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2023/03/19雑記

花粉症で辛そうな人に「僕、花粉症じゃないので…」と言ったら人でなしを見るような目で見られました。目も鼻も無事ですが心が痒かった篠岡です。

さて、世間的にも打ったり走ったり鬱ったり忙しい3月ですが、相変わらず思い出したように駄文をモコモコ垂れ流していきやしょう。

それでは最近買ったナイスなハンカチから本記事スタートです。

めちゃくちゃ落としてみたいデザインで一目惚れでした

23/02/21(火)

クロスノエシスが無期限活動休止を発表する

この件の詳細は別記事にまとめてるので内容が山椒ばりにスパイシーだけどご参照チェケラッチョ。

踏んだり蹴ったりな毎日の隙間で密かに踏み返す韻、わかるだろ?(© Diggy-MO')

さて正気に戻ってマジレスすると、ありがたいことに近年はちゃんと追ったグループがどこも長く活動してくれていたので、こうして正面からダメージを喰らう「大切なお知らせ」は久々だった。

いまだにあまり現実味がない反面、マユリ様の刺突くらいこれからゆっくり効いてくるのだろうなとは思いつつ「人間生きてりゃいずれ幸せになる」派の僕なので、クヨクヨと過去のタラレバを垂れ流すより今後をより良く生きる方向に意識を向けている。

そしてこういう時に落ち込む集団の中で真っ先にくだらない冗談を言うために日々ネタツイを嗜んでる部分があるので、こんな時こそ“ツイで笑って心で泣いて“の健気さを存分に発揮していきたい所存。

そしてハロヲタ的には結びの表現を「解散」ではなく「無期限の活動休止」とした点に、Berryz工房に近いイズムを感じて密かに熱かった。

上記たしか「『解散』だと全てが無かったことになるような気がするので、ライブ活動はなくなってもこれまで作ってきた作品やグループとしての形はずっと残り続けるよ」的な意味合いで「無期限活動休止」という文言を選んだと記憶しているけど、今この状況のクロノスにも同じような想いがあれば嬉しい。

23/02/24(金)

クロスノエシスAMEBA生誕@渋谷REX

金より銀より退勤が好きなので退勤即渋谷へ。

地下通路からハチ公付近に出るムーブが久々に会う親戚との距離感ぐらい苦手なので、とりあえずアテカンで歩いて行く 'Cuz I'm crazy cool(© Diggy-MO')

かくしてクロノス出番5分前にREXに至る全力坂に差し掛かるも、はやる気持ちに老い体(オイティ)が全く付いてこず1人父兄リレー状態になり足の筋を伸ばす華金の夜。

釣られる前に攣りそうになりながらもどうにか登り切って会場入り。

とある理由からしばらく来てなかったクロノス現場に、あの発表を聞いた数日後にはこうしてノコノコ来ている自分のちゃっかり具合には苦笑しかない。

対して舞台に上がったクロノスは良い意味でこれまで通りのカッコ良さで、なおかつこれまで以上にカラっと良いライブをしてスーンとMCをこなしていたので不思議と安心して観られた。

そして「とある理由a.k.a.いい歳したヲタク同士のケンカ」についても、特典会中に当人と会って「状況が状況だしこんな事してる場合じゃないよな」と正式な謝罪のうえ関係修復に至ったのでやっぱりこの日ライブ来て良かった。

そして当日に言ったら「さてはコイツ反省してねぇな」と思われるのであの時ツイートしなかったフレーズも今ならドヤ顔で言える。

まさに「AME降って地固まる」ってなもんである。

23/02/26(日)

『永田敬介の絶望ラジオ』が始まる

世に面白コンテンツは無数に溢れかえっていても、その中で趣味趣向に刺さりつつドンピシャで今の自分が消化しやすい温度感の物ってなかなか見つからない。

そんな中でまさにその理想形ともいえるラジオがこうして始まった事をとても嬉しく感じた。

思えばヘイゴのドン底節だった昨年の一番キツかった時期、終わっていたメンタルを笑いで救ってくれたのがYoutube番組の『金属バットもういっちょ』だったので、上記「絶望ラジオ」含め両番組の制作に携わっているTPさんには間接的にとても助けられてるなぁと思う。でっけぇ感謝。

