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戸惑い100パーセントだった発表から、どうしてドラマ「25時、赤坂で」に沼ったのか。


こちらは、2024年4月期の深夜ドラマ、「25時、赤坂で」について書いたものです。
ドラマ自体は2024年6月20日に最終回を迎えています。


※冒頭、演者さんへの失礼な捉え方が含まれておりますので、気分を害される可能性があります。
問答無用で少しでもそのようなことが許せないかたはここでこのまま引き返していただけますと幸いです。



今回は、「どうしてドラマを観ようと思ったのか」「なんで沼ったのか」を記録しておこう!と思い立って書いております。

最終回が終わって一週間、何か一話に繋がるようなものが書けたら…と思い立ちました。本当はずっと書いてみたかったことだったのですが、本編を楽しむあまりなかなか着手できず…(笑)でも最終回が終わって一週間後の、しかも夏野先生のお誕生日にしたためられるなんてこんな幸せなことはないな!という非常に自己満足な感情で書いています(笑)←温めちゃったのであげるのが過ぎてしまい悔しい…(夏野先生お誕生日おめでとうございます♥)

もし、もしですよ!この記事に辿り着いてくださった、まだ原作もドラマも未見の方が「見てみよっかな」と思ってくださったなら…いりごまの一粒くらいのそういう思いは込めて書いておりますのでそんなことに繋がれば嬉しいなぁと思う次第です。
(普段人に見て見てーーーー!と進めるのが苦手なタイプ←突然何の告白)


始める前に一言…
長くならないように祈ってください…
私の悪い癖は長くなるところです…(盛大な前振りでしかない)
とりあえずとりとめなく書きます…祈っていてください…


このドラマを観るきっかけというか、理由?は人それぞれあったと思うんです。

夏野寛子先生の原作が好き。
はたまたBLドラマが好き。
テレ東BLだから好き。
葵汰くんが好き、新原くんが好き、宇佐くんがすき、南雲くんが好き、その他の演者さんが好き。
両監督の作品が好き。
制作陣が好き。
なんかおもしろそうとか…

本当色々だと思うんですよね。
ドラマが終わってしまった今、最初に立ち返って、自分は何がきっかけだったかを色んな感謝とともに振り返りたいなと…

ドラマの発表を最初に目にしたのは確かXでだったと思います。

初見の感想は
「え…?実写化?」
「なんで実写化する?」
「無理…観られない」
「葵汰君と…新原君?う…誰がきても観られない」
「みんな盛り上がってる…けどダメだ…」
これがものすごく正直なところでした。

葵汰君に関しては、以前に観た体感予報の増子君や樋口君繋がりで知ってはいたものの、ラジオの印象がとても強く「あのうおーとか言ってる人が…羽山さん?」みたいな感じでした。(ものすごく失礼)(演技なさっているところを拝見したことがなかった…)

新原君に関してはお顔は拝見したことがあるな…という位で、出演作やご活躍等あまりよく分かっていませんでした。(もうホント失礼)

そして「なんで実写化する?」と思ったように、私は夏野寛子先生が描かれている「25時、赤坂で」が大大大大好き。2人の関係が成就して続いている漫画が苦手なのにも関わらず、この魅力溢れる原作は、苦手の「に」の字もなくずーーーっと読み進めてきました。番外編から何から何まで全部大大大好き。先生の綺麗な画と、テンポのいい会話、ストーリーもキャラクターもとにかく大好き。

Xでは「きいちゃんおめでとう!」「羽山さんでしかない!」と最初に出たキービジュアルを見て周りの皆さんが盛り上がっている中、どうしてもどうしても、それを認めることも喜ぶこともできなくて「こんなに気持ちが向かないことは初めてだなぁ。観ないでおこう」と決心したのを今でも覚えています。(もう先ほどから葵汰君に蹴られても仕方ないことばかり言ってる。本当にごめんなさい)

夏野先生の繊細な絵で描かれる羽山麻水は2次元でしかありえないし、白崎由岐のあの何とも言い難く惹かれる感じ、目の煌めきも2次元でしかありえないと…あの内容は漫画ならではの良さだと、そんな風に感じていたかな、と思います。


キービジュアルが出た後、短いバージョンの予告編が出た…気がするのですが(見ないように見ないようにしていたので、何がどの順番で出たのか分かっていません。)そこでちょっと私の中の風向きが変わり始めました。


「楽しみだね、恋人役」

あれ…………

「楽しみだね、恋人役」

ん……?

