる料理は特にはなくて、日替わりの旬の食材で作る数種類の【ベジデリ】がカウンターに並びとても好評でした。
そもそも【メイン】料理なんてなくても大丈夫ですし、アイデア次第で無限にvegan料理は作ることが出来るのです。
動物性の食材さえなければ、それはもう立派な【VEGAN 料理】、VEGAN料理はなんたって自由料理ですから。
他にも、大豆、ひよこ豆、レンズ豆、油揚げ、こんにゃく、おから、湯葉、などなど
特に日本は昔からの乾物食材の宝庫です。
水切りした木綿豆腐を潰して炒めれば
【そぼろ】になります。
ここに、スモークドパプリカやナツメグなどのスパイス、塩や醤油、ケチャップなどの調味料を加えて味を整えれば食感も味もひき肉です。
それを作り置きしておくだけで、コロッケやスパゲティーのソース、グラタン、そぼろ(肉)じゃが芋、三色丼、おからに混ぜてハンバーグにもなりますし、坦々麺などのアジア料理にもなりますので、アレンジは自由自在に広がります。
肉、魚=大豆ミート
で終わらせるのではなく、様々な食材を組み合わせた方が、メイン料理のバリエーションは何十倍にもなります。
代替え食品の固定概念を取り除いて、ぜひ、みなさんの自由なVEGAN 料理にトライしてみて下さい。
肉がなくなると、洗い物がラクです。
お鍋やフライパンに白くべっとりと残る
ラード(豚の脂)やヘッド(牛の脂)は大量の洗剤がないと落ちません。
そして、その脂と大量の洗剤が排水溝から流れて最終的には海にいくのです。
いかに、動物性の油(脂)が、重たくて、環境に悪影響かがよくわかってきます。
これを毎日体内に摂取し続けていたら、それはそれは、さぞ、体内脂肪も蓄積されていくのではないでしょうか?
お財布にも、体にも、後片付けにも優しい
VEGAN 料理は、以外にすぐ作れますし、きっとみなさんも気に入って下さると思います。
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