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2023/01/03雑記

【はじめに】

明けたわね。篠岡ヘイゴです。

毎度ながら直近で起きたこと・思ったことをダラダラ書いていきます。

お時間許す範囲で目についた項目から読んでもらえたら幸いです。


「メロンソーダと違和感」の話

何への反抗か分からないが、僕には急に幼稚な行動を取りたくなる時がある。

その代表例が「なるべく頭の悪そうな炭酸飲料を飲む」というもの。

個人的には虫が寄って来そうな配色のパッケージだったり、健康を度外視した原材料欄だったり、豪快な客層をイメージしてそうな安くてデカいペットボトル商品だったりするとポイントが高い。

なんというか、世の中の複雑な事情やしがらみから切り離され、ひたすら自由に見える「頭の悪そうな炭酸飲料」の出で立ちに、窮屈な現代に立ち向かうロックさを感じているのかもしれない。

かくして先日も上記の発作(?)があり、外出中にフラっと目についたコンビニに入った。

商品棚を物色するとメロンソーダがあったので即購入。

やはり「頭の悪そうな炭酸飲料」界でもメロンソーダは絶対的な実力者なので何の迷いもなかった。

ただクリームソーダまで行くと、わざとバカっぽく見られようとしているような打算やあざとさを感じてしまうので、あくまでメロンソーダが丁度いい。

そしてコンビニを出て早速開栓し一口飲むと、ある事に気付く。

そう、このメロンソーダ、微かにメロンの風味がするのだ。

(やられた…)そう思いパッケージをよく見ると「贅沢~」とか「プレミアム~」の文字が。

いわくこの商品、「ちゃんとメロン風味を追求してまっせ!」というのが一つのウリだったようだが、僕から言わせればメロンソーダが真面目にメロンの風味を追求してどうするというのか。

真っ当にメロンの風味を味わいたい奴ならメロンソーダやメロンパンといった無駄な寄り道はせずストレートで本物のメロンに向かうだろう。

そもそもメロンソーダというネーミングは「緑色の着色料を混ぜた甘くて不健康な炭酸ジュース」という身も蓋もない素性を隠すためのポップな隠れ蓑でしかなく、ホントにメロンの風味を期待して買うヤツなんかいるわけがない(※著者の偏見です)

にも関わらず挑発的にもメロンの風味をさせてきたこのメロンソーダに感じた違和感を通して、日頃自分がいかにメロンソーダに“雑さ“を期待していたかを再確認した。

と同時に、このように世の中には求められない真面目さがある一方で、愛される雑さもあるのだと感じ、今年は僕も良い意味で雑に生きていこうと思った(何の話?)

「M-1振り返り」の話

時期的に遅くなったが、知った口でM-1の私的振り返りをば。

まず敗者復活では推しの『マユリカ』、会場ウケが今日イチに見えた『令和ロマン』、次代のスターになってほしい『ケビンス』に投票するも、結果は大方の予想通り『オズワルド』が勝利。

この点、知名度による有利不利問題はお笑い好きプロデューサー・TPさんの記事にあるように、敗者復活戦までに築いた知名度も本人たちの努力による資産だと思うのでとやかく言う気はないし、ただただ3年連続で決勝に進んだ『オズワルド』を見事だと称賛するほかない。

なお本戦では真空ジェシカが良い意味で大衆に寄せ過ぎず、そのままのスタイルでより洗練されていたのが嬉しかったり、どの順番でもインパクトを残せるヨネダ2000の肝の座った立ち振る舞いが印象的だった。

また、かつては大御所レジェンドが多数を占めた審査員席が年々若いメンバーに刷新されてきたこともり、以前の「しゃべくり漫才至上主義」的な空気がだいぶ薄れてきて、『男性ブランコ』や『ロングコートダディ』のようなコント師による漫才コントが受け入れられやすくなってきた変化を感じた。

そして最終決戦の3組は実力伯仲な分、ほぼ運と相性で決まるジャンケン状態だったので、その中で幸運にも今年のM-1に客側が求めたものとネタの方向性が合致したウエストランドが一歩抜きんでて優勝したように見えた。

特にM-1とR-1を比較してこき下ろすディスは、これまで劇場の平場でも散々擦り倒してきた井口さんの心の叫びだったと思うので、それをよりにもよって当のM-1の最終決戦で言っちゃうことの面白さとカッコよさに心酔した。

