【Scilab/XCOS】GUI Builder(Atoms)のインストール
はじめに
久しぶりにScilabでGUIウィンドウを作り込むことになりました。
10年ほど前に個人のBLOGで公開していました。
しかし法人化にともない個人事業との区切りが曖昧になりそうだったので、一時的に閉鎖しました。
その当時は理解していたのに、閉鎖して10年も経過すると逆に思い出せません。
当時はScilab Enterpriseが著作権を管理しており、Scilabのバージョンは5.4.0、GUI Builderのバージョンは2.3.1でした。
その後、ESIがScilab Enterprise社を買収し、現在はDassault Systems (ダッソー・システムズ)が著作権を管理しております。
2024年9月時点におけるScilabの最新バージョンは2024.1.0, GUI Builderは4.2.3です。(2024年5月23日に2024.1.0に更新)
この記事も作成してから10年以上経過しております。
内容の確認と修正や訂正もあると考え、記事そのものを書き直すことにしました。
改めて、参考になればと思います。
2. GUI Builder(4.2.3)のインストール
(インストールの失敗と成功)
Scilab 2024.1.0 をインストールし、AtomsからGUI Builder(4.2.3)をインストールしてみましたが、失敗しました。
どうも、ダウンロードしたZIPファイルを展開したときのファイル名称が一部異なっているようです。
Scilab/XCOS(オープンソース)ではよくあることなので、ひとつ前のバージョン、Scilab2023.1.0でインストールをやり直しました。
1つ前のバージョンScilab2023.1.0では、GUI Builder 4.2.3のインストールが成功したので、こちらで話を進めます。
インストールの内容は以下のスライド(画像)にまとめてあります。
コンピュータの設定環境によっては、2024.0.0でもインストールできる方が出てくるかもしれません。
書かれている範囲のことがすべてではないので、いろいろな情報を当たってください。
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