23/03/1(水)

コミッキュオン新メン発表

コミッキュオンの新メンとして公野舞香さんが発表される。

本件、以前noteで書いた「新メンは1人かつ経験者」という予想が当たってしたり顔の著者。

そして最近は上記の推しロス終活が始まったり資格試験でヒィヒィ言ってたりで、なかなか「オン!オン!(裏拍)」できてないので、またすみちゃん(※松永すみな©のことです)に『久しぶり(意味深)』と言われるんじゃないかと脇汗が膝まで来てる近況です(サイレント五七調)。

この辺、自分よりバキバキに若い推しメンから言われる『久しぶり』は、互いに違う時間の進み方の中で生きてるんだなぁと実感しますね(加齢ポエム)

まぁ僕のことはさておき話を戻すと、セカンドキャリアの子をグループに迎え入れる際、新メンとしてイチから新たな色に染め上げようとせず、これまで培ってきたものを活かしつつ、セーブデータを次のゲームでロードするように、当人にやりやすく始めさせてあげる辺りの運営さんの手法に温かみがあって相変わらず良いなぁと思いました。

というわけで皆様ワンマンきてね!

23/03/03(金)

老いるショック

一生分の可愛気を誕生時に使い切ったでお馴染みのキャッチーな日付を噛み締めつつ、今年も人知れずひっそりと歳を取った。

なお私生活では「いま篠岡に優しい人ランキング」第3位にランクインする職場の推し人妻から誕プレにお菓子を貰って嬉しさのあまり中年ジャンプした。

ちなみに第2位は推しメン、第1位は母です。

(祝ってくれたアイドルさん、ならびにツイッターランドのキャストの皆さんありがとうございました)

23/03/04(土)

ぺいりんず主催対バン

機嫌と誕プレは自分で取りに行けが信条なので老いてすぐ現場へ。

久々に降り立った恵比寿駅で「夜にダンス」ごっこをしつつ「古池や、通路に幅を、クレアート」の一句でお馴染みの恵比寿CreAtoへ着丼。

周囲から「なんでO.A.やねん、普通に横並びの演者として出したれや」みたいな声も聞こえたトッパーのアユスクを観ていたら、そんな扱いなど関係なく、普段接点のない客層に見つかるチャンスを最大限に活かすべく外向きに攻めたライブをしていて素晴らしかった。

また今のアユスクらしさをキャッチーに伝える鉄板曲セトリの中にも、合間に落ち着いた曲を織り交ぜてステージに抑揚を付ける表現の幅もアピールできていて良かった。

「褒めすぎじゃね?」と思った方はぜひ一度実際のライブを観て来て欲しい。褒めすぎじゃないから。


そうしてアユスクが素晴らしいオープニングアクトを魅せてくれたその舞台に、ほどなくしてクロスノエシスが登場。

幸運にもステージ低めの本会場の正面前方で観れたので、メンバーに近い目線の高さで、かつ近距離でライブを浴びることができて耳セレブかつ目セレブかつ感情セレブだった。

これは一生言ってるけど先日の発表を経て、未来への不安が立ち消えて逆に憑き物が落ちたように晴れやかなパフォになった気がするクロノスを見ては、先ほどのアユスクと真逆のベクトルでライブが良いことに複雑な気持ちになった。

なお念願の哀原さんとふらめさんのそっくり2ショは上がらなかったものの、自分が熱を持って追っているグループの数がめっきり減ってしまった今、久々に対バンらしい対バンを観られてとても満足度の高い夜になった。

ちなみに会場内の通路は相変わらず狭かった。


23/03/05(日)

資格試験でボロ負けする

受験後すぐ結果が分かるタイプのヤツだったので、文字通りの惨敗をクイックに噛み締めた。

「前日に対バン行って特典会シャトルランしてたらそら受からんわ」と言われたらそれまでだが、色々あって一回一回のライブが人生単位のものになった今、「ここで行かなかったら一生後悔する」と思って行ったのでそこに一片の悔いは無い。

にしても単純に成績が悪すぎて悔しかったので「絶対に今世でリベンジする」という決意を新たにすると同時に、この日のことを忘れないよう勉強時に使うイヤマフ型の耳栓を買って帰った。

