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豊哲の時代劇吟行記 〜あきない世傳金と銀 第七話〜

皆様、早春の日々をいかがお過ごしですか。
土佐藩俳句百姓豊哲です。

今回書きたいことは一月二十六日に放送されたBS時代劇『あきない世傳金と銀』の第七話を観て思い付いた俳句を紹介致します🙇

(思い付いた俳句)

古糸が千切れる音や七変化

近江まで二十六日里や秋の空

長浜の糸と暮らしや鰯雲

羽二重を織りたる記憶鰯雲

木綿とは村の宝や秋の風

旦さんが店の手形を冬の雲

持ち出しの銀は三貫冬の雲

絹織の産地の話白障子

この絹は店の宝や白障子

浄瑠璃の幟はためく神の留守

霜月や浮世草子の注文は

風光の風呂敷真白き一反

三月や算盤弾く音数多

羽二重を納めてもらふ九月かな


(余談)

 最終話である第八話は仕事のため作ることは出来ませんでした🙇

 第七話で注目してしまったのは惣次を演じた加藤シゲアキさんの演技です。

 NEWSのメンバーでありながら作家として活躍している加藤さんのイメージを良い意味でぶち壊してくれました。

 特に怒りの演技は本当に迫力があり、凄いとしかいいようがありません。

(今後の予定)

・豊哲のSAO吟行記 〜SAOオルタナティブグルメ・シーカーズ第三話 姉と弟は相談する〜

・劇場版『スパイファミリー』を観て思い付いた俳句

このような予定となっています。

それでは失礼します🙇

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