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将棋 初段達成とその先

最近は音楽系か休職中の雑感を綴った記事を
中心に投稿していたのですが
今回は、全然関係ない話です。


タイトルにもある通り、ついに達成しました。

将棋ウォーズ 「初段」

将棋をかじって約3年
将棋ウォーズを始めて1年ちょっと。

長かったようで長かった。

いやでも、自分が想定していたよりは
早く達成できたので良かった。

年始に1級へと上がり
年内に初段達成を目指すと宣言しましたが
1年以上要する可能性は大いにあったので
このタイミングで初段になれたのは
運も味方してくれたと思う。


1級に上がって最初の1ヶ月くらいは
対戦する相手のレベルも上がったので
あまり勝てなくなり、またも降級しかける事態に。

そんな低空飛行を続けながらも
月日が経つにつれ徐々に勝てる回数も増えてきて
よしよしと思っていたら
日によって自分の強さにムラがあり
極端に負けを重ねて振り出しに戻されたのも数えきれない。

このままじゃいけないなぁと思い
今回、初段に上がるためにそれまでやってたことに加えて実践したことはシンプルに2つ。

詰将棋を解く

対局後の感想戦をする


めっちゃどやぁっみたいな感じで記してますが
この2つ、基礎中の基礎です。

逆になんで今までやってこなかったんだと
ツッコまれるレベル。

受験で例えるなら
英単語などをやらずに、テスト受けて
そのテストの振り返りをせずに
またテスト受けるのを繰り返すみたいな感じ。

ありえんでしょ(笑)

でも、子どもみたいな言い訳させてもらえるなら
この2つって基礎中の基礎だからこそ
面倒くさいんです…笑

他には、感想戦をする場合だと
勝った試合ならまだしも
負けた試合を振り返るって結構苦痛。

自分の弱さを認める必要があるから。


それに、負けた直後は悔しさとかイライラしてることも多いのでそのまま放置してしまいがち。

けど本当は、どこがダメだったか振り返ることで
同じ誤ちを繰り返さないための勉強になるので良いことしかないです。

例えば、相手にこんな手を指されたら
こう切り返せばいいのかとAI先生に教えもらい
実際の対局でその局面になれば

「その手なら知ってますよ。 パシーンッ!」

と会心のカウンターが決まったりもするわけです。それで勝てたときは、とても爽快です。

また、詰将棋だってやっぱり解かないと
終盤での詰みが見えなかったりしますし

将棋は王様を詰ますゲームなので
一番大事な部分を疎かにしてたら強くもなれないですよね。

私の場合ですと
詰将棋の解けなささに愕然としたことが
自分の弱さをすんなり受け入れるきっかけにもなりました。

初段になるには、5手詰の問題を解いてけば
大丈夫って聞いたので書籍を購入しいざ解くも
びっくりするくらい解けない。

「うわっ…私の棋力、低すぎ…?」くらい愕然とした。

3手詰はまだいけるけど
難しい問題になると無理みたいな状況。

それじゃあ、初段はまだまだだよお兄さん
と言われたような気分です。

これ以降、自分の実力というか
現在地がしっかり分かったからこそ
なかなか伸びなくてもイライラしたり焦ったりすることが少なくなったかなと思います。

何事も地道にコツコツです。

初段に上がった今でも詰将棋の棋力的には2級くらいしかない状況なので、当分は、終盤力を強化するつもりです。


おわりに、初段へとなれた今
次の目標は二段ということになるのですが
これに関しては、1年どころか2年以上かかっても
全然不思議じゃない難易度なので
ぼちぼち頑張っていこうと思います。

初段になれたことはとても嬉しいんだけど
ようやく将棋の初心者から中級者になれたかなという感じ。

むしろ、ここからが本当のスタート。

将棋をやればやるほど
アマチュアの高段者の方の強さはとてつもないなと感じますし
ましてやプロ棋士の強さは本当に異次元。

中でも藤井聡太八冠名人は本当に
人間を超えてます。

メディアでは、藤井さんの強さが取り上げられてばかりですが、対戦してる相手の方も天才とか神童って言われてきた人たちばかりなんです。

ちなみに日本の将棋人口は約530万人(人口の約4%ほど)ということで、将棋のルール覚えてちょっと指せるようになれば
あなたは日本の上位4%です(なんの宣伝?)

将棋って地味だと思われがちですが
知れば知るほど奥深いと言いますか
一言で言うと面白い競技だと思います。

なんか最後、雑な感じになっちゃった気もしますが、これからも将棋生活を楽しんでいこうかなと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


それでは。



P.S. 初段以上であれば、今だと
藤井聡太さんと羽生善治さんの直筆署名入りの
免状を申請できるようになるのですが
初段だと33,000円要することが分かり戸惑ってます(笑)
ちなみに最高額は六段の330,000円でした
(たかっ…!)




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