なんでも形から入るタイプのヲタクなのでね。

『永田敬介の絶望ラジオ』第二回が配信される

週一番組なので「そら第一回やったら第二回もやるわ」という感じだが、そんな当然のことにも感謝を噛み締めるほど自分の理想のお笑いラジオ過ぎて、各回平均3~4周は聞くムーブが定着しつつある。

「クッパ城がお前の家になってんだな」で脳みそ痒くなるほど笑った。

23/03/06(月)

クマリ×クロノス合同リリイベ

金の斧より銀の斧より退勤が好きなので退勤即渋谷へ。

なお移動中に芸人のkento fukayaさんが僕のnoteをRTしてくれてることに気付き脱輪するほどテン上がる。

これはしばらく前に彼のプロデュースする芸人アイドル企画「ZiDol」について書いた記事が公式に拾ってもらえた形なのだけど、軽くエゴサもしたらケントさんのRTキッカケで読んでくれたお笑いファンの方にも共感をもって楽しんでいただけたようで嬉しかった。

反応したらお礼DMまで来て2ラリーも話してくれた優しさに益々好きになった。


なおケントPに「Zidolセカンドシーズンについても是非note書いてください!」とありがたいお言葉もいただいたので、調子に乗って近々書ければと思うとります。がんばんべ!

そうこうしてたら渋谷着。

コ〇ナが流行ってた頃はフリースペースへの入場すら検温とか色々メンドかったなぁ…と回想しつつ、地下一階のカットアップの扉を開き先手クロノスのライブ中盤でスルっと会場入り。

位置取りして鞄を置き顔を上げると、ちょうど柔らかい黄色のライティングが広がり、目下ギュン推しな新曲『full moon』が流れ出したので本当にツイていたと思う。

そうしてクロノスのライブが終わり、後手クマリの出番へ。

中野サンプラのワンマンぶりに見る生ライブで話題の新曲『サイエンス倶LOVE』を浴びて歓喜の舞。

また中間MCで喋るメンバー達が全員前のめりだったので(やっぱ売れて自信付くと違うな)と思ってたら、ただ次に歌うのが初披露曲で緊張してただけらしい。ヘイヘーイ。

そうして披露された『ぶどう♡Grape♡For♡You♡』は清竜人節全開のメルヘン胸焼けソングで、武道館とブドウ缶を掛けつつ、中身に当たる果実をグループの歩みやライブに隠喩で重ねてる辺りのいじらしさが可憐な曲だと感じた。

そして次曲、季節柄にも合ったお馴染みの名曲『サクラになっちゃうよ!』へ。

個人的にライブでの「初披露曲の次に歌う曲」って何気に大事だと思っていて、新曲が好きだった人もそうでなかった人も、まとめて良い意味で気持ちをリセットできるような「安心感のあるお馴染みの曲」がこの位置には最適な気がするので、ここにサクラが入っていた事に安堵感があったし、個人的にも好きな曲だったので嬉しかった。

なお次いで流れたもう一つの新曲『夏へのとびら』については訳あって後述。

そうしてクマリ出番が終わったと思いきや、心のどっかで(このメンツならきっとやる!)と内心期待していた『ネコちゃんになっちゃうよ!』コラボが始まったので老い体(オイティ)を震わせて喜んだ。

曲中はキモータらしく自由奔放に動き回るクマクロメンバー各人の絡みを瞳孔ガン開きで見守りつつ、中でもこの『ネコちゃん~』に下手したら本家クマリより強いこだわりを持って臨んでいるクロノスAMEBAさんを犯罪者並みの熱視線でガン見していた。

というのも、過去にもこのネコちゃんコラボをした際、それこそネコよろしく自由に動き回る他メンバーを他所に、一人だけめちゃくちゃリアルな舞台キャッツ調の猫演技をして壇上に異空間を生み出したのが何を隠そうAMEBAさんだった。

その異質さはタモリのイグアナが裸足で逃げ出すレベルで、ただ外形をマネるだけじゃない高い解像度の心象模写をよりによってアイドルのライブでやりきる奇妙さにこれまで何度も舌を巻いてきた。

なので先述の悲報に触れてからも(もう一度アメさんのネコちゃんが見てぇ…)という思いがずっとあり、この前々日の特典会でも本人に同じことを言っていたので、早くも念願叶ってヲタクはとても嬉しかった。

