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2023/02/18雑記

先日、散歩中の中型犬がすれ違った僕を見て便意を催していました。

バレンタインの余韻も残る相変わらずの殺伐Days、皆様いかがお過ごしでしょうか。

貴方の恋のサポーター、篠岡ヘイゴです。

お馴染みのだらしねぇ更新頻度ではありますが、近況報告にも鮮度があるので毎度ながらぼちぼち書いていこうと思います。

『趣味ラジオが終わりました』

2019年から友人と続けてきた趣味ラジオを先日終わりにしました。

好きな酒から安直に「不屈のハイボール」と名付けたこの番組(?)は、ノリで始めた悪ふざけの割に僕の想像を超えて広がり、ドル現場のヲタ友コミュニティ構築にだいぶ寄与してくれたので我ながら感謝しています。

終わらせた理由としてハッキリしたものはないですが、そもそも2020年以降はご時世的に思うように更新ができず歯痒い思いをしてきました。

そこからコンテンツ的にグダついたりもしたので、これまで作ってきたものに今後も縋り続けるより、一回終わらせた方が新しく面白いことができるかも!という思い付きというか、ほぼ直感で決めました。

特に最近は年単位で更新が空いていたので、固定リスナー約3名という超低空飛行を誇る微粒子コンテンツながら「いたずらに期待を煽りながら延命を続けるより、潔く全力で終わらせるほうが送り手として誠意がある」という、自分がこれまで受け手として感じてきたちっぽけな美学をいっちょ前に通した形になります。

もちろん足掛け4年近く僕の悪ふざけに付き合ってくれた相方(恥っずい呼び方!)含め、ゲストとして出てくれた友人達やこれまで一秒でも聞いてくれた愛すべき暇人の皆様にはとめどなく感謝しとります。いやホントに。

そしていざ終わった今、完全趣味コンテンツながら他人に聞かせる前提のラジオを作ってみて思うのは「会話は話すより聞く方が案外難しい」ってことと、「笑いはその人に合うユーモアを発揮した時に起こりやすい」という二点でした。

前者に関しては上記ラジオの開始当初、イキった深夜ラジオヲタク2人が受け売りのテクニックだけを武器に両者自分がやりたいように振舞ったら何一つ嚙み合わなかったという、アラサーとアラフォーが文化祭の大学生みたいなことを地でやってしまった苦い思い出が根本にあります。

それから少しして上手くいかないパワープレイをやめ、互いに相手の話をちゃんと聞いて広げるようになってから、徐々に会話がトークとして成立し始めたので、「喋る」という行為のベースには「聞く」があることを改めて感じました。

そして後者はお笑い芸人さんがよく言う「人(ニン)」的な話で、やはりその人の持って生まれた外見や声色や性格など、全てをひっくるめた人柄に合ったことをしているかどうかで、コンテンツ的な見やすさや聞きやすさが大幅に変わるということを肌で感じました。

その点、変なとこシャイで気持ちを表情や言動に出すのが苦手な僕は圧倒的に裏方気質で、いわゆる「主役」ポジションの立ち振る舞いが全然似合わなかった一方、逆に声と感情が常にデカイ相方はテクニカルな小技が使えない反面、派手な役まわりを任せると見事にこなしてくれる頼もしさを発揮してくれました。

この辺、特に若い頃とかは自分にないものばかり追い求めて苦しんでしまうこともあるかもだけど、そこそこ老いてきた今は「人間なんか大勢いるんだから向いてる奴が向いてることやりゃ良くね?」という気楽なマインドを持てるようになってきました。

もっといえば「向いてるからしゃーなしでやること」と「向いてないけど好きだから執着すること」の線引きが上手くなれば、今より多少生きやすくなるのでは?と生意気なことも思います。

そんなことに気付かせてくれた、素敵でキラキラした無駄な時間でした。

まぁそのうちまた近いことやります。

これは宣言というより言霊込みの願望ですが、言うだけならタダなので。あしからず。

『偏愛に形式とかいらないね、って話』

昨秋、メンタル崩して人生で初めてカウンセリングを受けたんですが、その時担当の先生に言われたことで印象深いものがあります。

それが「すべての感情には意味がある」という一言でした。

というのも自分はこれまで「怒り」という感情との付き合い方が下手で、そもそも他人に分かる形で怒ってる人は全員サムいと思っており、そういう人からはなるべく距離をとって生きてきたし、自分もなるべく何かに対して怒りの感情を持ちたくないと思ってきました。

けれどカウンセリングの際、職場で理不尽な光景に立ち会ってモヤった話をしたところ、上記の一言をもらってとても救われたのを覚えています。

思えばこれまで自分が何かにイラついた時は「自分の寛容さが足りない」「自分が怒る必要のないことに無駄に気を取られた」と無意識に感情に蓋をするような発想で生きてきたので、今回、自分の中に湧いた感情はすべて否定せず素直に受け入れていいのだと教えられてだいぶラクになりました。

