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塾通い小5からのスタートで思うこと。【ボリュゾの中学受験】

こんにちは。
2024年、中学受験を経験した中1の母親あべ子です。
今回はわが子の塾通い「遅めのスタート」を振り返ってみます。

近年では、小4からの塾通いがメジャーな感じがしますが、我が家においては新小5(小4の2月)から塾通いをスタートしました。
学力に余裕があったなんてことはなく、単に中学受験をやることに踏ん切りがつかなかった…気づいたら小4過ぎていた…というのが理由です。
「そろそろ中学受験やるか決めないと手遅れになるよ?」
「じゃあやる。やります!」という感じで熱意は感じられませんでした。(!)(本気モードになったのは学校見学に行ってから)
クラスの半分以上は中学受験をするような小学校だったので流れに乗るようなところもありましたし、小4の時点で塾に通ってない子が少数派だったとか。
授業でも通塾していることそうでない子(ウチ)で差がついてきたことを焦っている、という風な話も娘が話しておりました。
「じゃあ、塾には入ろう。中学受験もやる方向でいきましょう!」と家族会議で決まったのです。
雰囲気に呑まれるタイプの娘の性格を考えて、大手塾で。

サピ、早稲アカ→今からでは無理そう。
日能研→なんとか間に合いそう。家から近い。
四谷大塚→家からちょっと距離ある。

ということで日能研一択! 消去法かよ!です。

初めて見る偏差値の低さに目まいが

最初の公開模試偏差値

38。
目まいがしました。
今まで何一つ勉強系の習い事をやってこなかったとはいえ、小学校ではそこそこできるタイプだと思っていた…。
小学校の勉強では太刀打ちできないと噂には聞いていたものの、こうも低いかね?!
そんな感じなのでスタートして半年くらいは本当にしんどそうでした。というか、悔しそうでした。
公開模試では習ってない単元が度々出題されるのです。
これは小5スタートの辛いところ。
塾の先生に相談すると、回答は「すべての単元は小6入るまでに復習でもう一度やります。ご心配なく」とのこと。
習ってない単元のプリントでももらえれるのかな、なんて期待していたけど、そうか、それなら待とうじゃないか。
それからは淡々と日々の宿題をこなし、コツコツと育成テスト(習った単元の確認テスト)を積み上げていくしかない。という感じでやっていきましたね。
それからはそれなりに宿題をやってテスト勉強をやって、約一年かけて偏差値は右肩上がりで、38から+15~20。
「右肩上がり」て、スタートが38だからそりゃそうだ!なんだけどね。
その後は全く伸びずむしろ落ちたので、このラインが娘の実力だったのでしょう。

そんな小5スタートを振り返って

このように辛い時期があるのは小5スタートのデメリットといえますが、良かったこともあります。
それは、中学受験をひとつのスパンで考えた時に、短期集中できたということです。
なんせ、娘は小5ぎりぎりまで全力で遊んだ。
お友達と放課後約束を自ら取り付けて、学年またいでご近所の人脈を築いて、いろんな遊びを経験してました。習い事もそう。
気が済むまで遊んだからこそ、中学受験にスパッと切り替えられたのではないかな?と思ったりします。
「わたし、スタート遅い。やべっ(がんばらなきゃ)」
みたいな気持ちもあったりしたのかも。しらんけど。

親も親で、「遅いスタートだったから」という理由を盾に小6から本人の希望でユリウス(日能研系列の個別指導)に通わせました。
近所のプロ講師にも頼りました。
小4スタートだったら金銭的ここまでしてあげてないと思います。ほかの人に比べて短期だからより集中させた方がいい!という心理。今自分で書いていて客観的にみて怖さすら感じるけど、そんな感じ。

たらればの話になりますが、我が家の通塾が小4スタートだったら…ここまで集中してがんばれていただろうか。

それはすごく思います。




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