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ツンデレ彼女の日常 最終回







本日は二人にとって大切で忘れられない日常






四月十四日




いつもの暖かい自宅にて




蓮  :  ねぇ


〇  :  どうした?


蓮  :  今日四月十四日だよ


〇  :  そういえばそうだね




四月十四日は二人が初めて出会った日




〇  :  今日日曜日でよかったね


蓮  :  確かに。ゆっくりできたね


〇  :  ずっと蓮加のこと抱きしめてたけどね


蓮  :  私はゆっくりできたもん


〇  :  まぁ蓮加が幸せならよかったよ









〇  :  蓮加?


蓮  :  なに?


〇  :  大事な話があるんだけど


蓮  :  え、怖笑


〇  :  ...









〇  :  俺ってさ遅れて入社したじゃん


蓮  :  そうだね


〇  :  入社は決まってたんだけどね。親が体調崩しちゃったんだよね


蓮  :  入社式も来なかったもんね


〇  :  初めて会社に行った時はすごい不安だったんだよ。どんな人と同期かもわからずしかもみんなより二週間も遅いからね


蓮  :  あの時の〇〇すごい弱弱しかった笑


〇  :  不安だったんだよ笑でも一番最初に話しかけてくれたの蓮加だったよね


蓮  :  そうだっけ?




〇  :  ...蓮加


蓮  :  どうしたの?


〇  :  ...俺はその時から蓮加が好きでした。不安だった俺に話しかけてくれた蓮加は俺をとても支えてくれました。今度は俺が蓮加を支える番です


蓮  :  ...






〇  :  蓮加。いや岩本蓮加さん


蓮  :  ...はい








〇  :  "俺と結婚してください"









蓮  :  ...












蓮  :  はいよろしくお願いします














〇  :  ...よかった


蓮  :  私が断るとでも思ったの


〇  :  ひゃくぱーとは言えなかったから


蓮  :  ひゃくぱーに決まってるじゃん


〇  :  ...そっか




蓮  :  これからよろしくね。旦那さん


〇  :  こちらこそよろしく。お嫁さん









後日、社内に結婚報告を終えた俺たち




山与  :  おめでとー!


蓮  :  ありがと


〇  :  色々とありがとな


与  :  いやいや。当たり前のことをしたまでよ


蓮  :  なんの話?


〇  :  与田には色々協力してもらってたんだよ


山  :  そうなの?


与  :  うん。蓮加の好きなものとか訊いてほしいって


蓮  :  だから質問攻めだったのね


〇  :  でも指輪の入った箱とかプレゼントの箱とかこだわったんだよ


蓮  :  確かにそうだったかも。ありがと


〇  :  へへ笑


山  :  新婚だからって職場でイチャイチャするのは許さないよ


与  :  そーだそーだ


〇  :  そんなこというなら結婚式呼ばないよ?


山与  :  ごめんなさい


蓮  :  どんだけ行きたいのよ笑




















牧  :  新郎〇〇さん。新婦蓮加さん



牧  :  あなたは蓮加を妻とし
健やかなる時も 病める時も
喜びの時も 悲しみの時も
富める時も 貧しい時も
これを愛し 敬い 慰め合い 共に助け合い
その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?



牧  :  あなたは〇〇を夫とし
健やかなる時も 病める時も
喜びの時も 悲しみの時も
富める時も 貧しい時も
これを愛し 敬い 慰め合い 共に助け合い
その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?
















〇蓮  :  はい誓います


























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