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4月の日記

3月に引き続き日記です。


【後輩ができた!】

今の会社に転職して1年半。初めての後輩ができました。
小学校のクラスで同級生に算数の計算プリントを教えていた頃から早20年あまり。大学時代も塾や家庭教師やピアノレッスンやら、色々な「先生」を経験したし、前職でも色んな人に仕事を教えてきた。そんなところで、教えるという行為にはそれなりの自負を持っている。
入社した頃わたし自身が戸惑ったことをなるべく体系的に伝えたいと思って、どんな順番で何を伝えるべきか、日々楽しい試行錯誤を繰り返しています。
ただ、ちょっと先輩風吹かせすぎだろうか……とか恥ずかしくなったり。

先輩風吹かしまくり日記

でも先輩が優しいと私は嬉しいもんね。後輩が優秀になっても先輩が評価されるわけではないのだけれど、得意なことができて感謝されるのは嬉しいことです。

同時に、今月あたりから自分の仕事が急に進めやすくなったようにも感じます。極度の隠れコミュ障・隠れ人見知りなので、周りの人のテンポ感や距離感にやっと慣れたというのもあるかもしれない。仕事に慣れた状態で一年を過ごして、年間の様子がちょっとわかるようになったのもあるかな……?
偉い人から理不尽な叱責を受けてしょげることもちょこちょこ出てきました。偉い人に楯突いたところで、私に同意してくれていた周りの人が助けてくれるわけでもないというのは前職でよく学んだところでもあるので、粛々と進めることにします。わりと主体性が強いというか、仕事に向ける気持ちが自分自身の気持ちになってゆくことが多いタイプなので、どこかで意識的に気持ちを遠くへ置くことも必要だと思う今日この頃です。

【認知の歪みスペシャル】

風邪は引かず、肉体的には健康なひと月を過ごせたものの、精神的にガッタガタのひと月でした。
3月末から4月中旬までの間に家で3回、めそめそと泣いてしまった。2回目はパートナーと喧嘩というか、私が不満を話していたら泣いてしまったのだけれど、それ以外は全部わたし起因のもので、それなのに私のめそめそに付き合ってくれる人が家にいるって本当にすごいことだなと、改めてありがたく思ったりもしました。ありがたいです。
ちょっとしたことでネガティブ思考になったり、パートナーとの関係でも、私って相手にとってどうでもいいんじゃないかと悩んだり、逆に私は相手に何も渡せてないよねと思ったり、そんなことを考え始めると泣きたくなんてないのに涙ばっかり出てきてしまったりして、ちょっとこれは鬱やった時に近いなと思って真剣に心療内科を検討した。特に人との1対1の関係性であんまり悩んだことのない人生だったので、出会う気持ちも初めてなものが多くて困惑したのかも。
結局、何度か行ったことのある鍼灸院を予約して徹底的に澱みを取ってもらったところ、憑き物が落ちたように心も身体も軽くなって吃驚しました。「ここに行けばなんとかなるぞ」という自分の期待度とか、その時点ですでに少し回復傾向にあったこととかも影響してるとは思うけれど……。
それにしても、しばらく悩んできた全てのことが割と認知の歪みから来ていたなと、絡まったネックレスが一気にほどけるようにすんなりと思えたので、すごく気持ちが楽になりました。
西加奈子の小説くらいデトックスだった。
気持ちがおかしくなったら、西加奈子の小説か鍼灸院。
▼おすすめ鍼灸院
https://www.shinq.tokyo

【生活と幸福】

パートナーと同居を始めてから2ヶ月が過ぎ、3ヶ月目。生活リズムの常識もコミュニケーションの常識も違う人間と同居するってのは、やっぱり親と暮らすのとは全く違うものだなと実感するひと月でもありました。一人っ子なので、考えてみれば歳の近い人間と一緒に暮らすのも初めてです。
じっくり話してみるとお互いに「そんなこと心配してたの?全然違うのに!」ということがあったり、自分の当たり前が相手の当たり前じゃなくて、それを第三者から指摘されたり、そういうたくさんの小さなずれに気がつく。人と暮らすということは、小さなずれを丁寧にすり合わせることだなと思ったりしています。でも総じて幸福だと思う。穏やかで張り合いがある。生活に戦友がいるのはとても心強いです。

今月はこんなところで。急に暑くなったのでダウンしないように頑張りたい。

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