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【No56~No60】 SASUKE第41回大会の出場者100人の紹介や要点について思う事を話す。

No.56 御園啓貴

麻布中学のSASUKE同好会創設少年。

文化祭でSASUKEの模型を展示するためにFINALステージのタワーの模型を中心に作って約50人を勧誘することに成功。

日々ダッシュや腕立てや腹筋などの基礎トレーニングや周囲の遊具でぶら下がりやボルダリングなどSASUKEに似たような動き等を同好会で行っている。

SASUKE模型を作ったり、所属人数が50人も居るというSASUKE同好会を創設したという行動力を買われて中学2年生ながら出場権を獲得した、今大会の100人の中で最年少の挑戦者となる。

派手なピンクの髪色とメガネがトレードマークだが、彼は中学生にして髪を豪快に染められるなどができるのならば中高一貫校か私立の校則が緩めの学校に通っている秀才ということなのか。

最年少完全制覇という究極の域に到達するためにまずは1stを最年少クリアして中学生でもできるところを証明し、同じ中学生の長野塊王や中島結太といった出場者に宣戦布告をしたい。

No.57 運上雄基

プロアイスホッケー選手。

プロアイスホッケーチームである「横浜GRIS」に所属しており、SASUKE本戦とプロリーグの試合日が被ったもののチームメイトが「頑張ってこい」と背中を押してくれて出場することができた。

一般オーディションの通過選手で、昨年は最終予選会にも出場していて500人中FINALステージまで進出しラスト10人まで残った身体能力を持っており、タイヤ押しは自慢のパワーで無双していた。

今大会はプロアイスホッケー選手をしつつサラリーマンとして不動産業もこなすという二刀流の肩書きが買われて予選会に参加することなく一般オーディションから出場権を獲得した。

予選会ではフィッシュボーンで足場を踏み外してしまった経験から、その動画を毎晩観てタイミングの研究に余念がなかったという。

SASUKEで活躍し、「アイスホッケー選手ってこんなに凄いんだ」と感じさせて、アイスホッケーというまだ日本で浸透しきっていないスポーツを普及させることに加え、昨年の最終予選会経験者として、予選会出身組の星となりたい。

余談だが、自分の出身校ではアイスホッケー部の活動が盛んだったのでアイスホッケーがそこまでマイナーなイメージがない。

No.58 吉岡京介

スクワット・デットリフト・ベンチプレスといった種目が代表的なパワーリフティングでアジア2連覇を果たした経歴があり、その中のスクワットでは多分どのくらいの重量でできるかの限界でなのだろうけど現日本記録保持者だ。

その活動と並行して会社に勤めるサラリーマンの顔もあり、マッスルエリートという肩書きが似合うかもしれない。

一般オーディション通過者で、オーディションの体力テスト部門では楽々と腕立て伏せをしている姿が印象的だ。

得意中の得意なパワー系種目に辿り着くには技術や体幹が試される前半エリアがまず鬼門になり得るのでそこを突破してそり立つ壁という不安要素を克服して、パワーリフティング界から SASUKEへ革命を起こせるか。

No.59 宮岡良丞

愛媛銀行職員。

一般オーディション通過者。

今回のSASUKEに出場するために銀行で社内稟議書が回っており、幾つもの項目に承諾のサインを色々な人から貰ったりなどして本戦に参加しているので、「下手なことはできない」と慎重な様子。

実はこの男、SASUKEパークin豊洲の完全制覇者としてそのリストに名前が掲載され、SASUKE本戦のシュミレーター経験もあってSASUKEにおける実力はトップクラスで、学生時代のテニス部を引退してからの10年間の努力が身を結んで念願の初出場が決まった。

最初のクワッドステップス1歩目でその日の動きのキレや精度が変わってくるようで、その位はじめの一歩にこだわりを持っているのは1発勝負で一瞬で終わる本番においては良いことだと思う。

個人的にはイチ推し選手だが、潜在能力がある選手は40回の岩崎さんのように最初は本番で結果を出しづらいという傾向を払拭すべく、「初出場でファイナリストになる」ダークホースっぷりを緑山で発揮することに期待したい。

No.60 後藤祐輔

林野庁職員。

林業の未来を担う夢追い人。

「SASUKEに林業や農業やってる人が出てるのを見たい」という運営側の一言で大学を中退して試験勉強に励み、林野庁職員となって出場を叶えたという常軌を逸した過去がある。

林業の職業柄で、1stに競技中は熊よけの鈴がリンリン鳴るのが特徴だ。

これもまた職業アピールになる。

今大会で4回連続4度目の出場となり、39回大会では緊張のあまり前日ほぼ一睡もできない良いとは言えないコンディションでありながら1stをクリアして手応えは掴んで終わったSASUKEで、よし次ぐらいで覚醒するだろうと思ってた前回大会は1stで不覚。

トランポリンの反発を上手く使えずライナーに飛んでしまいバーに片手でしか掴めず敢えなくリタイア。

脱落の原因は「メンタル」と分析し、本番では「楽しく力を抜いてクリアできる」ようなイメージ作りを意識してひたすらイメージトレーニングに着手する1年間だった。

メンタル強化に必要な知識を得るため本を数冊購入して研究したり、競技中だけでなく競技直前の乾さんからの「参りまーす‼︎実況まで5秒前...」のところや競技前のインタビューから会場に向かう前のホテルから出るところまで、本番当日全体の流れを隅々までイメトレを反復し、緑山の雰囲気に威圧されないような心構えには誰にも負けないくらい着手していたと考える。

島根に仕事が転勤となり仲間と会う機会が少なく、本番で久々に会えて興奮したようで、SASUKEさながらの雰囲気を純粋に楽しめている感じや、競技直前も今までにないくらいリラックスした表情をしているので、今回は本来の通りの動きをしてくれることに期待したい。

転勤に伴い合トレに行く機会は減ったものの、3rdのバーティカルリミットを自宅に作るなどできる事はやった、フィジカルはもう十分ついてるからメンタル面を完璧にしてきたという印象。

森本世代に6人目がもし加入するならば、自分は林野庁の後藤が1番有力だと思っている。

今大会の個人的イチ推し選手。

さぁ、今回こそ魅せて欲しい。

心技体整ったか。


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