感情麻痺学園

”クリーピー”

前川裕さんの小説です


タイトルが

インパクト すごい

と思い

購入



前川さんっぽい

”クリーピー”な

小説でした


主人公が時折視る

幻影のような

描写が

とてもよかったです(でも うわぁ…となります 怖いです…不気味です…
ラストも….)




後半に出てくる前川さんの文章

”その無造作で臨場感に欠ける動作が、かえって妙なリアリティを喚起するから不思議だった”

という一文が



観たばかりの

映画の「フェラーリ」の

あるシーンを文章化したような文章だったので
(現実味がないようなのだけれどそれが却ってリアルに観えてしまうような
不思議)


前川さんとマイケル・マン監督の
不気味不思議リアリティインパクト大描写(文章と映像で
表現の仕方は違いますし 表現している内容は全く違いますが)
似ていて
びっくりしました



文庫化にあたり
「ビザール学園」を改題し
「感情麻痺学園」といタイトルで出版されたとのこと


奇怪な 異常な学園


での


少しだけ
美しさもある(この少しだけのバランスが絶妙です)

幻想的で

不気味な


お話



ラストの濁し方がまた….







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