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投資仮説 7月~

おはようございます!どんなに忙しくなっても、相場分析のような毎週やるべきことは他のサイトでアップすることで毎週できるようになったので、今後はnoteを通じて相場分析に限らず、少しずつ増やしていきたいと思います。

尊敬するジム・ロジャーズの影響で市場に投資仮説を立てるのが好きで、エクセルに仮説+仮説を立てた月を入れて管理しています。

実は結構当たることが多いのですがが、忙しくなるとフォローできなくなってしまい、取りこぼしてしまうことが何度もありました・・

今後はこちらで毎週進捗を確認してピックアップしていければいいな、と思います!

【この~1年で当たった・外した仮説】

・2020年4月:個人投資家の影響力が上がっており、特に小型銘柄は素人投資家の判断が無視できない。素人投資家は損切りできないので、押し目で「また上がるの?」という具合で上昇を続ける。コロナ銘柄は過熱感あり、コロナ銘柄以外のバリュー系にINするべき。コロナ銘柄の代表銘柄が崩れてきたら空売りを検討(正しかったものの、タイミング判断が難しかった)。

・2020年5月:仮想通貨のレジスタンスブレークを待ちエントリーするべし。1~3年単位で原油がリバウンドして数倍になる。東証マザーズのコンサル・SIer系が強いので、バブルが弾けるまで追加すること。

・2020年6月:中国市場がバブル化し、弾ければ他の市場も弾けるか。一方で米政府は場合によってはETF購入施策まで打ち出すことも考えられる(外れ)。

・2020年10月:市場に溢れた資金が仮想通貨に向かい、2017年以降のバブルになる(当時は投資先のベンチャーにも仮想通貨事業をやった方が良いと助言もしていたのですが、聞いてくれず・・)。

・2020年11月:米バイデンが勝利すれば、再エネ銘柄バブルになる。またワクチン関連ニュースによりコロナ恩恵を受けた銘柄はコロナ前の水準まで下落する。12月に米国ワクチン→3月に日本。米国で起きたことが日本で起きる。恐らくNASDAQ・ダウではインバウンド系が回復。日本だとANA・JAL、HISなどがコロナ前の水準まで戻る可能性が高い。

・2021年1月:米バイデン銘柄(Plug Power等)が下落すれば、一度再エネバブルが崩壊。

・2021年3月:Antitrust法、米政府の引き締めにより、中国テック銘柄が嫌気され売られ続けるので空売りを検討すること。*こちらは最近のDidiの上場直後のアプリ削除問題で更にトレンドが強化されそうですね

エクセルで投資仮説シートがあるのですが、そちらで仮説を立てて→リサーチ→銘柄まで落として投資仮説を作るのが好きな一方、投資仮説を立てる→打診エントリー開始→忙しくなる→フォローできず気づいたらその通りになっていた→文字通り涙する、ということを何度経験したことでしょう・・

本業が死ぬほど忙しいので昨年ほど投資仮説を立てる時間はないのですが、今はこんなことを考えています!

投資仮説①「コモディティ・スーパーサイクルと叫ばれていますが、実際需給構造は2000年代のコモディティ・バブル時と異なるため、一時的に急騰後、以前の水準付近まで下落するのでは?」

こちらはゴールドマンサックスのS&Pコモディティインデックス(SPGSCI)のチャートです。2008年のピークと比較すると未だ伸びしろはありますが、実際の需給バランスは全くことなるという仮説を立てています。

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こちらはKLX。

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Brent Crude Oil (BCOUSD)。石油価格は分かりやすい例だと思っていまして、2008年以降の米国のシェール・オイル発掘で需給の背景が全くことなるので、「2008年と同水準に行く!」という考え方はおかしいというのが分かると思います。

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一先ず、毎週上記+アルファのインデックスを追っていきたいと思います。(時間があれば需給のリサーチも・・)

投資仮説②「SPACバブルが1年以内にはじけ、誰もSPACについて語らなくなる。一方でSPACを通してIPOをした優良銘柄の株価も巻き込まれて下落するものの、ファンダメンタルが強く成長を継続できる銘柄は数年単位で数倍になってもおかしくない?」

米国の著名VCやSoftBank Vision FundのSPACリストを毎週追っていますが、いまだにARKX、CCIV 以外はFloor Price付近の$9~11を推移していますね。

気になったのは、久しぶりに見たらIPOEとKholsa VenturesのKVSD (Kholsa Ventures Acquisition Corp D)の価格が表示されなくなっていること。 SPAC 期限を終えていないはずなので、何故そうなったのか確認予定です。

投資仮説③「米国だとAAL/UAL/DALやクルーズ船のRCL/NCLH/CCL、日本だとANA/JAL等のインバウンド銘柄はコロナ前の水準まで戻り得るものの、それまでは週足のレンジサイクルを継続するのでは?」

週足で見ると回復中。未だコロナ前までの余地は大分ありますがコロナの状況次第、特に国外への渡航次第というところでしょうか。

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日足で見るとSELLサインが点灯してしまってはいますが、それを繰り返しながらリバウンド中という傾向が見て取れます。

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投資仮説③「東証再偏関連銘柄が今後買われるはずでですが、市場はその影響等を未だ加味していないため、時間はかかりそうです。今後特集などが組まれるのでは?」

この領域だと、IR対策サービスとしてウィルズなどを見ています。日本ではグロースが売られているので、今は苦しそうですが。

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投資仮説④「元々中国を発端として廃プラ処理問題がこの数年で日本ではミダックを中心に表面化してきましたが、欧米でのサステイナビリティに対する強化等を背景に、廃プラ・SGD関連銘柄への投資が今後徐々に増えていくのでは?」

これは数か月前の仮説なのですが、主導していたダイセキやミダックに加え、反応が遅れていたリバーやタケエイも反応してきました。

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今後も忘れないように毎週チャートだけでも更新していきたいと思います!