(ちなみにそこからずっとメンタルは安定しているのでご安心ください)

で、その経験から「怒り」という感情を肯定的に捉えようと思うようになり、「怒り」をエンタメとして昇華しているものってなんだろう?と考えた結果、音楽ジャンルとしてのロックに改めて興味を持ちました。

その流れで出会ったのが芸人の永野さんのYouTubeチャンネルで、そこから書籍も買って読みました。

なんというか、音楽を評する際に音楽的な知識を用いず、ただ個人的な偏愛を軸に語っている永野さんの喋り口がすごく好きで引き込まれたんです。

そもそも僕は過去まともに洋楽を聞いてこなかったので、永野さんが話していることを聞いても全然チンプンカンプンなんですが、色んなバンドの色んな音楽を出会った当時の自身の境遇や心境と照らし合わせて語る、かなり感情論寄りのロック評がすごく好きで、自分自身の恥ずかしさや格好悪さをさらけ出しながら「でもそんな自分を救ってくれたのがこの音楽だった」と言い切る熱量のある偏愛が眩しく見えました。

自分もネットで好きなエンタメや有名人を褒める文章を書く際に、変に格好つけて知ったかぶった技術論を振りかざしてしまうことが時々あるんですが、そもそも偏愛に形式は必要ないし「他人はどうだか知らないけど、俺はコレに救われた」と大声で叫ぶことが何より説得力ある褒め言葉になるのだと教えられた気がしました。

そんな貴重なマイブーム期間はまだもうちょっと続きそうです。

※「カート・コバーンは虹コンの楽曲(ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド)のセリフパートで聞いたことある名前」ぐらいしかロック知識のなかった僕です。

『お笑いのアレコレ』

既に文字数がパンパパン♪なので最近追ってるコンテンツを箇条書きでザザっと。

・永田敬介「散歩喋り」

→永田さんが録画した散歩動画を見つつ後乗せの喋りを聞く動画。情報量の多さがちょうどよくてぼーっと見ながら癒される。着眼点の鋭い人が街の風景を見て何を思っているかを知れる地味に画期的な試み。リンク動画の4分頃からの「小宮公園案内図このウラ」の話が本当に好き。


・Zidolセカンドシーズン

吉本の大阪NSC33期生6名によるアイドル企画「Zidol」のセカンドシーズン予告が出てウレションが華厳の滝。ただ本来もっとアホ面で見るコンテンツながら、この春からメンバーの大半が活動拠点を東京に移すこともあり謎にエモい展開の今。さんざん匂わせてきた合宿も蓋開けたら吉本本社だったけど、そんな肩透かし感もなんか好き。ちなみに稲田さん推しです。


・ぱーてぃーちゃんの絆Night ふぃーばー

普段はチャラついてるのにリスナーからの相談回で凄く真面目に良いこと言ってたので更に好きになった回。既に知名度や人気は得たはずなのにネタで評価されることに貪欲であり続けられるのがカッコいい。信子さんのド派手な誘い笑いと、実は大喜利が強いきょんちぃと、一人だけ座王に呼んでもらえないすがちゃんの不憫さが好き。毎週金曜更新。

・鈴子チャンネル

オドるキネマ解散のショックを引きずりつつ、鈴木バイダンさんの友人の鈴子さんの動画を最近よく見るようになった。オネェの変拍子なキレ方の完成度と恋愛相談に対する切れ味鋭いアンサーが好き。一旦タバコ吸うねぇ~。

2/5(日)コミッキュオン対バン

ここからは2月のアイドルヲタク活動を振り返ります。

ちなみに推しメンのすみちゃん(※)に『noteにコミッキュオンのこと書いてくれてありがとう!』と言われたのでこうして味を占めてまた書いているヲタクは僕です。

(※コミッキュオンの松永すみなちゃんのことです)

この日は日曜の早い時間に対バンがあったのでいそいそと準備して出っ発(でっぱつ)。

会場の新宿に向かう電車内でスマホを見ると、つい数日前に買ったすみちゃんのオンファイが届いてたので、「書くの速っ!」と感動しながら開いたら書き出しが『最近会えてないね』だったので脳内DJは即『悲しい色やね』をプレイ。

思えば前回会ったのは年明け直後だったので約一カ月ぶりとかだった。そりゃそうよ。

すこしして到着。久々のMarzの位置取りに苦戦するヲタク。

新曲『かくりつなんぱーせんと』をようやく初めて聞けてn回目の思春期顔になる。

ぼく(おじさん)の心のやらかい場所を今でもまだしめつける良曲だと確認してから「次はもっといい位置で観たるからな!」と決意を固める。

なんてったって歌い出しが推しメンのすみちゃんなんでね!(媚び)