特典会クイックレポのコーナー

クロスノエシスAMEBAさん

案の定「ネコちゃんコラボ嬉しかったです」的な話をずっとする。

実は前々日の特典会で話した時にはこのネコちゃんコラボの予定が既にあったらしく、内心(明後日やるけどサプライズだから言えない…どうか来てくれ…)というハラハラ感があったらしい。

『だから今日来てくれてよかった!』と有難いお言葉をいただく。私信じゃん!(ヲタクはすぐ「私信じゃん!」と言います)

クロスノエシスLAKEちゃん

根が乙女なのでショートケーキの苺は最後に食べる派だし、推しメンとのチェキはグループ内で最後に回る派な僕です。

発表が出て以降、少しでも一緒に居た記録を残したくて全て2ショで撮ってる重いヲタクがいるなぁと思ってよく見たら僕でした(いつもありがとねぇ~)

クマリデパート優雨ナコちゃん

クマリはまずお久し優雨ちゃんへ。

≠MEの永田詩央里さんの推し被りだという噂を確かめたくて「ねぇ生誕でワタシアクセント(永田さんのセンター曲)カバーしたらしいじゃん」と、先週の話をするノリで昨夏の話題を出したら『ねぇいつの話してんの~w』と返されて「それはそう」となりました。

そこから『学業理由の活休だったら多分復帰は4月頃だと思うんだよね』みたいな普通のヲタトークに発展し、その流れで「いつか共演して楽屋裏で2ショ撮ってね」とお願いしたら『いやムリムリムリ(×n)』と返されたので「いや武道館行けたんなら出来ないことないって」と無責任に笑って剥がれてから、(にしてもマジで武道館だもんな…)と密かに改めて噛み締めてました。スゴいよねぇ。

あと全体MCで話す時の視野が広くなってて、各メンバーを活かしながら場を俯瞰で見てトークを回せるようになってた事に驚きました。某会議も決して無駄じゃなかったね。

クマリデパート小田ちゃん

同じくお久し小田ちゃん。

中野ワンマンは剥がし早くて富士そばの受け渡しぐらいしか話せなかったので、割と長めに喋るのはかなり久々でした。

和やかに冗談言い合ってから急に真剣な顔でライブの感想聞いてきたのがすごく小田ちゃんらしくて安心したし、実際すごく良くなってたので率直にそう伝えました。

現に歌やダンスのクオリティを上げつつ、表情で魅せる表現力が本当に上がっていて驚いたし、歌詞に合わせた演技力とか、歌割りないところでも細かく音ハメして表情作れるから必然的にずっと見ちゃうパフォーマンスになっていたことに凄味を感じました。

そして、正直言って僕がこの日のイベントに来たのはクロノスの事がだいぶ大きいとは内心理解してるだろうに、そこには触れず笑顔で話してくれた優しさにもだいぶ救われました。

色々大変な中でそういう優しさや周囲への癒しを当たり前のように維持し続けてることの凄さに改めて頭が下がったし、やっぱり推しメンだなぁと思いました(作文?)

クマリデパート『夏へのとびら』MVが上がる

上記イベントからの帰宅途中、事前の告知通りクマリの新曲『夏へのとびら』のMVが上がった。

さっきもっともらしく「夏へのとびらについては後述(ドヤァ…)」みたいな事を言った理由はこれなのだけど、一言でいうとこの作品が曲・MV共にバケモン級に良かったのだ。

もちろん本作の大好評はクマリを知ってる人なら周知の事実だと思うのだけど、自分としては単に優れたアイドルソングってだけじゃなく、瑞々しい音と映像の中に、ライブアイドルシーン全体の「過去」と「未来」までも背負って立つような覚悟と決意が見えた気がして、そこに感情をだいぶ突き動かされた。

改めて考えると、アイドルって人から好かれることや愛されることを命題にして活動しているはずなのに、規模が大きくなりより大勢の視線を集めるようになればなるほど、受け手の理不尽なヘイトやネガティブな感情に晒されるリスクが大きくなる気がする。

それこそこれまでオリジナルの作家陣を迎えて色んなグループや作品へのリスペクトを込めた楽曲を多く歌ってきたクマリもその例外ではなく、人を喜ばせようと思ってやったことに対してネガティブな反応を返された経験も少なくないだろうと思う。

