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【No.76~No80】 SASUKE第41回大会の出場者100人の紹介や要点について思う事を話す。

No.76 佐藤惇

パルクール高校生だった初出場時からパルクール発祥の地・フランスなどヨーロッパ遠征を経て日本で唯一のパルクール指導員に、そして今ではパルクール協会会長と年々出世していくパルクールを日本へ普及させた第1人者である。

パルクールを職業としてパルクール界では出世していくがSASUKEではここ近年は3rdのクリフ系エリアで足止めを7年喰らい、クリフまでの安定感でなら誰よりも高いと言い切れるものの合計7回も脱落を喫しており、アキレス腱断裂からの復帰戦となった40回も脱落。

そこで今回に向けて、今までのクリフディメンションの我流の飛び移りフォームからぶら下がり方までを一旦白紙にして思い切ってゼロから模索したようで、アキレス腱の怪我をきっかけに病院の医師に指が首回りや肩周りと連動していないと指摘を受け、小指までしっかり突起を掴み力を入れるぶら下がり方をしたところ、従来と見違えるように楽にぶら下がれるようになり、飛び移りも今まで以上に上手くなった背景が。

今回こそは人生最大の宿敵・壁のクリフディメンション攻略へ向けて視界は良好で、近年最大の仕上がりになったと思う、反撃の狼煙をあげたい。

今大会は難関新エリア登場により、パルクールのように新しい課題が用意されてそこに挑んでいくというワクワク感を感じることができた。

出場回連続1stステージクリア記録と2ndステージクリア記録は竹田・長野の記録を抜いて両方単独トップになった前回。

佐藤惇が1stや2ndで脱落するような事件がもし起これば、他の誰が脱落するよりも後続の選手達の動揺を隠せなくなるかもしれないので雰囲気作りのためにも新エリアを物怖じせずに今回も突破して梶原とのタイムレースを観たい。

筋肉のSDGsが持続可能な現代版忍者の動きで今回も因縁の相手との決闘へ。

佐藤惇VSクリフディメンション。

全敗の歴史にいざ、終止符を。

No.77 武藤智広

あのモンスターボックス世界記録保持者・池谷直樹も所属するサムライ・ロック・オーケストラの代表選手。

いつもメンバーの渡邉とスタート前にアクロバットパフォーマンスを交えるのが恒例で、今回もその盛り上げに注目。

2大会連続で3rdへ進出し、初めて3rdへ進出した39回と比べても前回はそこに至るまでの安定感やスピードも上がってもう池谷イズムの後継者としての貫禄すら出てきた。

2大会連続で抱き抱える体勢を作れずにリタイアしている3rdサイドワインダー対策として樽美酒研二の倉庫へ訪れセットで自信をつける。

更に食生活でも好きなものばかりにならないように栄養バランスにも気を使いSASUKE仕様の肉体も作ってきた。

サムライ・ロック・オーケストラ以前のマッスルミュージカル時代から池谷含め石川輝一や脊戸田英次、菊池兄弟、らが果たせなかった池谷劇団勢のFINAL進出へ向けて、まずは鬼門のサイドワインダーを克服したいところ。

No.78 鈴木祐輔

神奈川県の体育教師で、SASUKEに没頭して打ち込む姿にいつしか生徒は「サスケ先生」呼ぶようになった。

40回では2ndを0秒38という奇跡的なタイムで突破し、奥山義行が持つ2nd最年長クリア記録を更新して44歳での3rd進出を果たしたアラフォーの星だ。

SASUKEにのめり込んで早18年は経つ、ライフセービング元日本代表で、サーフィンや剣道など様々なスポーツ歴を誇る鈴木。

収録およそ1ヶ月前にライフセービングの日本選手権に13年振りくらいに参加し、「SASUKEとは新たな刺激を求めて参加したので別にSASUKEを辞めた訳ではなく、この経験を本番での活力にしたかった」とのことで、新たな挑戦の大切さを学ばせて貰った。

