豊哲のふたきれ俳句 〜もし告白されることがあったら〜
皆様、蝉が盛大に鳴き叫んでいるこの頃です。
土佐藩俳句百姓豊哲です。
今回も『恋は双子で割り切れない』第二話から思い付いた俳句を紹介していきます🙇
(参考文献)
ここで参考文献を紹介させて下さい🙇
理由としては(紹介したい季語)のコーナーで分からない季語を使うためです。
そして俳句に興味がありましたら、是非手に取ってみてください。
『角川季寄せ』
編者:角川学芸出版
発行者:株式会社KADOKAWA
(紹介したい季語)
①康成忌
『伊豆の踊り子』などの文学作品で日本人として初めてノーベル文学賞を受賞した川端康成の忌日で春の季語です。
昭和四十七年(1972)、四月十六日72歳で死去。
②春心・春情
「春意」という季語の傍題で春になって心の底から湧き上がってくる伸びやかな感情、明るい気分のこと。
(思い付いた俳句 先行上映会)
まずは夏越の祓の日に配信された先行上映会から思い付いた俳句を紹介致します🙇
春暁やワンプレートのパンケーキ
ポスターはタイムトラベルみどりの日
(思い付いた俳句 本編)
ここから本編の第二話から思い付いた俳句を紹介致します🙇
一切れのホットケーキや春愁
秀才の寝癖のねじれ夏近し
秀才はSFオタク康成忌
脚を組むバスケ少女の春愁
ふんわりなツインテールや夏近し
りんご酢が苦手な男子夏近し
ねじれたる純の寝癖や康成忌
春情や純の枕を嗅ぐ琉実は
キッチンにカップヌードル春愁
真っ白な薄手のニット春心
行く春やボンド映画を観ていない
行く春の那織は文庫閉じにけり
30の数字のビブス夏立ちぬ
(豊哲の〆の俳句)
〆の俳句は琉実と那織をテーマにした俳句を二句ずつ紹介して、終わりにしたいと思います。
それでは。
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