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海上保安官への道【公務員試験】

執筆者:シャーくん🦈

皆様お久しぶりです!
元海上保安官シーマンブラザーズの🦈です
もうすぐ海上保安学校学生の採用試験ですね('◇')ゞ
時期が近づいてきたからかそういった内容のDMも増えてきました

ということで採用試験について解説します♪
(私は海上保安学校学生採用試験しか受験してないので保大についての質問はお答え致しかねます。)


それでは書いていきます!!



海上保安官になるには

まず海上保安官になるにはどうすればいいのか簡単に説明します。

1.海上保安学校学生採用試験に合格する
2.海上保安学校に入学する

以上ですw

試験に合格して入学することができれば給料を貰いながら勉学、訓練に励みます。
なので学生という身分ではあっても海上保安官になったという感じになります。

※試験には最終合格と内定というものがありますので後半で解説します。



海上保安学校の学生になるには

流れは下記の通り

申し込み

一次試験

二次試験

最終合格

内定


受験申し込み

受験するには申し込みを行わなければいけません。
じゃあその申し込みはどこで行うのか

答えは…

人事院のHPから申し込む

今はインターネット申し込みで行うようですね!

そこまで難しいものではないので自分が受験したい時期の試験を調べ、申込期間を把握しておきましょう
(申し込み期間は10日ほどなので要注意)

ここで、受験票のダウンロード、面接カードのダウンロードなどを行います。


一次試験

まずは筆記試験、作文があります。
筆記試験についてよく頂く質問ですが、

例えば…
「私は20点だったんですが、合格できますか?」


ん~、分かりません。
その年によって試験の平均点などは変わってくるので正確なお答えは出来ませんが最近の受験者の合格点数を聞くと20点は欲しいところですね!


そして作文
これも推測になりますがある程度の構成、文字数をクリアしていれば問題ないかと思います。
受験者全員の作文をしっかり読んで採点しているとは到底思えないので文字数でまずはふるいにかけられてそうですね


二次試験

一次試験に合格すれば二次試験
(合格発表はネット)

内容は、体力試験・身体検査・面接です。

二次試験までに面接カード、希望調書などを記入していきます

面接は主に面接カードに沿って進められますので面接でどのように話をするか考えながら作ることをオススメします。
(志望動機、自己PRなど)

希望調書に関しては、
どこの管区を希望するか、どのコースを希望するかなどを書いていきます。
管区、コースは内定後は基本的に変更できませんので慎重に記入しましょう

体力試験については、最低限できていれば問題なし!
・腹筋
・反復横跳び
・鉄棒ぶら下がり(10秒)
といった内容になります。


身体検査については、近くの病院で行われます。
相手は海上保安官ではないのでその場では大人しくしていれば問題はないでしょう。
ここでタトゥーが入っているかなどもチェックされます。


面接については、先ほど書いたように面接カードに沿って行われます。
面接官は現役の海上保安官で3対1の個別面接で行われます。

面接の順番は会場に行った当日に分かるので早く終われば早く帰れますし、遅ければ帰るのも遅くなるので運が試されます。
待機場所でも評価されているのではないだろうかとヒヤヒヤしながら過ごさないといけませんので早く順番が来る方がいいですね



最終合格

二次試験まで終われば合格を待つのみですね
(航空などはまだ試験がありますが受験していないので分かりかねます)

ここで合格すれば何位で合格したかがわかります。

順位が良い人から希望通り内定が決まっていきますので内定の場合は最終合格発表後、文書が届いたり電話が来たりでわかります。



内定

おめでとうございます!
内定の連絡がきたら、管区、コースがわかります。
あとは海上保安学校で海上保安官の業務を学びましょう



最終合格と内定

最後に最終合格と内定について解説します。

海上保安学校学生採用試験は、最終合格したからといって入学できるわけではありません。

最終合格とはあくまでも入学候補者に選ばれたというだけで入学決定がその後の内定というものになります。

なぜこのような方式になっているのか
それは、海上保安庁の定員を確保するためです。
入学が決定した人もその後辞退することもありますので

例えば、
採用予定人数が500人
最終合格が500人
にしてしまうと合格者から辞退者が出ると採用人数が足りなくなってしまいますよね。
なので最終合格は多めに出しておくわけですね

なので例えば、
採用予定人数が500人
最終合格順位が600位
であっても内定する可能性があるということになります。

辞退者の人数も年によって変わってきたり、どの管区を希望しているかなどにもよりますので何位までが内定するかなどは運次第ということになりますね。


まとめ

ここまで海上保安官への道について解説していきましたが理解できたでしょうか

採用試験で一番比率が高いのは、筆記試験の点数です。
海上保安官になりたければ体力強化をするより勉強をしましょう。

Youtubeでも試験についてなどお話していますのでぜひ参考にしてください!


それではまたお会いしましょう♪


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