ことプロが扱う悪口は単に人を傷つけるだけじゃなく、お互いに「ちゃんとしなきゃ」と人間のハードルを下げづらくなっている現代社会において、「そもそも人間なんてそんなに立派なもんじゃないよ」と一笑に付して皆の肩の荷を下ろしてくれるガス抜き的な役割もあると思う。

なので、その年に国民がもっとも支持したお笑いの形を決めるM-1で、そんな「毒」が頂点に立ったことが底意地の悪い僕的には痛快で嬉しかった。

そして気が早いが来年決勝に進んで欲しい10組を挙げるとこの辺り。

『マユリカ』…単純に大好き。2人とも色々と器用。

『ケビンス』…第二のオードリーになれそうなコンビ相性の良さ。

『令和ロマン』…個人的に今大会の裏MVP。関東版の霜降り明星になれそうな若きスター性。

『カナメストーン』…ひたすら眩しい2つの太陽。

『エバース』…熱量のパワーバランスとツッコミ町田さんのボケへの寄り添い方が好き。

『インテイク』…卑屈と偏屈の切れ味が最高。

『人間横丁』…ずっと聞いていたいお喋り。

『ぱーてぃーちゃん』…キャラ芸っぽく見せつつ実はネタへの熱量が高いのが好き。

『十億円』…金属バットの仇を取って欲しい。

『紅しょうが』…年々進化する女流漫才のカッコ良さ。

「年末年始の過ごし方」の話

年末の数日を大晦日から振り返ってみる。ので、本当に暇な人だけ読んで欲しい。

12月31日は昼にクロスノエシスのライブを観に渋谷のnestへ。

しかし開演ギリに着いたらパンパンでヲタクの後頭部しか見えず。まぁそんな日もある。

そして特典会に移るも(なんかやたら緊張するなぁ~)と思ってよくよく考えたらクロノス現場に来るのは約半年ぶりだった。うへぇ。

言うまでもなく特典会はアイドル・ヲタクどちらか一方の過度な緊張が相手に伝染してテンポが乱れるJAZZなので、案の定、高嶋弟より申し訳ございません顔で列に並んだ僕にグッドコミュニケーションの道はなく、久々に会った親戚とのやりとり的なアウトボクシングで間合いを測る会話だけして終わった。まぁそんな日もある。

とりあえず推しのLAKEちゃんが相変わらず元気そうだったので全部OKです。

その後ダラダラしてから夕方頃に帰宅し、ひたすら紅白見ながら残り僅かな2022年を怠惰に消化するムーブへ。

ツイッターと平行して紅白見てたら気づくと年越しまで他のチャンネルに回した時間がほぼなかった。年々『笑ってはいけない~』の偉大さを思い知る年の瀬。

また思えば久々にちゃんと観た紅白は、その年に国民が愛した「人・モノ・コト」に溢れており、「皆が良いと思うものを皆で一緒に良いと思うことが素晴らしい」みたいな日本お得意のヌルい同調圧力を感じてダルかった。

ただ、逆に言えばそういう同調圧力があるおかげで人が集まってビジネスとして成り立っているエンタメやカルチャーもあるだろうし、そこから巡って自分が知らないうちに恩恵を受けている部分もきっとあるはずなので、ツイッターの数いいねの為だけに斜めに見てディスを吐くようなことはしない方がいいのだろうなと思った。

そんなことを思いながら終始ツイッターの数いいねの為だけに斜めに見てディスを吐いていた。

そんなこんなでボヤボヤしてるうちに年越し。

僕は持ち前の「時節やイベントに巻き込まれて何らかの行動を強制されるのが癪」というそりゃ友達いねぇわムーブで華麗に蕎麦をスルーして、相も変わらずジャニコンやCDTVやお笑いと各チャンネルを転々としながら怠惰を貪った。

なお最近は年々やる気のあるバラエティ番組(出演者が多く賑やかで「オモロイでっせー!」みたいな空気感)がしんどくなってきたので、あちこちオードリーみたいな居酒屋でただ雑談をしているような雰囲気に癒される。

