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J1補強診断2021「徳島ヴォルティス」編

 noteを開いて頂きありがとうございます。今回は、「J1補強診断2021」の17回目「徳島ヴォルティス」編です。
 毎度のことですが、たいしたことは書いていないので、気になったチームだけ読むもよし、なんとなく飛ばし読みするもよし、ゆるーく読んでいただければと思います。一応5段階評価と言うことでSからDまでつけさせていただきますが、あくまで素人の独り言ですので、温かい目で見ていただければと思います。
 IN・OUTについてはこちらをご覧ください↓

徳島ヴォルティス 評価→B

 徳島も補強に関していえば成功したチームと言えるのではないでしょうか。そんなに多くの選手を取ったわけではないですが、各ポジションに実力者を補強したのかなと思います。 
 加入選手から見ていくと、若手の有望株の藤田選手(→東京ヴェルディ)、宮代選手(→川崎フロンターレから期限付き移籍)、杉森選手(→名古屋グランパス)と即戦力選手を取ってきたなっていう印象があります。特に宮代選手なんかは、昨年覚醒しかけていたので今年はとても期待しています。あと藤田選手はちょっと意外でした。J1に行くとは思っていましたけど、徳島にいくんだなぁっていうのが正直なところです。徳島としては将来性も含めてとても大きな補強だと思います。あと、クリスティアン選手の獲得もありましたね。年代別のイタリア代表にも選ばれた経験もあるので、チームにフィットすればそれなりに活躍してくれる選手なんだと思います。それにしても、徳島の補強する外国人は面白そうな選手が多いですよね。あまりブラジル路線に走らない印象があります。あとは、高卒の選手が大ブレイクなんてことがあったら、まぁ面白いなと思います。ただ、大卒の選手はいないので、即戦力って意味では、上記の4選手とレンタルバックの鈴木選手(→昨年はFC琉球に期限付き移籍)になるのかなと思います。

放出選手を見ていくと、主力選手の放出はなかったのかなと思います。これはちょっと意外でした。予算規模的にも狩場になるのかなと思ったんですけど、フロントの方がしっかりやってくれたんですね。主な選手を挙げると、FC琉球に清武選手、松本山雅FCに表原選手、東京ヴェルディに梶川選手、藤枝MYFCに押谷選手ですかね。まぁ痛いには痛いですけど、準レギュラー的な立ち位置だった選手が多いので、そこまで大きな痛手になる事は無いのかなと思います。ただどの選手も実力者なので、徳島の選手層の厚さが伺えます。

補強診断をやっているのに、補強診断対象外の部分での話題の方が徳島は多いんじゃないでしょうか。まさか昇格して監督が引き抜かれるのはちょっと想像がつきませんでした。まぁロドリゲス監督としても優勝と昇格っていう置き土産を残して浦和にステップアップしていったので、徳島サポとしても文句のつけようがないと思いますけれども、やはり厳しいものは厳しいなと思います。4チームの降格のシーズンに監督交代っていうのはできれば避けたかったんじゃないですかね。そして何より監督がまだ合流していないっていうのは、なかなかの試練だと思います。徳島は堅守速攻的なスタイルじゃないので、戦術の深い部分の構築っていったところを考えると、実際に現場で指導しないと難しい気がします。
 とはいえ、新監督については詳しくは存じ上げていないんですけど、人選が面白いですよね。なんというか、Jリーグで指揮した経験のある、ある程度計算ができる監督を招聘するとかではないんですよね。徳島のクラブのなかで、ある程度決まり事というか、方針があるんですかね。どのようなサッカーをするのかが分からないので、一概には言えないですけど、人選としてはワクワクさせてくれるようなチョイスだと思います。

元々昨季までの基盤があり、主力選手もほとんど残っているので、連携は問題ないと思います。ただ、単純にJ1で戦える実力があるかというのが問題になってくるのかなと思います。以前昇格したときに比べれば、戦術的にも選手層的にも戦えると思いますけれども、J1のレベルもなかなか高くなってきているので、そこの壁にぶち当たらないかっていうのは心配な部分ではあります。ただ、戦術的なチームは前半戦はそこまで対策されないので(レノファ山口の渡邉監督が本で言ってた)、そういう意味では前半戦になるべく勝ち点を拾って、対策されてくるであろう後半戦が勝負になってくると思います。面白い選手、監督が揃っているチームなので楽しみです!

次回は「アビスパ福岡」編をお送りします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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