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雅叙園で大正浪漫に浸る

目黒のホテル雅叙園東京を、友人と訪れました。
都の有形文化財に指定されている百段階段での企画展示を楽しみ、カフェでメロンのアフタヌーンティーをいただくというプランです。

「大正ロマン×百段階段 ~文豪が誘うノスタルジックの世界~」と題した展示は、昭和初期の幻想的な文化財空間を舞台に、明治から大正、昭和初期にかけて文壇を煌びやかに彩った、谷崎潤一郎、泉鏡花、太宰治ら文豪達の物語世界を立体的に表現したものです。
時を経た風格の備わる元料亭の各部屋に、凝った照明や、タイプライター、ミシン、蓄音機、箱階段など様々な道具立て。現代の人気イラストレーターによるコラボ作品を組み合わせた演出も相俟って、ちょっと怖いくらい?の独特な世界観が感じられました。

企画展のチケット
実際の段数は99(奇数の縁起担ぎと「未完の美学」らしい)
の「百段階段」
後ろの壁に映る光に目を惹かれます
レトロな着物は銘仙?
朝顔尽くしの天井
「カフェー」の雰囲気を再現した一角も


展示を見た後、館内のCafe&Bar「結庵」のアンティークなステンドグラスと外の新緑に囲まれた空間で、アフタヌーンティーを楽しみました。
今月のアフタヌーンティーはメロンが主役。
見た目にも華やかなティーフードは、一つ一つ丁寧に作られていて、季節のドリンク3種類を含め、メロンが惜しげもなく使われ、とても美味しかったです。

ラインナップはこんな感じ。

<スイーツ>
・メロンのブラマンジェ
・メロンとミントのムース
・完熟メロンのテリーヌ
・メロンの生チョコ
・メロンとバナナのタルト
・2色メロンのエクレア
・メロンパン

<セイボリー>
・2色メロンのフルーツスライダー
・豆腐とトマトの酸辣湯風スープ
・ジェノベーゼ カッペリーニ
・マスタードチキンとうずらの卵煮

量的にも程よく、大いに満足♪
ドリンクがポットサービスではなく一杯ずつのサーブなのも、色々味わえて嬉しいポイントです。

メロンのアフタヌーンティー
黒いスタンドは、色鮮やかなスイーツが映えます

百段階段の展示、そしてアフタヌーンティーと、おしゃべりしながら楽しむ長年の友人とのひととき。
雨に降られることもなく、いい一日でした。

台風で被害が心配されますね。
影響を受ける皆様、どうぞ、くれぐれもお気を付けください。


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