暗殺者とファン 15話
返事をもらってので遠藤さんの家に向かう
ピンポーン
家に着いてインターホンを押しても反応がない
桐 : あれ?いないのかな?
とりあえずもう一回だけ押して待機することにした
遠 : zzz
ピンポーン
遠 : zz...
なぜかインターホンがなるので無理やり体を起こしモニターをみる
遠 : ...えっ榊さん?
遠 : ...あっそうだった!
会話をしてすぐに寝てしまったので榊さんがくることを忘れていた
遠 : あわわわわどうしよ〜
寝癖もついてまだ準備をなにもしていない
遠 : と、とりあえず...
ガチャ
榊 : あっ遠藤さん
遠 : すみません榊さん...
榊 : どうかされました?
遠 : あの...まだ準備ができてないので...もう少し待ってもらえますか?
榊 : わかりました。ゆっくりで大丈夫ですよ
遠 : ありがとうございます
私は急いで準備をする
準備を終えた遠藤さんが家に入れてくれた
桐 : お仕事はお休みだったんですか?
遠 : はい。今日はお休みだったんですけど...
遠 : お休みの日はいつも遅くまで寝ちゃうので...
桐 : 確かにいつもはお仕事がある日だったですもんね
遠 : 返信した後、すぐ寝ちゃって...さっきのインターホンで起きたんですよ
桐 : そうだったんですね
遠 : そういえば今日はどうなされたんですか?
桐 : 今日はお願いをしにきたんです
遠 : お願いですか。珍しいですね
桐 : そうですね
遠 : そのお願いとは?
桐 : 実は...俺を知らない人のふりをしてほしいんですよ
遠 : 知らない人ですか?
桐 : えぇ、実はこれから遠藤さんとここ以外で会うとおもうんですよ
遠 : はぁ...
桐 : 俺は仕事として遠藤さんに会うと思うんです
桐 : その時俺のことを遠藤さんが知っていると...
遠 : 待ってください!
遠 : なんでそれを榊さんが知ってるんですか?
桐 : え?
遠 : しかもそれを私に教える理由はなんなんですか?
遠 : なぜ私たちが会うことも知ってるんですか?!
桐 : ...
普段の遠藤さんからは考えられないぐらい
ライブの煽りのような口調だった
桐 : ...
遠 : ...すみません。熱くなっちゃいました...
桐 : いえ...俺が変なこといったから...
遠 : 教えてくれませんか榊さんのこと
桐 : ...
桐 : ...すみません。お手洗い借ります...
遠 : ...どうぞ
桐 : ありがとうございます
お手洗いに逃げ、持っていた銃の準備をする
桐 : ありがとうございます
遠 : あっはい...
桐 : ...
遠 : ...榊さん
桐 : ...はい
遠 : お仕事教えてくれませんか
桐 : ...その会う日になればわかりますよ
遠 : 嘘ですよね
桐 : ...
遠 : 本当のこといってください!
パシュン
遠 : うっ
倒れた遠藤さんを支える
銃にサイレンサーをつけ特殊型の麻酔ばりを準備していた
遠藤さんにバレないように打ったのだ
遠藤さんをソファに寝かし置き手紙を書き家を出る
桐 : ごめんなさい遠藤さん。今はまだ話せないんです
続く
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