そうした想いを味わえば、どこかで表現が内向きになるというか、より安全に皆が喜んでくれるよう安牌な路線を選びがちになるのが自然だろう。

ただこのMVを一目見た時に、単純に今のアイドルファンに向けているだけじゃなく、同時に10年代のアイドルシーンを熱量高く駆け抜けたかつてのアイドルファンにも強く訴求するような意気を感じたし、その分かりやすい要素として(少なくとも自分には)アイドルネッサンスとsora tob sakana的な表現をMV中に感じた。

この辺り特にアイドルファンはセンシティブなので、既に活動を終えた推しグループに関して、自分の中の美化された思い出に安易に外から触れられることを嫌う人が多いように思うのだけど、そうしたネガティブな感情を向けられるリスクを承知の上で、現在/過去/未来のアイドルシーンを結び合わせて全アイドルファンの想いを背負って立つような決意を感じさせつつサビで笑顔で「だいすき」と歌うクマリデパートの格好良さに心が震えて涙が出た。

大型フェスなどアイドルファン一人一人に忘れられない思い出がある夏を歌ったこの曲を、出会いと別れが交錯する春に世に出す意味への邪推も込みで、改めてアイドル史に残る大傑作だと思う。

23/03/10(金)

ZiDolの新MVが公開される

上述したZiDolの新曲「Today is まにまに」のMVが上がり即視聴。

想像の8倍はちゃんとMVだったことに高まりつつ、今作のセンターである男性ブランコ浦井さんがキマりにキマっている一方で、前作センターのスーズ高見さんが余裕をもって一歩引いている構図に、後輩に美味しいパートを譲る娘。メンみたいな格好良さを感じた。

あとの詳しい感想は別記事に書けたらと思いつつ、ケツさんのヘアピン大量刺しオールバックへの「ごくせん時代の小池徹平かw」というイジりが世代直撃で笑い転げた。

クマリ大喜利で0ふぁぼ0リツを達成する

最近ちょっとイベ行っただけで、それまでのブランクが無かったかのように変に強気なTwitterをしちゃうのがヲタクの悪いところ。

かくして小田ちゃんが仕掛けた「写真で一言」大喜利に渾身の1撃をカマすも、大方の予想通り0ふぁぼ0リツで柳の葉のようにTLの川を流れていく我がボケ。

きっとこれが風流ってことなのね。

23/03/11(土)

きゅるしてがDステ入りする

勘の良い人はお分かりでしょうが今回のお気持ち表明パートです。

ただ「焦げ臭い箇所はなるべく外敵に見つからないようにこうして奥の方に書いてるので、もし思うところがあっても切り抜いてTwitterとかに流さないでおくんなまし!」という前フリを述べてから書きますのでどうぞお手柔らかに。

というわけで、この日きゅるしてがDステへ移籍したというニュースを見た。

この件自体にはさして思う所はないものの、部外者視点で勝手な自論を垂れ流せば、ビジュアル売りで一定以上の収益が見込めるグループやアイドルが片っ端からDステや01に吸収されていく構図を見ては、少しずつ“ライブ”アイドルシーンが空洞化していくことの寂しさを感じる。

そうしてグラビアや舞台といったサイドビジネスに精力的に取り組んで表向き盛り上がってるように見せても、それは単にグラビアアイドルや舞台女優の仕事を横取りしているだけで、純粋にライブアイドルとしての裾野を広げていることにはならないのではないか。

そんなことを思うと同時に、こんな個人的な拘りや理想論を吐いたところで「ビジネス的に継続できなくなったら終わり」というのは絶対の真理なので「結局勝ったヤツが強い」というマッチョな結論に落ち着くだろうなぁというのもまぁ分かる。

その一方で、ライブを大切にするグループやそのファン達がそういう空気感を薄々感じ取っているからこそ、世間一般で言うメジャー感への憧れは薄れ、規模の大小に関わらず自分達の信じる方向への活動を重視する傾向が強まっているとも思うし、そうした一連の流れを俯瞰で観るほど「シーンや界隈の細分化」という当然の帰結にも頷ける。

