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エリッククラプトンのFrom the cradle

亀戸駅前にはいまだに潰れてないBook Offが一軒有って,そこに380円で売ってたので買ってきたエリック.クラプトンのブルースカバー集。家に有ったけど,どこ探しても見つからない。それで安いから購入。何故わざわざ買い直したかは,このあいだ聞いてFacebook に投稿したゲイリームーアのClose as you getが凄く良く(その後,一番最後の作品Bad for you babyも家から出て来てそれも良かった),そのゲイリームーアが誰かの作品に似てるけど思い出せない,誰だっけ?ずっと考えたら
エリック.クラプトンのFrom the cradle なんじゃないか?それで聞いたらやっぱりそうだった,さっきまで聞いてたんだけど…この作品…こんだけ真面目に作品に向かった音を聞いて何も書かないのは失礼だと思い長い感想文を今書いている…どうせエリッククラプトンは読まんが…この作品はエリッククラプトンが少年時代に聞いて憧れたブルースの完全再現に命を賭けてたんじやないのか?この作品を作っている時は。サポートしてるミュージシャンもエンジニアも凄くて,あの時代の音,空気までも全て同じにしようとする意気込みが痛い程感じる。
Hoochie Coochie Manのは歌までマディウォーターズにそっくりで…不思議なのが
ブルースってその人の気持ちが最初に来て,音は気持ちを表す手段なんだろが,レコーディングと言う,その一瞬をパッケージした音に
心を持ってかれて,その音を再現する為に自分の気持ちを全て殺すやり方もブルースなんだなぁ…と強く思う。
カバー集だから色々な人の曲をやってるんだけど曲ごとにギターの音も器用に使い分けている。ギターの神様と呼ばれたからクラプトンには朝飯前なんだろうが,もしかしたらクラプトンはこの器用な自分を嫌だったんしゃないか?
クリームを解散した後,技に走らず少ない音で勝負してたし…もしそうだとしても,その嫌な自分を曝け出すクラプトンは好きだな…
何でも出来る器用な人にはあんまり興味ないけど。

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