二木先生



ずっと

気になっていた小説

やっと読めた



子供の頃から

大人びた思考で

まわりと馴染めない ”普通” とは違うと

思っている

田井中君


の学校の美術の先生


”普通”の 

感じのよい 


まわりからも好かれている

二木先生



そんな
二木先生の ある ”普通” じゃない ”秘密”を
偶然知った
田井中君



田井中君が

”普通” じゃない 自分の ”秘密”を

”知っている”と

”知ってしまった”


二木先生の


やり取りの中で


成長する

田井中君

成長譚



なんだか


メタ構造になっているような


”普通”とは何かとか


”普通”じゃないのだけれど

”普通”になりたくて

でも努力しても”普通”になれなくて

そのまま

”普通”じゃない 自分を誤魔化さないで そのまま生きるか(その際は世間とは馴染めない)

自分を誤魔化して ”普通”を”擬態”することで

”普通”になる(なりすます その際は 世間とは馴染めるけれど 自分に嘘をつくことになるので 当然無理が出る 苦しい)




小説を書いて 

賞に応募することになった(せざるをえなくなった)

田井中君


田井中君と二木先生のやりとりが
面白いから
そのまま小説に書けばいいのになと思っていたら
途中そんなことになるようなならないような展開もあり
(その場をやり過ごす為に苦し紛れに)


ただ


そこから


一捻りも


二捻りもある展開で




書いて 賞に応募した 結果が


どうであっても


どうでもいいと(重要なのはそこではないと でも ちょっと 気になる
審査 通ったのか 気になる たぶん 通ったんだろうな 面白かったもんな ダヴィンチ・コード的な あの内容で 現実に 夏木さん 小説 書いてくれないかな あの小説の 最後も どうなったか 委員長並みに気になる 審査の結果とか 色々 はっきり書かないで ぼやかしているのが また よい)


思えるようになった


田井中君





どうでもいい人に

どう思われてもよい

どうでもよくない と思う人に この人には 誤解されたくないと 思う人に

しっかり伝わっていれば(その”伝わり方”の伏線 おおっ となった)

他のどうでもいい人に

どう思われても


大切な人に 大切なことが伝わっていれば


それでよい

と思えるようになった


田井中君


最後に 大人な 決断をする 二木先生



二人の



成長譚









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