その後、明朝4時台のノイミーちゃん地上波出演を見守ってから厳かに寝落ち。

もしやと思って見ていたがやっぱりナガタコさん(※現在活休中の推しメン永田詩央里さん)の姿はそこにはなかった。この海は地獄だ。

明けて元旦、初日の出を見逃した悔しさを埋めるように滑り込みで朝マックへ。

提供時間内に店について注文できるとミッションをクリアしたようで嬉しい。これも一つの幼稚行動。

夜は配信を買った『マヂカルラブリーno寄席』を見て大腸が裏返るくらい笑った。

とうとう野次から妨害に発展した『ザ・ギース』の出番や、永野さんのもう誰にも好かれる気がない全方位への毒づき方が最高だった。

そんで2日。コミッキュオンが3/5人インフルのため急遽2人体制でライブに出るという告知が大晦日に出ていたので「令和のインフル工房じゃん!」と思い慌てて見に行ってきた。

(こういうピンチの日に駆けつければ通常現場5回分は推しメンの好感度稼げるな…)というスレたヲタクの下心はおくびにも出さず、さも善良オジの顔つきでイモくペンラを振って応援した。

なおライブの感想について書くとここまでのネタ文体が一気にキャラ崩壊するので、機会があれば別記事にでもまとめたい。

ただ一言いえば、誰もが休んでいる年始に懸命に準備をして、逆境に腐ることなく今できることを精一杯やりきった推しメンの姿はとても立派だった。

ワンマンなどベストコンディションのパフォーマンスはもちろんのこと、こういうピンチを乗り越える瞬間に立ち会うために自分はまだヲタク続けているのかもな…みたいなことを思いました。(作文?)

次いで3日。

「パフェと正月休みには終わりがくる」という現実に恐怖しながら日常を再開する準備をしつつこの駄文を打ち込んでいる。

以上、振り返り終わり。

「アカウント名」の話

このnoteでは折に触れて書いてきたが、約10年近く使ってきたツイッターのハンドルネームを昨2022年の6月に変え、アカウントも新設した。

まぁ一般人の垢替えなんてどこにでもある話なのだけど、それでも個人的には地味に大きな変化だった。

特に旧垢の「チェる・ゲバラ」時代に知り合ってくれたヲタ友さん方にはいまだに現場で会う度に『ゲバラさ…あ、名前変えたんでしたっけ?w』と言われ、「面倒かけてすみません(汗」というやりとりが発生する。

ただ垢を作り直した当時は「フォロー関係を整理したい」という他に「ネット上の人格ごと一旦変えたい」と思うぐらい、漠然ながら『変化をつけること』の必要性を感じていた時期でもあったので、それはそれで良かったのかなと思う。

また現金なもので、名乗り始めた当初こそ自分でも一切ピンと来なかった「篠岡ヘイゴ」という新たな名前も、最近新たに推し始めたアイドルさんに特典会で口頭で呼んでもらうにつれ自分の中で少しずつ定着してきた。

この点、改めて名前というのは人から呼ばれて初めて自分の内部に浸透してくるものだと思ったし、「チェる・ゲバラ」時代にもそれだけ自分のことを呼んでくれた人達がいてくれたからこそ、今だにこれだけ印象深いのだとありがたい気持ちにもなった。

「ハロプロ楽曲大賞振り返り」の話

そういえば年末といえば毎年恒例の楽曲大賞イベがあった。

ただアイドル楽曲大賞の方はもう既に追えておらず、現状自分が興味のある特定のグループ以外にどんなグループがどんな楽曲を歌っているのか等すっかり疎くなってしまったので、投票もしていなければ結果もさほど見ていない。

この辺りの自分の変化からもライブシーンにおける横の繋がりの希薄化を感じつつ、せめて心の祖国であるハロプロについては食らいつこうと投票および結果の確認まで経緯を追った。

なお最終結果は以下の通り。

ソリッドなアドダメとてんこ盛りなショパンの一騎打ちになる展開はある程度予想してたけど、内心有利かなと思っていたショパンを下してアドダメが1位になったことに少しだけ驚いた。

ただビヨのやってることはハロプロ内で小ハロプロを作ってハローへのカウンター性を売ってるようなもんだと個人的には思うので、中心にならず逆に2位の方が収まりがいいようにも感じた。

そしてアンジュはいかにもアンジュらしい「愛すべきべき~」が「悔しいわ」より上位の3位に入ったし、同じく娘。も(個人的に)より本来の娘。色が強い「Teenage Solution」がポップでピースフルな「ビートの惑星」を抑えて4位に入ったことにどこか納得感があった。

