ツンデレな嫁との日常 22話
本日は過去の日常
〇 : もう直ったっぽいね
母 : えぇ、本当に悪いわね。ここまでしてもらって
〇 : まぁこれからは父さんに任せっきりになるだろうし、今のうちにね
母 : 明日行くんでしょ?
〇 : うん
母 : 遅くなっちゃったけど頑張るのよ
〇 : もちろん
四月十四日
与 : あ〜疲れた〜
山 : ほんとそれ〜
会社の業務にも少しずつ慣れたきたころ
社長 : おーい3人
蓮 : あっ社長
与 : どうかしたんですか?
社長 : 実は今日から〇〇くんが出社するんだよ。だからみんなに挨拶をと思ってね。すぐに会議室にきてくれ。あっついでにあいつも呼んでおいてくれ
山 : はーい
言われた通り会議室へ
蓮 : 失礼しまーす
中に入ると奥側に座る社長と一人の男性がいた
社長 : さっ紹介しよう。この子が〇〇くんだ
〇 : 〇〇です。よろしくお願いします
髪が少し長く背は高め。とびきりかっこいいってほどではないがかっこいい人だった
山 : 私は山下美月
与 : 私は与田祐希。よろしくね
〇 : よろしくお願いします
社長 : ははは笑みんな〇〇くんと同い年だからため口でいいんだぞ。まっ私が決めることではないがね笑
山 : そうそう、良いんだよため口で
〇 : そっか...じゃあ...よろしく
与 : よろしく♪
二人の明るさとコミュニケーション能力についていけず会話に入れなかった
〇 : ...あの〜あなたは?
蓮 : あっ...岩本蓮加...よろしく
〇 : よろしく。"岩本"
蓮 : うん
コンコン
上司 : 失礼しまーす
社長 : おぉ来たか
〇 : 失礼ですが、この方は?
社長 : あぁ、この子は四人の教育係の△△くんだよ
与 : 私たちに色々教えてくれるんだよ
〇 : そうなんだ。よろしくお願いします
△ : よろしく。さっ遅れ取り戻すために早速取り掛かるよ
〇 : はい
△△さんと社長と部屋を出ていく〇〇
山 : 結構かっこいいね
与 : 優しかったね
蓮 : ...
山 : 蓮加?
蓮 : ...はっ、なに?
与 : こっちのセリフだよ笑どうしたの?
蓮 : いやちょっと寝不足で
山 : 疲れてるのはわかるけどしっかりしな?
蓮 : ごめんごめん
俺の席は蓮加の隣だった
俺の後ろに与田がいて、斜め後ろに山下がいる
△ : じゃあとりあえず作業はこんな感じかな。俺はあそこの席にいるからなんかあったら聞きな
〇 : ありがとうございます
最初の業務ながら黙々と進める
〇 : ...
最初の業務なのでわからないところが出てきた
〇 : (ここどうすればいいんだろう?)
困って手が止まっていると
蓮 : どうしたの?
〇 : えっ、あぁここがわかんなくて...
蓮 : あぁこれね。これはこう
慣れた手つきで手詰まっていたところをサッと終わらす岩本
蓮 : はい
〇 : ありがと岩本
蓮 : ...んっ
これが蓮加と初めて話した瞬間だった
続く