技について

合気道の技について。

合気道の技って数千種類はある。

というか、なんですかそれ?って技が多くて初めて見る技も多い。

私の場合、大東流合気柔術の系統なので、さらに名前が多くて大変ですw

ただ、基本の技を覚えたら、どう攻撃されるかのバリエーションとの組み合わせになってきます。

最終的にどう攻撃して倒すパターンはそう多くは無いんですが。

座って行う座技。立ち技、半座半立ちの三種類で攻撃を受けます。

その状態で前、後ろ横から攻撃されるので、3*3=9種類になります。

投げたり決めたりするのが、腕抑え、一箇条逆、小手返し、コバ返し、四方投げ、入り身投げ、入り身落とし、達磨返し、十字がらみ、足掬い、、背負い投げ、逆背負い投げ、等々、20種類はあるかなあ。

これに、正面打ちや両手捕りなど様々な攻撃を掛け合わせるとすぐに100種類以上の技ができます。

ここに一箇条二箇条三箇条などの概念が加わってきて、10箇条まで存在するので、さらに増えてくるわけです。

じゃあ、そんなに覚えていざって時にその通りにでるんかいとw

はっきり言うとまったく練習通りの美しい型はできません。

むしろ、もみ合いのような状態で合気道ってのは使える技です。

柔道の技ってのはものすごく強いんですよ。

自分だって、まともに体落としでも素人にアスファルトの上でかけたら、大けがさせてしまいます。

受け身をとれないような角度で投げたらほんまに死んでしまいます。

でも合気道は基本的には相手が攻撃してきた力分だけしか、返さないのでまず死ぬことはありません。

四方投げで体が浮いちゃうと後頭部を地面に打って死ぬこともありますが、手加減もできるので、しなせることもほぼ無いとは思います。

こちら側が相手に大打撃を与えるようなことはしないのですが、いつまでも攻撃できないようなぬるぬるとした感触しか相手に与えないので、なんかおかしいなと思っている内に疲れてやる気をなくさせるのが合気道の本筋みたいな感じです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?