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「この日記にはブルーアーカイブのネタバレが含まれます。」2023年11月22日の日記

  • 大学図書館で本を借りていたのだが、返却期限を忘れていたのでペナルティをくらった。24日まで借りられない。思ったより軽いですね。

ブルーアーカイブ新章きたぞおおおおお!


  • いやああああああああああ!面白かった!ユカリ……お前、主人公だったよ……


  • 苦しいほどアヤメが好きなナグサ。その位置に胡坐をかき続けていたからこそ、いざ自分の番になった時に、アヤメの代わりにはなれないと吐露するシーン。

  • 上の伏字は後でわかることだが、本文はあくまできっかけであり、本質は伏字の部分。


失望されたくない。


  • だからナグサは半年も行方を眩ませたし、証も返却した。気丈に見えていたナグサはどこまでも虚飾に飾られていて、「コスプレイヤー」という自称は、自分を戒めるために最も適した蔑称へとなっていた。

  • 特異現象捜査部(ヴェリタス)の明星ヒマリと御陵ナグサは、その容姿やどことなく漂う「おもしれー女」感から、前編まではよく比較されていた。


  • しかし後編になり、ナグサの本質が見えてくると、この二人は、むしろ対称の位置にいるくらい遠いと感じる。

  • ナグサは己の「嘘」を隠すためにあえて気丈に振る舞うのに対し、ヒマリはその絶対的な自信から来る「本心」で変な自称を使っている。これは自分の立場に責任を持てているかに直結すると思う。

  • 責任といえば、ブルーアーカイブでは、度々命題のように「責任を負うものについて、話したことがありましたね」というフレーズが出てくる。

責任を負う者について、話したことがありましたね。
あの時の私にはわかりませんでしたが……。
今なら理解できます。
大人としての、責任と義務。
そして、その延長線上にあった、あなたの選択。
それが意味する心延えも。

最終編第3章「アトラ・ハシースの箱舟占領戦」11話「はじまりの物語」
  • まだ味がするし、目から鱗と大粒の涙を出させた最終編。ここでも言及されている。

  • キヴォトスでは学園都市という性質上、学生の身でありながら大きな責任を持つキャラクターが多く登場する。インフラを維持する管理職についたり、学園の秩序を守るために奔走する委員会に所属したり、生徒会として一つの学園(国のような意味合いが強い)をまとめ上げるリーダーになったりと、下手したら現代社会で大人が生きるよりも重い責任を私たちよりも年下の生徒が請け負っている状態だ。

  • 今回ではナグサの他に、陰陽部のニヤがその立場になる。


なぜかカホばかり頼られていた気がするが……
  • ニヤはこの時、自身の選択のミスを反省し、過去を振り返るばかりで、現在を見れていなかった。結果、カホにばかり要請が集まり、ニヤは力になれていなかった。

  • このあとチセにデコピンされて、ようやく普段のニヤに戻ったが、糸目キャラにしては珍しく、どこの自治区よりも責任を重く受け止めている描写が印象的だった。ニヤゼミになりそう。


  • キキョウがナグサを説得するシーン。誰よりもナグサを信頼していたが故に、反転アンチになりかけていたキキョウだったが、放送に映し出されたユカリを見て、自らの選択を悔やんだのだろう。これは説得というより、泣き落としに近い。ナグサがアヤメに感じていたように、キキョウもナグサに対して、尊敬と劣等感を感じていたことがよく伝わる。自分では力不足だと。証を扱えないと。この場でナグサに頼るしかないことが、誰よりも悔しかったに違いない。


良い笑顔の手前ちゃんこと箭吹シュロ。これが4.5PVにあった時から、面白い話が来ることを予感し、この時をずっと待っていた。かわいい。


  • 今回明かされた新しいスチル。ナグサが責任を受け止め、委員長としてシュロの前に立ち上がったシーン。ここまで散々シュロに煽られ、けなされ、尊厳を折られたのに、まだ立ち上がる姿は、百花繚乱最強の生徒とは到底思えないほど、弱々しかった。

  • だが、こうも思ったはずだ。「誰よりも強い」と。戦力的な意味じゃない。かつてボコボコにされ、親友ですら負けた花鳥風月部に対して、責任を背負い、戦う。それは紛れもなく、リーダーの証。百花繚乱紛争調停委員会はここから再起するんだと思わせられる。そんな胸熱シーンだった。


通常時のご尊顔も載せとこ。かわいい。
  • 今回裏テーマとなっていたのは

「ウソ」


  • 嘘をつくとはどういうことなのか、他人を想う嘘は、果たして本当の優しさと言えるのだろうか。

  • 隠しておきたいことなんて山ほどある。少しでも自分をよく見せたい。または、これ以上悪くしたくない。そう思うのは当然のことだ。私も自分の性癖は、大っぴらに言えないもののほうが本質に近い。それは、それを友人に伝えると、もれなくドン引きされるからだ。これ以上関係を悪くするのはよくない。

  • ナグサは最後に「委員長としての御陵ナグサを演じる」と言った。それでいいと思う。その嘘は、いつか本物になると思うから。


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