今大会は、2017年から6年間に渡り越えられず計3回脱落しているサイドワインダー対策で3rdのセットの充実度や完成度の高い内宮パークへ出向いて特訓。

生徒にもよく口にされている、「クリフまで行って」という願望を自分のために、応援してくれる教え子のためにも達成して、同年代の人達や同じ立場である教師や学生達に勇気を届けたい。

前回大会は44歳にして3rdまで進出して先述の最年長記録を作ったのにも関わらず放送では尺の都合上全ステージダイジェスト放送だったのが勿体無かったので今年こそはフルで流れて欲しいところ。

「I am Great Teacher」
サスケ先生の緑山での背中で語る特別課外授業が今宵開講する。

年齢なんてただの数字だ。

終業のチャイムなんて鳴らせてたまるか。

No.79 荒木直之

有名自動車会社のカーデザイナー。

森本世代のライジングスター。

山形県庁の星・スターライトの多田竜也に加えもう1人この世代で星が居る。

前回はタックルが1度完全停止してしまうアクシデントに見舞われるも切り抜け、4年振りに3rdステージへ返り咲き、森本世代全員で3rdへ進出するという目標が実現し、クリフディメンションで惜しくも脱落するも、39回で1stの2連そりたつ壁で不運にもタイムアップして全カットになった悔しさは晴らした。

今大会は納車した新車で、高速道路で三重県のしんきちパークに訪れタイヤ押しで下半身強化や3rdのクリフなどを中心に指先の強化も行い、脚光を浴びる同世代の選手達に負けていられないと30歳を迎えて更に奮起を魅せる。

「3rdに関しては前回と同じ設定であれば行けるだけの力をつけてきた」と絶対の自信を誇る反面、阻まれやすい傾向のある初見エリアが心配ではある。

まずは3rdまで辿り着ける安定感が鍵。

今年は3月におめでたいことに結婚し、今回のテーマは“ SASUKE新章開幕”であり、背負うものができた選手は猛烈に覚醒する傾向にあるので、(漆原裕治や多田竜也等)ひょっとすると今回...⁇

No.80 山本桂太朗

塾講師を勤める栄光ゼミナール講師。

“SASUKE史上最強の塾講師”という“史上最強の漁師”や“史上最強の消防士”にも似たオールスターズの長野誠や竹田敏浩といったレジェンド選手のようなキャッチコピーを付けてもらっている。

前回大会は豊富なクライミング経験から“3rdステージ最強の男”と言われ、クリフやバーチが簡単に見えてくる突破を果たしここにありを十分に証明するも、幾多の歴史を作った最後の審判のパイプスライダーで着地に失敗。

ここまで進めた満足感と同時に悔しさも襲い、妻と抱き合い涙を流した。

そんな彼だが今回が10回目の出場で、今回が“10度目の正直“と宣言し、今までの結果にはまだ納得はできず、伸び代があると信じていることが窺える。

塾講師という職業にちなんでホワイトボードに毎回書いて掲げる今大会の抱負は、「一歩先へ」であり、3rd最強の男と期待されたけど、前回のパイプ着地失敗で念願のファイナリストにはあと一歩及ばなかったという悔しさを胸に、今年こそは一歩先の赤マットへ着地を決め、一歩先のFINALへ進みたいという想いが込められていそうである。

「好きだからといって甘えて好きなトレーニングばかりやるのではなく本気で努力したり弱点克服のために苦手なこともこなしてその上で結果を出していくことが楽しむことなんじゃないの」と妻に深い助言をされて更なる成長を遂げた彼が、妻と二人三脚でFINALを目指す。

3rdの適正が高いとおのずとFINAL適正も上がると踏んでいるので(複数回FINAL進出経験選手はFINALに行った回で最優秀成績を取る確率が高いというように)ので、FINALに行けばクライミングエリアもあるしかなり面白い事になると思っている。









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