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真っ直ぐさと明るさとさわやかさ。プリキュアがかつての少年漫画から受け継いだもの

子供が産まれ視野が広がったと思う場面はいくつかあるが、そのひとつにプリキュアの面白さを知ったことがある。それまでもプリキュアの存在は知っていたが女児向けアニメなので、正直自分には関係無いし、好きになることも無いと思っていた。

ところが娘が産まれプリキュアを見たがるようになると事態が変わる。3歳の子供に日曜日の朝からひとりでテレビを見せるわけにもいかず、一緒に視聴しだしたらこれが本当に面白い。最初に見たのが「トロピカルージュプリキュア」という底抜けに明るい番組だったというのもあるが、とにかく見ていて楽しい。娘ともども毎週日曜日の朝8時半からプリキュアを観るのが、すっかり自分の楽しみにもなってしまった。





結婚しても手放せなかった自分が好きな漫画たち
一番好きな漫画のSLAM DUNKは弟との共同購入だったので、実家に置いてきた。

女児向けアニメのプリキュアを40手前の自分が好きになった理由は、プリキュアを見ていると前向きな気持ちになれるから。自分の年齢と共に見るコンテンツも変わり、段々とシリアスな物に多く触れるようになっていたが、やはり自分は爽やかで明るく真っ直ぐなメッセージを持つコンテンツか好きなのだ。
プリキュアは決して逃げ出さないし、失敗してもまた挑戦する。かつて少年時代に好きだったアニメや漫画も、困難に対して諦めず立ち向かう前向きな主人公が多かったし、そんな様子を見て心躍らせていた。
今はプリキュアに同じものを感じている。子供の時の好きは自分の奥深くまで染み込んでいて、今も離れていないのだと思う。


記念すべき20作目となる今季の「ひろがるスカイプリキュア」は、現在物語の最終盤となり、ちょっとハラハラさせる展開となっているが、最後は明るく前向きなエンディングをきっと迎えるはずだ。プリキュアが大好き娘にとっても、楽しくて幸せな気持ちになれる最終回になるだろう。

日曜日をはちょっと早起きしてみんなプリキュアを見よう。大人であっても、その日はいつもより少しだけ前向きな気持ちで過ごせること間違いない。

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