散歩中のあたまんなか。

足の親指に貼ったバンドエイドがちょっとはがれてきもちわるい。
はがそっかなぁ?でもまだ治ってないし。今は散歩中でゴミ箱ないし。んー、でも一歩一歩ぺたぺたしてたら犬に見られるし。
と言うことで、左足だけかかとに重きをおいて、歩いている。明日とかに変なとこ痛くなるやつ。
ごめんねかかと。ありがとかかと。

ここ半年、散歩することが増えた。

去年の今頃は、文化祭に向けて夜まで部活をして、へとへとの体できっつきつの電車に乗って、帰ったらできるだけはやくお風呂に入って、できるだけ早く寝るみたいな生活をしていた。
歯を磨く時間は、ボウリングの球投げてからガーターを通ってポンって戻ってくる時間より短い。おかげで今年は虫歯祭り。

そんな体も心もぎりぎり生活は、去年の11月に終了した。それは、走り終わって、爽やかな顔でゴールテープを切るような美しい終わり方ではなく、気づいたら走ってる道に誰もいなくて、応援してくれる観客もいなかったというような感じだった。
がむしゃらに走ってたもんだから、まわりが見えなくなってて、観客も、ライバルも、コーチも見えないところまで、きづいたら来てしまっていた。

ひとり。さみしくて、恥ずかしい。ひとり。

去年の11月に学校をやめた。
忙しかった分、何もなくなったショックが大きかった。自分で選んだ道だけど、つらかった。
「vs嵐」の壁を登るゲーム🧗‍♀️で掴むところがなくなっちゃった時くらい。
そんな時ににうしろから紐でつるした入れ物にグリップを入れてふわっと投げてくれた人がいた。
後ろを振り向くと家族と大事な友達がいた。

ぼーっとして壁にギリギリぶら下がってる自分になんどもなんどもグリップを送ってくれた。

今はそのグリップのおかげでなんとかまたすすんでいる。ありがとう。

例えがボウリングなんだか、マラソンなんだか、vs嵐なんだか、グチャグチャになってしまったけど、とにかく私は今、時間をかけて、足をバンドエイドでペタペタさせながらゆっくりあるいているよという話です。

今は散歩する時間がたくさんある生活を送っている。

散歩中は頭をぐるぐるさせながら考えまくるときもあれば、ぼっーとすれ違うおじいたちをちらっと見ながら歩く時もある。ひとりで。
そんな散歩中の頭の中を書いてみようかな。

マラソンでちょっと違う道を走っちゃってる(散歩しちゃってる)自分の頭を見てみようかなと思う。

よし。また左足かかとに体重をかけてとぼとぼかえろかな。




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