やっぱりつんくさんが描く女性の思考回路的な歌詞が大好きだし、それを言わされ感なく真正面から歌えるメンバーの表現力も信頼の塊だなと再認識した。

あとは今回から入った新グループのOCHA NORMAはデビューシングルで7位という最高の位置につけたし、玄人好みするカップリング曲「素肌は熱帯夜(14位)」と票が分かれた可能性を考えれば本来もっと上位を狙えたのかなと思った。

ただハロヲタは自分の好きな曲が安易にチヤホヤされ過ぎても逆にヘソを曲げるような面倒臭さがあるので、トータルで見てこの結果で最良だったようにも思う。(実際、僕もこの理屈で娘。の「Chu Chu Chu~」が15位でちょうどよく嬉しいわけだし)

とまぁ、ハロプロ楽曲大賞振り返りはこんなところですかね。

「ハロ好きアイドルさんとの距離感」の話

これは上記からの番外編として書きたい事柄なのだけど、ちょうどハロプロ楽曲大賞の投票時期に同じくハローが好きな現役アイドルさんを知ったというのがそもそもの経緯。

その方は「I to U $CREAMing!!」(アイ・トゥ・ユー・スクリーミング)というグループの有未りんさんという方で、聞くと娘。9期オーディション(2010)からのファンという事で、2014年の娘。寝起きドッキリからハマった僕よりだいぶハロヲタの先輩に当たる。


「I to U $CREAMing!!」


有未りんさん( @rinyuumi_ITUS )

そんな方なので、特典会でハローの話題を振ると新旧問わず様々なトピックスから細かなあるあるネタまで実に幅広く話せて楽しい。

ただひとつ自戒として書いておきたいのは、どんなに趣味が合ってもアイドルさんは友達ではないので、ハロとか外部の話題を振るのも良いけど、ちゃんと相手自身のこと(個人やグループの表現や音楽など)についても話さないと失礼だなということ。

この辺なんも言わずとも自然とバランス取れるのが良いヲタクなんだろうけど、自分は意識してないと忘れそうなので備忘を込めて。

ただ自分が旧アカ時代に友人と作った趣味ラジオの企画「モーニング娘。イントロクイズ」だけはコンテンツとして自信があるので何かの機会に聞いて欲しいなぁと思いました(/ω・\)チラッ

(※該当箇所はCパートです)


「日韓アイドルの違いと『エモさ依存症』」の話

年末にアイドル業界の功労者・竹中先生の下記記事を読んだ。

本記事はザックリ言うと、韓国式アイドルに占領されつつある紅白の現状を顧みつつ、日本式アイドルの課題を「基礎の軽視」というあまりにもシンプルな指摘でぶった切る竹中先生らしい文章だった。

ただこの点は記事内にもあった通り、現状ファンの規模も小さくネットからの集金構造もない中間層以下のライブアイドルの視点で考えれば、マネタイズの重点が特典会に偏っている以上、仮に磨いたところですぐ評価や人気に繋がる保証がないという点で、スキル面への投資が後回しになってしまうのはある種自然なことだと思う。

特にこの辺りは人間単位の意識の違いというよりは、全体的な構造の違いによるものだと感じる。

それよりも個人的に悪影響だと感じるのが、日本式アイドル、とりわけライブアイドルにおける「エモさ依存症」ともいえる演者と客の悪しき共犯関係ではないかと思う。

そもそも僕は「エモい」という曖昧で実体のないフワフワした言葉が好きではないのだけど、仮にライブ中の演者が「感情が高まり過ぎてまともに歌やダンスができなくなる状態」を「エモい状態」とするならば、日本のアイドルファンはライブ中の演者がこの「エモい状態」に入ることを手放しに賞賛しすぎたのではないかと思う。

その結果生まれたのは「上手いか/下手か」という視点を最初から度外視した「エモいか/エモくないか」という評価軸で、この「感情が乗ってさえいれば仮にパフォーマンスが崩れても構わない」といった空気感が、日本式アイドルからスキルを磨くことの報酬を奪い、竹中先生がいうところの「基礎の軽視」を加速させたのではないかと思っている。

たしかに、ライブ中に演者の感情が高まりすぎてパフォーマンスが歪む瞬間に立ち会った観客視点の高揚感も理解できる。

ただそれは、普段しっかりとしたパフォーマンスができる演者が見せる一瞬の隙だからこそレアなのであって、そもそもスキルの下地がない演者が最初から「エモさ」を大義名分に「崩す」ことを前提で行っているパフォーマンスなど、言っちゃ悪いが児戯に等しいと個人的には思ってしまう。

