その着せ替えプラモデルに恋をする(着せ恋10巻を読んで)

アニメ2期の制作決定に合わせて発売された「その着せ替え人形は恋をする」の10巻、先週の発売と同時にKindleで購入しました。地元の岩槻が舞台ということで、最初は応援のために漫画を買ったんですが、今ではすっかりハマってます。主人公の二人が自分の趣味(片方は将来の夢でもありますが)にプレイヤーとして一生懸命な姿がとても見ていて気持ちが良いです。

私の実家があるさいたま市岩槻区は人形の街としてちょっと有名で、実家の向かいの家には雛人形職人の方が住んでいたり、小学校の授業で着せ恋のモデルにもなっている雛人形工房に社会科見学しに行ったりと雛人形は身近な存在でした。
そんな街で暮らしていたので、雛人形店も駅前にかなりあり、私が小学生だったころは雛人形店にもプラモデルを買いに行っていました。扱っていたプラモデルは当時はガンプラの主流だったBB戦士。雛人形店は五月人形や兜も販売していたし、自分もまだ小学生でしたので、武者頑駄無が隣に並んでいることに違和感を感じませんでした。

BB戦士の武者頑駄無と雛人形店。ちょっと不思議な組み合わせですが自分にとって雛人形店は身近な
存在だったので、プラモデルを探しに街のおもちゃ屋と模型専門店、それに雛人形店を巡回する。そうして買ったBB戦士の武者頑駄無を家で作るというのが私の休日の過ごし方の1つ。私のプラモデル原体験のひとつです。BB戦士って鎧が変えられるからある種の着せ替え人形だよね、なんてことを着せ恋の10巻を読んで考えたのでした。

岩槻にあったプラモデルも売っていた雛人形店は今は営業してないのですが、模型専門店は元気に営業中なので、実家に顔を出すタイミングでまた行ってみようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?