VEGANと動物保護

VEGANの仲間が日本中にいます。
彼らなりに何かを知って、その日にVEGANになった人もいますが、たいていは少しずつ少しずつ、自分なりの解釈で落とし込みながら、だんだんとそうなっていった人がほとんどではないでしょうか?
出会えた情報が極端だったり、素晴らしかったり様々だとは思いますが、
彼らは少なくとも、動物愛護の精神からVEGANを選択しています。

日本では、【健康食品】とか【ダイエット】【自然派生活】といったカテゴリーの延長線上にVEGANがある場合が多いですが、実はVEGANと健康志向は本来無関係と言ってもいいくらいです。

不摂生だって、スモーカーだって、ドリンカーだって、大食漢だってVEGANを名乗って頂いて大丈夫です。

ただ、健康とは別に動物に対する考え方だけはVEGANとは切っても切れまん。

それの根底には【差別のない社会】があり、動物たちはひどい差別の無意識から、無惨にも食肉にされたり、革製品に変えられたり、カラダの一部をぐちゃぐちゃにさせられているのです。

ただ、それらは産業と化し、もはや私たちの手の届かないところで行われているため、現実的には何も出来ないに等しいです。

しかし、身近な社会で起きている
【ペット問題】や【動物殺処分】問題には、直接の貢献が出来ます。

肉を食べない事も、もちろんですが
売られている動物を買わない事でも、充分な活動だと思います。

高値で売買を目的として、大量に増やされているブランドペットたち。
血統証などと言う、人間の我欲によって作られた紙切れのために、その裏側は大量繁殖、多頭飼い飼育崩壊や、劣悪環境での飼育など、問題が山ほどあります。

又、日本ではブリーダーが愛護センターに動物を持ち込んでも(捨て場として)取締りや規制が無いために、センターは引き取りますし、売れ残ったら殺処分の流れに乗ります。

これは、わたしたちひとりひとりが
買わない選択をすれば、なくなる可能性があります。
ですので、まずは売られている動物を買わないで下さい。

では、動物を飼いたい方々は、どうしたらいいのでしょう?

それは動物保護団体や保護活動をしている方から、引き取って里親になる制度を利用する方法です。

保護団体や保護活動なさってるところは有料譲渡や寄付金を募る場合もありますが、それらは保護活動費や、避妊手術、エサ代、飼育代に充てられていますので、ぜひご協力下さるとありがたいです。

又その善意の寄附があってこそ、あなたと今後生活を共にする新しい家族が出会えたのですから、ぜひこの素晴らしい循環を広めてお話してくださると嬉しいです。

ヘビーでもジャンキーでも、不健康でも
VEGANの思想はとがめませんが
動物を身近に感じて、少しでも社会から動物の犠牲がなくなるように、考えて下さい。

又、マンション事情などで飼えない方はぜひ寄付という善意で、活動している日本中の動物愛護仲間たちを、支えて下さると嬉しいです。

VEGANは動物を慈しみ愛すること
これも思想の一部です。

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