【使い方ガイド】②ダッシュボード編
はじめに
本記事では、前回の「①使い方ガイド(アプリ起動-プレイ編)※2023年12月21日アップデート版」に引き続き、V-BALLERの使い方について写真を用いて分かりやすくご紹介していきます。今回は第二弾として、よりV-BALLERを使いこなすために必須なダッシュボードの使い方です。
ダッシュボードとは、お手持ちのPCやタブレットから利用できるV-BALLERのサービスです。ダッシュボードを使うと、V-BALLERアプリでプレイした体の動きの可視化や、選手毎にデータ管理、様々な配球パターンを作成して練習メニューを作成することが出来ます。
1. ダッシュボードへのログイン
まず、V-BALLERの専用「ダッシュボード」は以下のURLからお手持ちのPCやタブレットのブラウザー(Google ChromeやMicrosoft Edge、Safari等)から見ることが出来ます。V-BALLER契約時に「ダッシュボードアカウント」を発行していますので、ログイン画面には、契約時に発行されたアカウント情報を入力して下さい。
Vballer (v-baller-dashboard.com)
次のようなトップ画面が表示されたらログイン成功です。
選手一覧から自分の名前を選択して下さい。※選手名で管理していない場合は任意の名前を選択して下さい
2. データの可視化
データの可視化とは
V-BALLERアプリではプレイした1球毎の体の動きを取得してアプリ内での実施結果をデータで蓄積しています。蓄積したデータは、ダッシュボードで可視化しながら簡単に分析することが出来ます。例えば、ストライク見極め率、コース見極め率、コンタクト率を選手同士で比較したり、一定期間で推移を見たりすることが出来ます。その中で目標値の設定や選手毎の特徴を把握することが出来ます。
詳細データから傾向を分析
青文字の「詳細>」をクリックすると、対象期間のコース別、球速別、球種別に、各練習モードの結果が可視化されます。その選手の傾向や強み、弱みを直感的に把握することができます。
詳細データから成長を可視化
「練習履歴」を選択すると、対象期間における時系列で各練習モードでの実施結果が可視化されます。選手は日々の成果を可視化することで自分の成長度を正しく実感することができます。
詳細なデータ分析
「フリーバッティングトレーニング」や「シチュエーショントレーニング」の場合は、より詳細な体の動きを可視化・分析することが出来ます。以下のように右側の「詳細分析」をクリックします。
プレイデータの検索
上部にある検索条件(練習期間、選手名、プレイリスト、投手、球種等)を指定することで可視化したいプレイデータを絞り込んで検索することができます。検索条件を設定した上で「検索」をクリックすると、プレイデータの検索結果が一覧で表示されます。
一覧で表示されたプレイデータの中から可視化したいプレイデータを選択します。
上部の身体(頭、腰、手)の動きのグラフについては、横軸が時間(s)、縦軸が速度(m/s)となっています。グラフには、ピッチャーのリリースタイミング、スイングのピーク、腰の動きの開始等が数種類の色でドットが表示されます。それぞれのドットの意味合いについては、画面の下の方にある「補足情報」を押すことで凡例で表示されるようになっています。
下部の左からバットのスイング、プレイした投球コース、シチュエーションが表示されます。
このように体の動きを可視化することで、例えば、特定の球種、球速に対して、頭はどれくらいブレていたか、しっかり投球に反応出来ていて、腰が動き出すタイミングは適切だったか、手(バット)の動きからボールがホームベース到着する付近でピークを迎えているか、あるいは、どれくらいタイミングがズレていたかが分かったり、過去の自分と比べて、課題であった頭の動きは軽減されているか、腰の動き出しのタイミングは改善されているか、手(バット)が動く速度は向上しているのか、といった観点で定量的に確認することができます。
3. プレイリストの作成
プレイリストとは
プレイリストとは、V-BALLERアプリでプレイする際に選択する配球パターンです。V-BALLERが用意する様々な球種・球速の投球コンテンツを組み合わせてプレイリスト(配球パターン)を作成することができます。
プレリストの作成・編集
トップ画面の左側のタブから「プレイリスト編集」を選択して下さい。
