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人生終了間近男の日記

俺はゴミである。

借金500万全財産0でニート、車もローンが払えず回収され携帯代すらも払えず強制解約された人生終了間近男だ。

年齢は聞かないでくれ。

24歳だ。

そんな俺が2日前に体験した出来事を紹介しよう。

AM8:00
体調が悪くて目が覚める。
嫌な予感がして熱を計ったところなんと「37.5°C」

当然保険証もないしお金もないのでコロナにだけはなりたくなかったので必死の形相で神に祈りながら市販の風邪薬を飲み床に着いた。

PM1:30
(よし!いっぱい寝たし治った!)
そう思い体を起こすと全身に筋肉痛のような痛み、頭もぼーっとして悪寒がすごい。
嘘だろ、、と思い恐る恐る熱を計ったら「38.9°C」

喉は全く痛くないし咳も出ないからコロナではない。
普通の風邪が悪化してるだけだと自分に言い聞かせていた。

PM3:00
姉からのLINEだ。
姉とは前々日に会っていた。
LINEの内容は
「インフルになっちゃった(泣)移ってたらごめんね」

は?え、あ、は?いや、え?ん?お、え?

これはもしかしてインフルなのか?この時の熱は「39.4°C」これがMAXだった。

病院にも行けずポカリも買いに行けずお粥を作ってくれる恋人もおらず
「あーこのままお亡くなりになるのかなー」等と漠然と思いながら寝て起きてその日はやり過ごした。

PM3:00以降は38.5°C前後する感じだった。
もうこれが俺の平熱なんじゃないかと錯覚したほどだ。

次の日も38.5°Cを前後していたのだが姉ちゃんの旦那が来てお茶漬けの素を買ってきてくれた。
嬉しすぎて喜んで食べていたら嘘のように熱が下がり
夜寝る頃には36.5°Cになっていた。

それで僕は思った。

「人間は金がなくても愛さえあれば何とかなる」と。

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