もっと言えば演者はパフォーマンスを通して観客の心を動かすのが本分であるはずなのに、観客をほったらかして自分で自分に陶酔してしまうのはおかしいのではないか。

それは近い例でいえば、お笑い芸人が客にウケていないネタを自分達だけゲラゲラ笑いながら続けるような話で、別に趣味ならいいが、エンタメとしてお金を取ってやる事ではないなと感じる。

以上のことをまとめると、日本のアイドルファンにも「エモさ」といった感情面に流されすぎず、もっとパフォーマンス面のクオリティや努力をより正当に評価できる価値観が広がったらいいなと思うし、それこそ「基礎」を磨くことの意味がより大きくなる今後を期待してやまない。

「推し被りとほっこり」の話

最後に、最近あったほっこりエピソードを書いてこの膨張した駄文を結びたいと思う。

それは先ほども名前を出したアイドルグループ『コミッキュオン』について。

これは昨年末のW杯が盛り上がっていた時期の話なのだけど、ある日僕のツイッターに一通のDMが届いた。

中身を読むとその送り主は僕と同じコミッキュオンのファンの方で、近日開催予定のイベントでの限定衣装特典会のチェキが欲しいため代行をお願いできないか、という話だった。

仮に彼の名前をAさんとすると、Aさんは現在地方にお住まいのお若い方で、なかなかイベントに参加できない身の上とのことだった。

そしてコミッキュオンと同じくらいサッカーが大好きなAさんは、W杯の盛り上がりを受けての限定衣装特典会「スポーティー私服」の告知を受けて居ても立ってもいられなくなり、ついにはそれまで直接的な絡みもなかった僕に対してDMでチェキ代行の依頼をするに至ったとのこと。

なんというか、改めてこの文章を書きながら「若いのに凄い行動力だな」と感心する。

加えて僕とAさんは同じ松永すみなちゃん推しという共通点もあり、勝手にシンパシーも感じていたので「自分でよければ喜んで!」と快諾のメッセージを返した。

その後、件のイベント時に代行をし、事の経緯を話した上ですみなちゃん自身からもAさんの話を聞いて、とても良いヲタクの方だと改めて思った。

そして代行チェキ関連の諸々のやりとりを無事終えて少しした頃、年末にイベントに来ていたAさんと念願の対面を果たした。

話では聞いてたが実際会ったらめちゃんこ若い方でひっくり返ったし、話せば話すほど良い方で(今日会えて良かったなぁ~)と思いながらゲラゲラ笑っていた。

そして同時に、年末に長距離バスに乗って推しメンに会いに来るような情熱的な若者が推し被りにいることの頼もしさというか、ワクワクして楽しくなる感じを久々に味わって素直に嬉しかった。

思えば僕もアイドル現場に通い始めた当初、先輩のおじさんヲタの方々が優しく助けてくれたので、徐々にその順番が自分に回ってきつつあるのだなと感慨深かった。

もちろんこれまで色んな現場を見てきた中で、推し被りに対して排他的な態度をとる人も中にはいたが、少なくとも僕は自分が好きなものを共有できる人がいることが嬉しいし、そういう暖かい輪が広がっていくことがグループが大きくなる事に繋がるのだと信じたい。

もっといえば、アイドルに限らず若い人が楽しめないエンタメに未来はないと思うので、世代や性別に関係なくより幅広い層が楽しめる余地があるのはとても良い事だと思う。

なにより推し被りの口から聞く「推しメンの好きなところ」話が僕は大好きなので、またAさんと会ったら色々とすみなちゃんの話をしながら若いエキス(死語)を吸わせてもらいたいなぁ~と思っている次第です。

特にオチはありませんがそんなほっこりエピソードでした。

続いてようやくのEDです。

【さいごに】

年始から駄文長文にお付き合いくださった皆様ありがとうございました。

この記事の執筆とともに僕の正月休みも終わりますが、なんとか強く生きていこうと思いますので、またいつか別記事でお会いできた際には優しくしてやってください。

そんなこんなで、皆さん今年も元気にサバイブしていきましょう。

それでは~。


永野さん、年始からホンマ面白かったですw

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