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21歳になって思ったこと

幼い頃は「21歳」ってすごく大人だと思ってた。

その頃の大人の定義は
今よりもっとキラキラしているお姉さん。

当時の頭の中にあった「キラキラしてる」の意味は、自分の人間性が成長していて、情緒と生活が安定していて、人を傷つけず、自分を大切にできている。そんな感じ。だったと思う。

昨日、私は21歳になった。
みんなにお祝いのメッセージをもらって、「あぁ、私は愛されているんだ。」と認識し、そのことに幸せを感じて、誕生日特有の高揚感に包まれていた。

その時、ふと、私が小さい頃、思い描いていた21歳の自分を思い出した。

理想の自分と現実の自分

そこには大きな乖離があるなと思った。

これは良いとか悪いとか決められるものではなくて、そこには小さい頃の私が歩んできた人生が生み出した価値観が詰まっているなと思った。

今の私は、案外、情緒不安定。人格者なんて完璧な人間は存在しない事を学んだ。人を傷つけないことの難しさを知った。それから、自分を大切にすることの難しさを知った。

今の私を一言で表すなら、「未熟」

でも、今の自分は「自分が未熟である」ことを知っている。
これはいろんな経験をして、いろんな人を見て、いろんな世界を知ったから気づいた、とても大事なことのように思う。

私は、生まれた時から(物心ついた時から?)何故かは未だに分からないけど、根拠のない自信に満ち溢れていて、自分が世界の中心だと本気で思っていた。

プライドが傷ついたり、挫折したり、失敗したり。社会に揉まれる中で、自分の無価値さに絶望したり、周りと比べて落ち込んだり、とまぁいろんな経験をして「自分が未熟である」事を知った。自己肯定感が一夜にして無くなった時、初めて「自信がない」ことの副作用を知った。

きっとこれからも経験を通していろんなことを知っていくんだろうなぁ。

21歳の自分が思い描く41歳の自分と本当の41歳の自分にもっと大きな乖離があるといいなぁとか、乖離が少ないといいなぁとか、思います。

読んでくれてありがとうございます。
あなたが良い日を過ごせますように!

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