スポーツの国際大会のように大々的なムーブメントを起こすのは直感的に飛びついて横断的に盛り上がる「にわかファン」だが、今や成熟しきってファンの新陳代謝も鈍った現下のライブアイドルシーンには致命的にそんな「にわかファン」が不足している。

既にほぼ誰しもが自分の推しメンや推し現場を持ち、明確な好き嫌いやこだわりのもとに行動を決定しているので、上記のように横断的な盛り上がりが起こりづらくなっているし、それは程度の差こそあれ、どの分野のエンタメでも同時進行的に起こっているようにも感じる。

だからこそ常に誰もが何かの「にわかファン」であり続けることが望ましいのだろうけど、情報やコンテンツの膨大化にともない限られた時間を効率よく趣味に投じる必要がある現代人にとって、「自分が楽しめるか分からないもの」にリソースを割くのは不自然なので、そうした「にわか」を楽しむ選択肢は無意識のうちに除外されるのだろう。

いやはや難しい時代になったもんだ(雑なまとめ)。

23/03/12(日)

資格試験にまた敗れる

この日は先週とは別の資格試験があったのだが、寝坊してタクシーに乗る羽目になり朝から7k余計に失った挙句しっかり落ちた。

かくして2週連続でタッケェ授業料をお布施した事実にまぁまぁ喰らうも、心の飯田圭織に「スマイル スマイル スマイル」と歌ってもらいなんとか持ち直す。

そんなこんなで試験会場を即離脱した僕は新宿に移動。

自傷行為的に不健康な食事を欲した僕はパンチョへ飛び込み、安定の白ナポと散々迷った挙句に期間限定の背脂ペペロンチーノをオーダー。

到着後3口食って(やっぱ白ナポにすりゃ良かった…)と思った僕は、朝からの悪い流れを変える為に予想外な一手を打ちたいと考え、先述したちょっと前までケンカしてたクロノスヲタの友人を「このあとのアユスクのイベントに一緒に行かないか?」と誘う暴挙に出た。

結果、十中八九来ないと踏んでいた友人がまさかの来てくれることになりメンタルもだいぶ持ち直した。

アユスク ラジオ公録&ミニライブイベ

こうして「大切なお知らせ砲を食らった直後の単推し気質ヲタク」という、土砂降りの中を歩く野犬より心の荒んだ状態の彼と無事合流した僕は東新宿方面にズンズン歩いて会場へ。

この日はYouTubeで毎週配信しているラジオの公録を兼ねたミニライブイベだったのだけど、セルフプロデュースだからこその結構踏み込んだ話題というか、ライブの作り方やこだわりといった真面目な内側の話が展開された。

ちなみに公録中には観客からの質問コーナーが設けられたが、シャイな人が多かったのか観客からの挙手はなく、メンバーからの一方的な指名でファンが喋る展開となり、アユスク2人のタイプの違うSっ気が炸裂していてとても良かった(何が?)

ちなみに上記は一部始終が映像回として上がっているのでよければぜひ。

そして公録後はミニライブへ。

先述のクレアート対バンに遅刻した友人は、アユスクのライブを観るのはこの日が初めてだったので、「嘘とカラクリ」「デビル」「ワンムン」「ドラマティックアンセム」あたりのキャッチーな曲がセトリにあったらいいなぁ~と思って見ていたら3/4入ってて運が良かった。

ライブ後に友人に感想を聞いてみたら『シンプルにちゃんと歌えてたし、アニソンやボカロっぽい曲が多くて自分世代にも取っつきやすい』と言っていて「たしかにランティスやサンホラを通って来た我らオジ世代の耳にも優しいよねぇ」と和やかに談笑しつつオジオジした。

その後の特典会にも友人を連れ立って参加。

ななさんとは『笑顔を見せることに苦手意識があったけど、最近改善しようと意識的によく笑ってる』という話に対して「めっちゃ良いやん!」とヲタク特有の全肯定ギフトを贈呈。