何だろう…良い…
好き…かも

というのが始まりでした。

その引っ掛かりに素直になって、同じタイミングで出た【放送直前スペシャル】「25時、赤坂で」裏側メイキング、をなぜか勇気出して観てみよう!と思い、YouTubeを開きました。

1番最初に出てきたのが羽山麻水役の駒木根葵汰くんで、メイキングを撮っているスタッフさんに「駒木根さん」と言葉をかけられた葵汰くんが「おお!びっくりしたー。よろしくお願いします」と笑顔で奥に入っていくのですが、この時点で「ラジオで聞いてる感じとちょっと違う?かな…声が思ったより低いな…」みたいな感想を抱いていたと思います。この落ち着いた声の低さが素敵だなぁと。(あら?)

そして次に登場したのが白崎くん役の新原泰佑くん。
葵汰くんに「ありがとうございます、見に来てくださって…」と言葉をかけていたのですが、その後に葵汰くんが新原くんの舞台を見に行ったということが分かり「え?舞台見に行ったの?羽山さんみたいだな…」となぜか狼狽えました。(原作でも羽山さんは白崎くんの舞台を見に行っています。そのお話もまた良いんですよ!長くなるので割愛。偉い!)

そしてその後、葵汰くんの嘘に騙された新原くんが自己紹介をするんですけど、これがまた少年のようで。
最初の予告で引っかかった時にお二人の生年月日を調べたのですが(もうこんなことしてる時点で風向き逆になってる)まさかの同じ2000年生まれ。なのに全くそう見えない!
なんなんだこの少年のような人は!とかなりびっくりしたのを覚えています。
しかもそのあと、いよいよ撮影となってカメラの前に立とうと移動する新原くんが「お願いしまぁす」と言ったんです。

「お願いしまぁす」(こうでした。絶対小さい「ぁ」が入っていました。)

………………………………な、な、な、何この少年のような無垢な感じの人はーーーーーーーー!!!!!!

と衝撃で頭殴られました。

ここの新原くんが大好きで、今でもよく観ています。
というか、このメイキング自体大好きで今でもよく観ています。

その後無事にキービジュアルの撮影をしていくんですけど、喋ると100%ぎこちない感じなんですよね。2人が。それがくすぐったくて。でもカメラを向けられると空気が変わるのをドキドキして見ていた気がします。(あらら?)
(新原くんが倒れそうになると思った葵汰くんが手を差し伸べた?のを見て、あ、優しい?とまた葵汰くんに対する印象もこの時点で変わっています。)(とにかくどこまでも葵汰くんの印象が失礼な私です。ごめんなさい)

このメイキングの最後の方に、本読みをするキャストに軽くインタビューしているところが映るのですが、新原くんが「こわい」「こんなにグルグルしてる人も珍しい」ととても悩んでらっしゃる様子も映っていて。何だかその様子からとても目が離せなかったです。その時の気持ちはどういうものだったか今では分からないんですけど…

途中、新原くんの舞台に差し入れをした葵汰くんの話を新原くんがしているのですが、「やりづらいやりづらい」と照れている様子を見て「んー?やっぱりなんか良いなこの人」と…(あららら?)

葵汰くんの後ろから新原くんが抱きついてピースしているビジュアルを撮った後、新原くんがスタッフさんたちに向かって「沸いてらっしゃった」
って言う部分があるんです。
ここがなぜか私に刺さって…
少年のような感じの人なのに、言葉遣いがきちんとしていて、それが多分かなりの好印象だったんだと思います。基本的に根っこの部分がきちんとしているのが滲み出る人が好きなのかもしれません。それが垣間見えてしまって、この時点で何だか2人に対する印象がグングン上向く私。(あらららら?)

その後、夜中に白い看板の前で羽山と白崎としてのビジュアルで撮るお二人。新原くんのお顔に葵汰くんが触れようとしたら静電気が起きてしまい、もう一度立て直すまでのやり取りもなんだか見ていて「良いなぁ」と、この辺りはとても微笑ましく見ていました。

その後2人へのインタビューで、作品を大切に思ってくださってる感じがひしひしと伝わってきて、夏野先生も見に来てらっしゃるというのもわかって、その時点で「観ても大丈夫かもしれない…」と感じていたと思います。


このメイキングが出た後に、60秒のティーザーが出て、そこでも最初に流れたのは
「楽しみだね、恋人役」
だったんです。
もうそれに堪らなく惹かれている自分がいました。
もうだめだ…認めよう…この羽山さんに堕とされたって認めよう…

そこからはもうずっとずっと毎日のように先ほどのメイキングを観たり、予告やアップされる動画や写真を観てそれはそれは遠足に行く前日の子どものようにワクワクワクワクしていました。(あらららららー!)