カスタマイズしたい練習モードを画面上部から選択して下さい。
画面の左上の「新規作成」を選択して、これから作成するプレイリストの名前を付けます。
名前を付けたプレイリストに追加する投球コンテンツを選択します。
「検索条件」を選択すると以下のように投球コンテンツの絞込みが出来ます。ピッチャー(※Rightが付いているのが右ピッチャー、Leftが付いているのが左ピッチャー)、カテゴリー、投球結果、球種が検索条件です。
絞込みしたい条件をオンにして「CLOSE」を選択します。
検索条件に合った投球コンテンツ一覧が表示されます。
投球コンテンツをクリックすると、右上から投球の軌道やコース等の投球コンテンツ情報が確認できます。追加したい投球コンテンツを選択した上で、「REGISTRATION」を選択するとプレイリストに投球コンテンツを追加できます。
投球コンテンツを組み合わせて練習したい配球パターンが完成したら「保存」をクリックします。
以下のように左側のプレイリスト一覧に作成したプレイリストが追加されています。
VR上のプレイリスト一覧に登録・反映
プレイリスト一覧の「追加したいプレイリスト」を選択して「VRへ追加」を選択します。(VR上に登録済のプレイリストと入れ替えたい場合は、VR上の入れ替えたいプレイリスト選択して「VRへ追加」をクリックすれば変更が可能です。)
登録したいプレイリストが全てVR上のプレイリスト一覧に登録出来たら、最後に「VRへ反映」をクリックします。
VRへ反映が成功すると、画面上部に「success」というダイアログが表示されます。
シチュエーションのプレイリスト設定
シチュエーション練習の場合は、他のプレイリスト設定に加えて、シチュエーション設定をしていただきます。
追加したい投球コンテンツを選択の上で、右上から1球毎にシチュエーション練習の際にイメージしたいシチュエーションを設定できます。
4. ユーザ編集
ユーザとは
ユーザは、選手毎にプレイデータを管理するための機能で1契約につき15名まで登録できます。V-BALLERアプリで自身のユーザーを選択してプレイすることで、ユーザ毎にデータを蓄積させることができます。
選手編集
トップ画面の左側のタブ「選手編集」を選択して下さい。編集したい選手を選択して、「EDIT」ボタンをクリックします
ユーザに登録したい選手の名前とユニフォーム番号を入力して下さい。選手情報の編集が完了したら「SAVE」をクリックします。
編集した選手情報をVRへ反映
全ての選手編集が完了したら画面右上の「VRへ反映」をクリックしてください。
VRへ反映が成功すると、画面上部に「success」というダイアログが表示されます。
5. ワンタイムパスワード(再掲)
アプリ起動後に以下のような画面が表示される場合は、ワンタイムパスワード認証が必要になります。
ワンタイムパスワード認証は、30日に1度求められるようになっています。画面に入力するワンタイムパスワードは、V-BALLERの専用「ダッシュボード」から発行できます。
ダッシュボードにログイン後、右上の「ワンタイムパスワード」のボタンを押下すると、5分間有効な「ワンタイムパスワード」が発行されます。VRデバイス側で発行された「ワンタイムパスワード」を入力するので覚えておいて下さい。
覚えた「ワンタイムパスワード」をアプリの画面から入力してください。
おわりに
V-BALLERのダッシュボードの使い方ガイドはいかがでしたか。ダッシュボードを使いこなすことでよりレベルの高い練習ができるようになるかと思います。もし、記事の中でご不明点や分かりにくい点があればお気軽にお問い合わせください。皆さんのご意見と共にV-BALLERという新たな野球練習ツールをより使いやすく育てていきながら、野球界全体のレベルアップに繋げていけたらと考えております。
今回の記事は以上です。
Meta Quest2の使い方は下記記事から↓↓
V-BALLERは日々アップデートしつつ前に進んでおりますので、これからの進化にもご期待ください!!
今後もV-BALLERに関する情報をnoteで発信していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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