りんさんとは「シレっとツッコミもイラストも上手くなってるの凄ない?」と自己肯定感の詰め合わせを差し入れ。

特にりんさんは自信さえ付けば更に信じられないくらい可愛くなる人だと思うので、ちょっと自意識過剰なくらいで居て欲しいなぁと思いつつ良かったところを伝えた。

ちなみに友人の特典会参加にあたっては、まず自分が先に行き「次の人、友達なんだけど、最近大切なお知らせ喰らって凹んでるから優しくしてやってw」とメンバーさんに前フリしてから剥がれる“アシスト接触”をしたのだけど、急に謎のテン上げを見せた友人は、初対面のアイドルさんに対して自己紹介もしないうちに事細かにソロチェキのポーズ指定をするという奇人ぶりを発揮していた。

加えて、初回では正式なアカウント名を明かさず二重三重の偽名を名乗るというメンドくさいムーブをする彼に対して、「わかりづらいからコレでw」と自作のあだ名でサインしたななさんと、スタッフさんに急かされても一字一句違わずちゃんとその偽名でサインを書いてくれたりんさんという対応がここでもまた正反対で面白かった。

まぁなんにせよヲタクが元気なのは良いことなので誘って良かったなぁと思いつつ、毎回良いライブを見せてくれるアユスクの二人にも感謝しながら会場を後にした。

クロスノエシスLAKE生誕

アユスクの公録イベ後は渦中のクロノスの推しメンLAKEちゃんの生誕を観に横浜Mint Hallへバビュン。

新宿から横浜へ向かう道中で友人のおつかいに付き合ってややヘロつきつつも現着。

生誕委員の皆さまの血と汗とキャッシュの結晶の特製パネルに心で手を合わせつつ厳かに会場入り。

ほどなくして開演したライブは今日の主役のLAKEちゃんによる生誕コーナーからスタート。

「元々ミュージカルの世界に憧れたのが、私が表現を始めたキッカケでした」と、普段「謎が多い」と言われがちな自分のルーツについて語ってから、劇団四季版リトルマーメイドの「パート・オブ・ユア・ワールド」をソロで披露。

当然ながらクロノスとしてパフォーマンスしている時とはまるで違う、感情がダイレクトに流れ込んでくるようなミュージカル式の歌唱を初めて披露したLAKEちゃんにしばし見惚れた。

また高校生時代に学んだというミュージカルの技法で歌われた「パート・オブ・ユア・ワールド」を聞きながら、人間の世界に憧れるアリエルの気持ちがアイドルに憧れていた当時のLAKEちゃんの心境に重なるようで、更に彼女のルーツに触れたような気がして嬉しかったし「そんなことも出来たんだね」と新鮮な感動と共に惚れ直した。

続いて生誕コーナー二曲目では、そんな高校生当時の同級生だったアップアップガールズ(仮)の工藤菫ちゃんと二人でBiSのアゲンストザペインを披露。

この曲が始まってまず驚いたのが、今まであまり個人としての感情を表に出すことがなかったLAKEちゃんが、今までに見た事ないほど感情的に歌っていた事だった。

この点、以前からLAKEちゃんには自分の感情を表に出すのが苦手な印象があったのだけど、先ほど話していたミュージカルというバックボーンを踏まえて考えれば、多人数で作る演劇や表現の一部になるために個人の感情を抑えることが癖になっていたとしても不思議ではない。

そんなLAKEちゃんだからこそ、このアゲンストザペインで痛々しいほど青臭く真っすぐな歌詞を、大味でダイナミックな振付に乗せて泣きながら歌っていた光景を見ては、まるで別人のように思えて不思議な感覚になった。

それと同時に、工藤さんとのMCの中で語られたアイドルに憧れていた時期の話や、これまで悔しい想いをしてきた経験など、色んな出来事を超えて今こうして2人でステージに立って歌っていることへの溢れる想いや感情の大きさが見て取れるような、すごく人間臭いステージだった。

くどいようだが、これまでずっとクロスノエシスという世界の一部になることに徹底して拘ってきたように見えたLAKEちゃんなので、最後の生誕でこうして自身の生々しいまでの感情をステージを通して見せてくれたことが本当に嬉しかった。

なお、正直僕は事前にこの生誕コーナーで歌いそうな曲の候補をいくつか思い浮かべていたものの、昨年までの生誕のように「クロスノエシスのLAKE」として届ける歌ではなく、今回のように「クロスノエシスのLAKE」というフィルターを外して見るLAKEちゃんがどういう子なのかを説明する為の歌として、当人の思い入れがあるこの二曲が選曲されたことが結果的に何よりの正解だった気がした。

