見出し画像

モーニングルーティン 手指湿疹で目覚ましいらず

今日は私、たぬきちのモーニングルーティンをご紹介します。

最近は目覚ましなしで目覚めます。
食器洗い洗剤に負けた指先の湿疹の強烈な痒みで目が覚めるのです。

この痒みがけっこう厄介で、痒いから掻くんですが、掻いたら痛いんです。

わかってるなら、掻かなければいいんですが、それができないんですね。

だいたい時間は決まっていて5:40。薬も塗っていますが、良くはなりません。

隣の部屋で寝ていた息子こだぬきもその頃に目覚めて、起き出します。

息子が目覚める原因は洗濯機の強烈な脱水過程による床に伝わる振動のためです。あの洗濯機、さては家をぶっ潰す気だな。そう思えてなりません。

我が家では、朝、主人が洗濯機を回して出勤します。それは助かっています。

息子は、私と違ってダラダラ寝ができない体質ですので、そのまま起床します。

たぬきちは、その後寝床でゴロゴロしながら、こだぬきずらの朝食について思いを巡らせます。

以前は食パンにイチゴジャム、食パンとハム、はたまたおにぎりというのが通用していたわけですが、最近では食べ残すことが多くなってきました。飽きているのでしょう。

そういうわけで、バリエーションとして、うどん、そうめん、パスタなどの麺類に加え、娘は卵雑炊が好きので、それらを日毎に変え提供しています。

そうそう、昔強烈な出来事がありました。息子こだぬきが保育園の時でしょうか、キャビネットの下から、カッチカチになった大量のロールパンとおにぎりが見つかったことがありました。

ロールパンが嫌いな息子がキャビネットの下に隠していたのです。聞くところによると娘もいくつかは便乗していました。

今となっては笑い話ですが、当時はショックでしたね。腐っていなかったのだけは幸いでした。

そんなことを考えているうちに、いよいよ指の痛みに耐えられなくなって起床します。

たぬきちと同じ体質で、寝覚めの悪い娘こだぬきを起こしますが、決まって「まだ寝てたい」と恨めしそうにたぬきちを睨みます。

最初に、こだぬきずの水筒にお茶を入れる作業をします。この毎日の「お茶」は結構なプレッシャーでもあります。

前日に湯を沸かし、お茶を煮出すことを忘れた日の絶望といったらありません。

さらに、これからの季節は氷も必須となるわけです。ですので、製氷機に水を入れ忘れた場合も、悲劇が起こります。

ペットボトルの麦茶をストックしてはいるのですが、そちらも切らすことがあるわけですから、油断は大敵です。

YouTubeやプライムビデオを見ながら朝食を食べるこだぬきずらに、「今日はお母さん仕事やから学童やで!」とその日のスケジュールをつたえますが、数分後には「今日お母さん仕事?休み?」と聞かれます。

シフト制の不規則勤務のため、たぬきち自身も、こだぬきずも毎日混乱しています。

そんな忙しいたぬきちの朝ですが、2つのことを辞めて、時間に少し余裕ができました。

1つは「朝食」。毎朝何を食べるのかを考えることにもうんざりしていたところだったので、おあつらえ向きでした。数分でも短縮できることは、忙しい朝には貴重です。

そしてもう1つは、始めて数日ですが、その効果を感じてはいます。

それは、スマホを機内モードにして過ごすことです。これにより不毛なSNSウォッチング時間を辞めることができました。

これは、世界中の成功者が言っている「スマホと距離を置くことで、パフォーマンスが上がる」という話にインスパイアされた為です。

「こんなたぬきが、上げなきゃいけないパフォーマンスなんかありまっか?」とは思いつつ、早速やるのがたぬきちの良いところであります。

朝は忙しい、時間が無いと言いつつ、実の所チラホラとスマホを操作しては、YouTubeをダラダラと探したり、SNSの通知を確認したりと、こんな一介の主婦でさえスマホが気になって朝のパフォーマンスが落ちていたというわけです。

実際に、機内モードにして過ごしたのはまだ数日ですが、今まではできていなかった、出勤前に食洗機の中の食器を片付け、朝使用した食器を入れてから出勤することができるようになりました。

数分のことですが、朝ここまでしてから出勤できることで、帰宅後の夕食づくりのスタートがスムーズになります。

今までどれだけ時間を無駄にしていたことかと痛感した変化です。

そして、登校する子だぬきずと一緒に家を出ます。

集団で登校する小学生に「行ってらっしゃい」と声をかけ見守ります。最近、にっこり微笑んで、「おはようございます」と返してくれる少女も現れました。

昨年までは、集団登校にはほとんど参加はしないが、たぬきちに挨拶してくれる少女がいましたが、彼女は今年から中学生です。

もう誰も反応してくれないのかなと思っていましたが、この予想はハズレでした。他所の子ながら、成長していく様子は嬉しいものです。

また、数ヶ月前に引っ越して来た一家のお父さんが、新一年生を連れて集団登校の待ち合わせ場所に現れますが、集合する子どもらに声をかけることも、たぬきちに挨拶することもありません。

小さなポシェットだけを持って出勤するその男性の背中を見送りながら、自宅周辺でコミュニケーションをとることは「負けだ」という思想でもあるのかと考えたりするわけですが、「そんなわけねーだろ」と自分でつっこんでいます。

そうして、子どもらが小学校へ向かうのを見届けてから、たぬきちも駅まで自転車を走らせます。

これがたぬきちのモーニングルーティンです。モーニングルーティンって何の為に公開するのかわかっていませんが、やってみました。

▼いってらしゃいおばさんの話



この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

サポートは活動の励みになります!ありがとうございます😊いただいたサポートは恩返しではなく恩送りとして循環させていただきます〜✌️