ライブ後は相も変わらず特典会でヌルい接触をして劇終。

そして接触頻度低すぎて来世まで一現場フレンズだと思っていた“るなピス(四宮るなちゃん)”がシレっと名前覚えてくれてて「ヲタク 認知に感動」になる。

また花咲みゆちゃんについては良い子すぎて逆にワガママな一面が見たいというヒネた欲が湧いてきたので、最近発覚してきた食いしん坊キャラと掛けて、食べたい料理が出てくるまで悪態をつき続けるコント「海原ミユ山」をやって欲しいなと思った(そんなコントはない)

2/5(日)ハロカスとハロショへ

上記対バンの後はハロカス友達から連絡があったのでハロショで落ち合うべく秋葉原へ。

自分から声かけといて具体的な時間も場所も提案してこないハロカスへの感情にリンクするつんく歌詞を探していたらあっという間に現着。

店内でヌルっと合流したハロカスとともに、秋葉原といいながら末広町にあったり、グッズショップを謳いながら商品の8割が生写真というツッコミ所満載のウチらの地元を数カ月ぶりに巡回する。

物色の1周目、品定めの2周目、確定の3周目という流れで都合3周を要してタッケェ生写真を購入。

なお熱心なかえでぃーヲタであったハロカスは彼女が卒業した今、これからの娘。の推しメンを誰にしようか悩んでいるという話の中で、『できればストーリーを大事にして決めたい』という旨の発言をしていたので、(MV一撃で西〇汐里に落ちたりリリイベ一発で田代す〇れの犬になったお前が?)と思いながら「そうだね」と返しておいた。

2/8(水)コミッキュオン不定期公演

値千金の退勤(未来の早口言葉)が叶ったのでコミッキュオンの平日主催ライブへ。

3組中2組目の出番で会場入りしたところ、1組目に出たグループ(※過去にヘイゴが灰になるほど推した箱のPが作った新グル)がMCで現金巻き上げ芸を披露して軽スベりしたという話を後で知り合いから聞いて「(それ2017年からスベってるじゃん…)」と青白い気持ちになったのはまた別のお話。

2組目のフューチャーサイダーさんの溌剌としたステージを大堀恵の笑顔で「元気ねぇ~」と見守ったのち、3組目にコミッキュオンが登場。

決められた尺で外向けのステージングが求められる対バンと違い、半ばホームで自由度の高い場だからこそ生まれる独特の緊張感の中、いよいよ揃ってきた楽曲や個々に伸びてきたスキルに裏付けされた自信を感じるライブを堪能した。

また曲が増えることで相対的に短くなりがちなMCも依然として蔑ろにせず、一方的な発信じゃなく相互にコミュニケーションを取りながら客席と温度感を合わせるメンバーを見ながら、細かいところまで丁寧だなと感じた。

アイドルライブがプリキュアだとしたら、ライブが戦闘シーンでMCが日常パートだと思うので、こういうキメたカッコ良さと自然体の可愛らしさのバランスを取りながらより応援したくなる魅せ方の工夫を感じさせる構成を見て(やっぱ流石だなぁ~)と運営さんの手腕に感心した。

そしてライブ終盤では事前の告知通り「大切なお知らせ(うれしいやつ)」があったのだけど、ワンマンライブまでは予想していたものの、このタイミングでの新メン追加はまったくの寝耳に水で驚いた。

ただ極論メンバー増やしたら比例してヲタクも増やさないと運営の財布もメンのメンタルもグラつくので、色々後戻りできなくなるという意味では「あとはもう売れるしかない」という背水の陣的な意味合いは感じた。

この辺、ひと昔前なら「なるべく固定メンバーでずっと続くのが好ましい」という雰囲気が漠然とあったかもしれないけど、10年代と比べて結成も解散も増員も脱退もすべてのペースが速くなっている今では、逆に固定的でいることがリスクになる気もする。

むしろ「固定メンバーで続けていきます!」的な空気感をウリにしていたグループが突如メンバーの脱退を発表した時のヲタの衝撃はデカイので、仮にそういった「固定メンの雰囲気」を最初に崩す動きとして「悲しいマイナス1」が出てしまう前に「嬉しいプラス1」を取る方が長期的に見たファンのメンタルケア的にも好手だなと感じた。

あとは肝心の新メンの人物像について邪推を巡らせるとおそらく人数は1人で、もし最初から構想にあったものの5人と同タイミングで初期メンとしてデビューさせず、あえて途中合流させたとしたら、過去にアイドル歴のあるセカンドキャリアの人じゃないかなと予想している。