かくして既に胸が一杯になるような満足感のなか生誕コーナーは終わり、続いてアプガ(仮)のライブへ。

シレっというけど自分がハロプロ以外のライブアイドル現場に通い始めたキッカケが当時のチャオベラ(ex.Theポッシボー)で、そのチャオベラと吉川友と共に「チーム負けん気」として合同イベントを行ったりと、事務所的に絡みが多かったのがアプガ(仮)だったので、せっきー以外の全メンバーが入れ替わったとはいえ、今日のこの日に客演として出ることに不思議な縁を感じた。

そんな(仮)のライブを観るのはかなり久々だったが、初期メン時代から続く直球勝負で暑苦しいまでのゴリ押しEDM路線が笑っちゃうくらいお家芸で素晴らしかったのと、隙間なく終始客席に呼びかける工藤菫ちゃんの煽りがチャオベラ時代のロビンに重なって一人感慨深くなった。

そして現体制になっても相変わらず自由な小悪魔っぷりでMCをかき回していたせっきーを後輩たちがフォローする構図が微笑ましかった。

あと推しロス終活中というタイミング的に大声では言えないけど、紫担当の青柳佑芽©が可愛かったです(BS関連のYouTube動画でノイミーのナガタコさんファンという情報は知ってたのでその思い入れもあるかもだけど)

そして固定ツイをコレにするセンスよ。

そうして熱気あふれるアプガのライブが終わりクロノスのターンへ。

数ある登場SEの中からインカーネーション版を選ぶ辺りがLAKEちゃんだなぁと思いつつ、初期のライブを思い出しては心に染み入った。

生誕のセトリはいつも主役のメンバーが決めているということだったので、こういう答え合わせができるのもヲタク的に嬉しい。

そしてこの日のライブで特に印象に残ったのが、まだ生で聞くのは3、4回目ながら強烈に刺さっている新曲「full moon」。

この曲の歌詞を味わうほど、自分が以前noteで書いた「アイドルの卒業に竹取物語を重ねてしまう」という感傷に近いものが織り込まれている気がする。

それは竹取物語で月の都から来た迎えがかぐや姫を連れ去ったように、アイドルも「限りある時間」という抗いようのない迎えに連れ去られるかぐや姫のような存在だと、この曲の歌詞はそんなことを歌っている気がする。

そして落ちサビで歌われる「三億光年の星すら欺く笑み」というフレーズには、裏でどんなことがあろうと、たとえ具体的にグループの終わりが決定していようと、ファンの前では常に笑顔で未来を語らなければいけない“アイドル”という存在の優しさと残酷さが込められている気がする。

そんな明と暗の両側面を持った含みある歌詞は、眩く光る正円の裏に真っ黒な影が落ちている満月にぴったりで、最後まで軽口の美辞麗句で飾り立てるような妥協をしないストイックな創作性が改めて信頼できるなと思った。

そうして最後までクロノスのライブは冴え、今日も余計な影を落とすことなく凛としたまま幕を閉じた。

なお、上記ライブは(生誕コーナー以外)期限つきで限定公開もされてるので未チェックの方は要チェケでお願いします。

ちなみにライブ後に行った特典会では、生誕コーナーで泣いてたLAKEちゃんが既にケロっとしてて笑ってしまった。

いうてこれまでそういう所に救われてきたので改めて感謝しつつ、LAKEちゃんの最後の生誕が笑顔で明るく幕を閉じたこと、そしてそれに自分も参加できたことの幸せはずっと忘れずにいたい。


さいごに

や~っと自分の中で大きな意味のあるライブを振り返れて爽快感のある今です。

結局ウダウダと長くなってしまい、日を跨いでチマチマ書いたので部分ごとにテンションが違って読みづらいでしょうが、なんやかんや(途中飛ばしてなければ)約13,000文字へのお付き合いありがとうございました。

春は出会いと別れとメンヘラの季節なので僕はもうしばらくメンがヘラヘラすると思いますが、皆さんにおかれましてはなるべく元気に明るい日々を送ってもらえれば幸いです。

ってなところで、我ながら毎度締めが雑ですね。ほな。

僕は、LAKEちゃん!いつもありがとねぇ!


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