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VIVITA BOOKS mini in NAGAOKA キックオフ/「好き」を分解!

前回の記事はこちら↓

10月17日(日)VIVITA BOOKS mini in NAGAOKAキックオフ!
長岡市立中央図書館を会場に、9人の小学生×9人の大学生の1冊の本づくりがはじまりました。
はじめまして、で最初は緊張感がありましたが、小学生の「好き」を聞きながら楽しく活動。「好き」を分解して、キャラクターを考えました。

まずはVIVITAのもっちさんと大学生でミーティング/今日のゴールは?

改めて、今回のこのプロジェクトを説明すると、小学生と大学生が作家と編集者という対等な関係となって、小学生の「好き」をテーマに、試行錯誤しながら本をつくりあげる、大学生が教えるのではなくて、小学生と大学生がお互いに良いところを引きだしながら、協働して本をつくっていく、そんなプロジェクトです。

キックオフでは、
1.事前に小学生から「好き」なことをたくさん書いてきてもらう
2.その好きなことを、小学生と大学生で分解していく
3.分解した要素からキャラクターを考える

といったところまでをとりあえずの活動のゴールにしました。

使うのは「わたしの好き!シート」「好きの分解シート」「キャラクターシート」です。
大学生にはキックオフまで「わたしの好き!シート」「好きの分解シート」をやってきてもらいました。

小学生との活動は午後から。午前中にVIVITAもっちさん、大学生9人、運営スタッフが集まって準備とミーティング。
VIVITAもっちさんからあらためて「好きの分解シート」「キャラクターシート」のコツを教えてもらいました。

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小学生との活動を想定して、大学生同士で好きの分解シートの練習。お互いに好きなことを引き出して、それを分解する、という流れを改めてやって、午後からの活動の準備を行いました。

小学生集合!キックオフ!/チームで活動

いよいよ活動キックオフ!/前半の活動

午後の小学生の集合時間、全員欠席なく集まってくれました。
初めての活動なので、なんとなく漂う緊張感...
これからいよいよキックオフです。

まずは小学生と大学生から自己紹介をしてもらって、そのあととりあえずのチーム分け。みんなで1冊の本、ですが、さすがに18人全員での活動だと収拾がつかなくなりそうなので、小学生3人と大学生3人で1チーム、計3チームに分かれました。

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こんな感じの3チームになりました。

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そのあともっちさんから今ままでのVIVITA BOOKSの活動を紹介してもらい、NAGAOKAの活動スタート。

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チームごとにわかれて、大学生が小学生の書いてきた「わたしの好き!シート」をみながら、好きなことを引き出していきました。

その好きの中から、面白いもの、思い入れがありそうなものを、「好きの分解シート」を使って分解。好きの要素やエピソードどんどん書き込んでいきます。

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こんな感じで、好きなことを分解します。好きな「本」から、いろんな要素が出ててきました。本の種類、楽しいと感じるとき、どんな時に本を読むのか、思い出のエピソード、などひとつの好きから、引き出せることがたくさんあるんだなと実感しました。面白いですね。

図書館での活動なので、自分の好きに関係するどんな本があるか探しにもいきました。図書館の方からもご協力いただきました。ありがとうございました!

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キックオフ、図書館での活動にして本当によかったなと。小学生それぞれが本が好きで、大学生と一緒に本を探すことで、距離が近くなる、そんな効果もありました。

ここで小学生の好きを紹介します。
(小学生には事前に自分のニックネームを考えてきてもらいました)

あい 動物(ハムスター)など
うめ 宇宙、自然など
きよ ペット、アニメなど
じっちゃん 読書、料理など
すっちゃん 伝記など
ゆり 絵本を読むこと、料理など
こはちゃん 本など
のんちゃん 三角定規、素数、算数など
はなちゃん 鯉をみることなど

この好きなことはキックオフの時に大学生が聞いたり、引き出したりしたものですが、これがこれからどのようになるのか(活動していく中で変わったり、変わらなかったり)、本の中でどのように表現されていくのか楽しみです。

後半はキャラクターシートに挑戦!/新しい図書館について話を聞きました

と、ここまでが前半の活動。休憩をはさんで長岡市役所の方から、令和5年に完成する新しい図書館について教えてもらう時間もつくりました。

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新しい図書館は長岡駅近くに建設中の米百俵プレイス内にオープン予定。
米百俵プレイスは「米百俵の精神」から生まれた国漢学校の跡地に建設されています。新しい図書館は「互尊文庫(市立図書館)」の移転としてオープンします。大正7年(1918)に開館した初代互尊文庫は、産業人の修養の場として長岡の産業の発展に寄与しました。新しいビル、新しい図書館はこういった歴史と文化をうけついで、整備されています。

このNAGAOKAの活動も、その新しい図書館での活動に受け継いでいけたら、なんて思いながら話を聞かせてもらいました。

後半になると小学生と大学生もだいぶ打ち解けてきました。チームで活動していますが、なんとなくペアに。
もっちさんから次はキャラクターシートの説明をしてもらい、好きの分解ができた小学生はキャラクターシートにチャレンジ。

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好きの分解して、そこからエピソードが広がりそうなものをオリジナルのキャラクターにしていきます。キャラクターシートは、このあとストーリーにつながっていくように、そのキャラクターを深堀していくようなつくりになっています。実際、キャラクターシートを作りながらストーリーが浮かんでいる小学生もいたようです。

と、全員ではありませんでしたが、キャラクターシートでキャラクターを考える、というところまで活動することができました。

大学生が小学生の好きをどんどん引き出して、楽しく活動を終えることができました。
終了後も、もっちさんが持ってきてくれた今までの絵本を小学生と大学生で読んでいる姿も。

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キックオフ無事終了!/次回の活動

もっちさん、大学生のおかげで無事終えることができました。感謝です。
小学生に感想を聞くと「楽しかった」という声も。

ただ、まだはじまったばかりで、これから今日の活動がどのように1冊の本になっていくのか想像もつきません。

小学生ひとりひとり、こだわりもある中で、どうやって1冊にしていくのか、次回以降また書いていきたいと思います!

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