5人よりスキルも認知度も高い人を同時に初期メンにすることで、ライブのまとまりやグループの良い意味での初々しさを損なうことを避けた結果、ライブの地盤が固まってきたこのタイミングでブースト役として途中合流させる選択肢を取ったとしたらすごく自然な気がするんですが運営さんどうでしょうか?(熱い私信)

まぁなんにせよエンタメはこの「これからどうなるんだろう?」と予想してワクワクしている時間が醍醐味なので、こういう楽しいクイズと答え合わせとの合間に色んな想像を掻き立てるのが面白いヲタ活の秘訣な気もします。

ちなみに1stワンマン開催の発表MCの際、涙で声を詰まらせながら「この5人での最初で最後のワンマンライブです…」と言った花咲みゆちゃんを見て、勝手に“意味合い”を邪推したヲタクが寿命を縮ませた事件が水面下であったので、アイドルさんはどうかヲタクの心拍に配慮したMCの徹底をよろしくお願いいたします。

2/10(金)アユスク無銭ワンマン

2/10退勤後は急いでタクって大塚にバビュンしてアユスク無銭ワンマンへ。

(※カメコさんお写真お借りしました(最敬礼))
(※当日は撮影禁止だったので写真は別日のものです)

ファン投票による人気楽曲TOP10がそのままセトリになる本ライブでは、いわゆる10連単予想を全て的中させた方に札束風呂級のチェキ券(※10枚)を贈呈する企画があり鼻息を荒げて参加したものの、見事に一曲目からハズしたうえ最終的な当選者も0人で終わったので「まぁそうなるわな」とこち亀のオチみたいな顔になりました。

なお肝心のライブはやっぱり素敵で、スキルの地盤があるからこそテイストの異なる各楽曲の個性がそれぞれに際立ってるなと思いながら口半開き地蔵で見てました。

なお自分は昨年末頃から通い始めた新参なので、この日で活動歴4.5周年(中途半端ッ!)を数えるアユスクのファン文化における、各楽曲が持つ色や意味合い等、言葉に起こしてネットに書けない肌感覚的な評価については全くもって知り得ないのですが、ランキングの順位や「(曲名A)やるようになってから湧き曲の鉄板枠が(曲名B)から(曲名A)に変わったよな」みたいな特典会中のヲタさん会話の盗み聞き(おい)を通して色んなことが知れた良き日でした。

ついでに言えば、これだけ良いライブをしているのだから、もっと大きなステージでもっと多くのお客さんの前で披露していてもいいのになぁ、という思いも正直ありました。

もちろんライブアイドルシーンにおける「良いライブをしてるからって必ず売れる訳じゃない」というある種の残酷さはこれまで嫌ってほど味わってきたけど、それでも売れるなら中途半端なライブをやっているグループよりは良いライブをやってるグループであって欲しいなと思います。

加えて言えば、もはや呪文のように思考停止で言ってしまいがちな「売れる」という言葉についても、その定義は固定的じゃなくていいと思ってるし、仮にグループが大規模化していく中で今自分が感じている良さの形が変わってしまうのなら、極端な話「売れなくてもいい」とすら思っています。

ただ「自分が良いと感じるライブをもっと大きい箱で観たい」というヲタクのエゴをもっともらしく通す為に、さも相手を第一に想っているかのように「好きだから売れて欲しい」みたいな耳触りの良い言い回しを使っているのかもしれません。

なので、正直ライブ以外の部分(特典会とかネット戦略とか)について少なからず不器用さを感じるアユスク㌠ですが、一方でライブの説得力を軸にファンに対する誠実さは強く感じてもいるので、さして現場行かず大して物販に金も落とさない癖に、こうしてネットでダラダラ長文書く面倒なヲタクではありますが、着地の結論としては(なるべく演者とファン全体が幸せになる方向で)売れて欲しいなぁと思っている次第です。

ちなみにこの日は優先チケ特典で貰ったチェキ会用のファストパスなるものを人生で初めて使ったのですが、ズラッと並んだヲタ列を一気に抜かすようで申し訳なさも感じつつ、現場ヲタの分母が減っている今、ライブ中の前方保証以外でも旨みを作って優先チケの価値を高める手段としてはすごく合理的だと思いました。

ただ一般より値段の高い優先チケを「VIPチケ」などと称するのは、それ以外のチケで入ってるお客さんの気持ちを軽んじるようなニュアンスを感じるので、あくまで一般チケットにプラスアルファの特典がついた「優先チケ」という呼び方がいいのでは、みたいなことも思いました。

…ってコレ何の話ですかね?

まーた長くなっちゃったね。終わろ終わろ。

さいごに

結局言いたいことは下記です。

【求】「読んだよ!」のいいね
【譲】ありがとう

相変わらず脚は短いのに文章は長いね。お疲れさまでした。


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