メイキングを観れば観るほど、葵汰君と新原君がステキな俳優さんだということが心に染み入ってきて、「この二人の羽山と白崎が観たい!」とすっかり二人のことが大好きになっていました。(あららららららー!!)

何というか、俳優さん本人を好きになってからドラマを観ると沼りやすい、というのは以前にやっていた「みなと商事コインランドリー」で自覚はしていたんですが、この作品もそうなったか…と自分をふり返ったりもしていました。

4月15日に配信された記者会見も、めちゃくちゃに待機して視聴して、4人の緊張感に「なんかわからないけど自分にとってすごいドラマになりそう」という勝手な予感だけはあった気がします。

そうして楽しみに楽しみに待って、前日などは緊張しすぎておかしいポストをしていた気がします(笑)
これは初めての体験。ここまで緊張するとは思っていませんでした。予告が出てからずーっと高いテンションで楽しみにしていたと思います。

そうしてやってきた4月19日木曜、深夜25時。(この時は完全にTVerで視聴していたので)一話を観たのは寝室でした。
30分後、「なんかすごいもの観た!!!」という感覚のまま、眠りにつこうとしたんです。
でも何分経っても何十分経っても興奮が引かずに眠れなくて。多分1時間くらい粘っていたと思います。眠ろうと必死に。
時間ばかり過ぎていく中で思い浮かんだのが、
「頭の中のこの感覚を吐き出してしまえば眠れるかもしれない」というものでした。
最初はふせったーに書き綴っていた気がしますが、なんだかもどかしくて、そういえばnoteに登録していたな…と思い立って、ずっと読むために登録していたnoteに初めて投稿するに至りました。
しかも真面目に一回しか観ていないというのに。最初から最後まで一回だけ観たあの映像が浮かんで言葉が浮かんでとにかく早く書き出して、そして寝ないと…!と。
そうして書き上げたのがあの脳直の1話感想です。

先日「あの感想を読んで、ドラマを観続けて沼りました」というなんともびっくりなコメントをいただいて、久しぶりに1話の感想を見直したのですが(結構な苦行)まーびっくりするほど興奮してる(笑)
それはもうおかしいほどに(笑)
あれを書き終えたのが、5時くらいだったと思います(笑)

もうすごい衝撃だったんですよね。なんだこのドラマ!めちゃくちゃ良すぎる!って。最初の入りが「観たくない」だったから余計ですよね。観て良かった。本当に良かった。今では心底そう思います。

あのティーザーの最初に、
「楽しみだね、恋人役」
をもってきてくださったスタッフの方にはいまだに大きな感謝を捧げています、心の中で。

もちろんこのセリフをこんなにも魅力的に発してくださった葵汰くんありがとう。あのセリフを聞かなければ多分最初から観ていなかったと思います。ホントにありがとう。葵汰君の演技が1話で大好きになったの、今でも覚えてます。

そしてその少年のような魅力で心をつかんでくれた新原君にも。あんなに悩んだ姿を見せてくれた後に、あんなにちゃんと「へんないきもの」として存在してくれてありがとう。1話から原作の白崎のように目がキラキラとしていたことに驚いたことを今でも覚えてます。

2人とも、想像以上の羽山と白崎でただただ感動していたあの夜に、しっかりと沼りました。

そこからはもう、毎週を楽しみにして、ありとあらゆる記事を読み(めんどくさがりの私がこれができたのは自分でもすごいと思う)グッズ欲がないのにグッズも買って、そうして今に至ります。

そうしてびっくりするほどこの作品を愛してしまっています。

こんな長文をしたためてしまう位に。

色んな人の色んなきっかけがあってこの作品をみんなが楽しんだと思うんですが、私のきっかけはこんな感じでした。
とりとめないですが(いつも。それはいつも)やっぱりこのドラマについて書くとどうしても長くなってしまいますね。
祈っていてもだめでした(笑)

でもね、まだまだ好きでい続けたいです。
色んなことを感じていきたいです。
ありがとうと感謝を伝えていきたいです。

こんなにも感情を揺り動かされる作品に出会えたことを本当に感謝しています。
ありがとうございます。
どうかこの感動をまた、味わえますように……








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