2024年1月の記事一覧
ハマスとの戦争の中、イスラエルのスタートアップ資金が6年ぶりの低水準に落ち込む ー 業界トラッカーのレポートによると、海外ファンドが地元市場への再投資を敬遠しているため、ハイテク新興企業への投資は2023年最終四半期に46%減少した
イスラエルの2023年末の投資が冷え込んでいます。戦争で、と一口に語るのは簡単ですが、現地のVCの方々と話すには、やはり、複雑な心境にも達していることが分かります。 まず、人質を開放し、自分の知り合いがガザの前線にいる状態を無くすこと、また、北部の避難民をもとの家に戻すこと、そして、ガザの方々も元の家に戻ってもらえるようにすること。これは非常に困難な道程であることを理解しており、それと同時に海外投資家を改めて引き戻さないといけないということです。いつものように復活してくるこ
2024年、欧州の気候変動テック・エコシステムには何が待っているのか?クリーンテックは今年も前進を続けなければならない。地球はそれにかかっている。
欧州の気候変動技術の変化の予測に関する記載です。文中途中に出てきますが、やはり法規制が先に進んでいるのが特筆すべきことで、これは一般消費者の意識変革にも強く根ざすかと思います。また、気候変動技術だけでなく、気候適応技術にも注力される、というのは昨今の地球の大暴れっぷりを見るとその通りかなと思う次第です。 2023年は、気候変動技術にとって厳しい年だった。他のセクターよりは若干マシだったものの、地球を救うテクノロジーへのベンチャー投資とプライベート・エクイティ投資の総額は昨年
2023年、欧州の資金獲得国トップ5で最も興味深い取引 ー 2023年に上位5カ国で実施した案件のうち、Tech.euが特に興味を持った案件を紹介
2023年の欧州の中で資金調達上位Top5である、イギリス、ドイツ、フランス、オランダ、スウェーデンのTech.eu紙目線で興味深い資金調達のリスト記事がありましたので共有いたします。 欧州はこの5カ国以外にもスイスなどで興味深いスタートアップがありますが、この5カ国のスタートアップはまずは押さえておきたいと思います。 2023年アニュアルレポートで述べたように、欧州全体の資金調達上位国のリストは予想通りであった。 英国が247億ユーロで2023年のトップとなり、ドイツ
2024年、クロアチアはヨーロッパの隠れたテック天国となる可能性がある。 同国のスタートアップ・セクターは成長を続けており、その上昇軌道は全ヨーロッパに恩恵をもたらす可能性がある。
この記事は、クロアチアが将来的にはヨーロッパのハイテク大国として注目を浴びる可能性があることを取り上げ、同国のテクノロジー産業に焦点を当てている。最近クロアチアのテック・エコシステムでは、Uber、Metaなどの大手クライアントを抱えるユニコーン企業Infobipを筆頭として多くの企業が成功を収めており、5億ドルの買収や1億ドル以上の資金調達が相次いでいる。エストニアやイスラエルと同様に、国民一人当たりのユニコーン企業数が多いことも特徴だ。地政学的な出来事や投資家の関心の低下