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「カブはパンクしやすい」という印象について考察してみた。

こんにちは、しろゆずです。

自分は現在スーパーカブ110に日本一周を含め2万kmほど乗っています。カブはパンクしやすいとよく聞きますが、自分は一度もしていません。

たかが2万km程度で…という話かもしれませんが、全国各地を走った経験から、逆になぜ自分はパンクしなかったのかを考えます。

まず結論から、
カブでも、定期的にタイヤの状態を確認して、周りの流れに乗って普通に走ればまずパンクしません!


日本一周中に自分が意識していたこと

空気圧は適正に

自分は空気圧は常に適正でした。

というのも日本一周中は2週間ごとにオイル交換の3000kmが来ました。そのたびに空気を入れてもらっていたので空気圧は常に管理されているようなものでした。

タイヤのスリップサインに気を付ける

気を付けるといってもスリップサインが出たら、スリップするようになったなと感じたら近いうちに交換していました。スリップが怖い状況だと気持ちよくカブを倒せませんし、走りの楽しさのためにもスリップサイン自体が消えてしまうような限界の限界まで使うということはしませんでした。

落石、落下物は避ける

当たり前ですね。そもそも落石は国道であれば四国の酷道(荒れまくった国道)くらいでしか見ませんでしたし、これを踏むとひとたまりもないのはカブに限らないと思います。

路肩、道路の左端を走らない

自分は原付二種のカブなので堂々と道路の真ん中を走っていました。
全体の傾向として端の方ほど荒れている、石が落ちている、というのがあると思います。端を走るメリットって…ありますか?

ここまでに上げたことはカブ以外のバイクにも言える当たり前な話です。

振り返れば、自分は旅の中で酷道もそれなりに走りましたし、過積載故、タイヤに優しい環境ではありませんでした。それでもパンクのパの字も見えなかったことから、「カブはパンクしやすい」は迷信だと思っています。

ここからは、この「迷信」を考察していきます。

「カブはパンクしやすい」はなぜ広まったのか。

ここまでの話から、原付二種のカブであればバイクにとって当然のことだけ注意していればそうそうパンクはしないはずです。

ではなぜこれが広まっているのか?というと左端を走らなければならないと決まっている原付一種のカブ、馬力が小さくて流れに乗れないため端を走らざるをえないカブによるものだと考えます!

カブのメインストリームは50cc

どこのバイク屋でも大体部品があるのはスーパーカブ50です。最近の110ccのカブは2りんかんなどの大規模店ですらパーツが無いことがあります。
日本一周中、地域のバイク屋にタイヤ交換の連絡をしてみると「50cc用のタイヤならあるけど…」という例が数えきれないくらいありました。

それだけ50ccのカブは110cc、125ccのカブに比べて広まっているということです。!

カブはチューブタイヤだから(車種、型番にはよります)

空気が抜けたときの印象が大きいことも後押ししていると思います。
チューブタイヤは構造上、穴が開くと一瞬で空気が抜けます。

まとめ

パンクのし易さは路肩、道路の端をどれだけ走るか?という走り方の問題です。特別カブだからということはありません!

少なくとも最近の110cc、125ccのカブについてはパンクをしやすいというのは迷信です!

それでもチューブタイヤ故、パンクをしたら自走できなくなるのでパンク修理キットは積んでおくべきです!


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