『論語』郷党「廏焚」(授業のヒント)
良い発問は授業を活性化する。逆に言えば、授業を活性化するための発問が良い発問である。授業を活性化するとは、生徒たちに自主的に考えさせ、言葉として発信させるということだ。そのためには発問を工夫する必要がある。工夫の一つとして、状況を考えさせる発問がある。
状況を考え、想像できるようになると、生徒の頭の中で、作品はよりリアルなものになっていく。リアルなものになるほど、ほんのちょっとした違和感などから、頭の中には疑問が湧いてくる。その疑問は自主的に考えるうちに生まれたものである