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「童子」12月号

夜濯ぎを繰り返したる野良着かな
売れぬ土地ばかり遺りて法師蟬
寝入る子の顔のまはりの残暑かな
秋麗や少し焦げたる焼団子
如月真菜選/花童子

十六夜の駄々捏ねる声甲高き/自選欄

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