倨傲

ぼくは、まだ自分が何かしらにおいて突出した才能を持った天才という可能性を捨てていない。
いつか、その道のプロに見出され世界一の称号を手に入れることが出来ると信じている。
というのも、ぼくはまだ1度も「本気」を出したことがない。受験であろうが、部活であろうが、短期間だけ全力でやることはあるが、
毎日コツコツと何かを継続した経験がない。
顔もそこそこ整っており、身長も185程あり、勉強をスポーツもある程度出来てしまう僕は
性格を除き、見てくれだけで考えたらそこそこの優良物件なのである。
そのため、当然女の子にはモテ、
スクールカーストも「見てくれがいいだけで上にいる奴ポジション」であり、
とんでもなくぬるい湯に使ってきた。
今まで「本気」というものを出したことの無いぼくはきっと何かにおいて万人よりも秀でている才能を持っているに違いない。

こんな文を書く自分が恥ずかしい。

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