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【資格】ビジネス統計スペシャリスト・エクセル分析ベーシック合格法

Excel分析ベーシックに合格したので、各章ごとに覚えるべき大事な点と教材を記載していきます。参考にしてください。

各章ごとに覚えるべき大事な点

関数と使用例を記載します。これを覚えれば合格できます。
試験範囲は以下で全部です。

ビジネスデータ把握力

  • 平均値

平均値とは…データの総和をデータの個数で割ったもの。データ全体としての変化を追いやすい。

  • 中央値

中央値とは…データを昇順、または降順に並べた時のちょうど中央にあるデータのこと。外れ値やばらつきが大きいデータの時はこれを使うと代表値がわかりやすい。

  • 最頻値

最頻値とは…一番多く出現している値のこと。そのデータの中で出やすい値が何かがわかる。

  • レンジ

レンジとは...値の範囲を表す指標。データの最大値と最小値の差。

  • 標準偏差

標準偏差とは…データの特徴を要約する統計指標のひとつで、「データが平均値の周辺でどれくらいばらついているか」を表している。

ビジネス課題発見力

  • 外れ値の検出

外れ値とは…他の値から大きく外れた値のこと。測定ミスや記録ミスなどに起因する異常値などを発見できる。

※表はメモリを自分で調整できるようになっておくこと
  • 度数分布表

度数分布表とは…データを複数の区間に分割して、それぞれの区間にいくつのデータが存在するのかを表した表。
度数分布表を作ることで、平均値だけでは知ることのできない集団の特徴が把握できる。

階級とは…分割したそれぞれの区間
度数とは…区間に属するデータ数
相対度数とは…度数の合計と比較してその階級の度数が何%を占めているか
累積相対度数とは…相対度数を足し合わせた数値

  • 標準化

標準化とは…異なるデータ同士を比較するために、平均が「0」、標準偏差が「1」に変換すること

  • 移動平均

移動平均とは…一定の区間(期間)をずらしながら平均をとっていくこと。
株価や気温など時間で細かく変化するデータの傾向を滑らかに可視化し、データを俯瞰しやすくする。

Excelアドイン:移動平均


移動平均使用例
※区間(N)= 指定したスパンで平均を出す(6なら6か月区間ごと)


折れ線グラフ化
※6か月区間で平均を取っているため、D4~D8は#N/Aとなる
(6か月分の過去の売上高データがないため)
  • 季節調整

季節調整とは…データの癖(規則的な変動要因)を除去する方法

★季節調整を除去する手順

  1. 上記の例から「移動平均」まで求める

  2. 季節要因を求める(売上高÷移動平均)

  3. 季節変動値を求める

  4. 季節指数を求める

  5. 季節指数を考慮してデータを調整する

  6. 終わり

1.上記の例から「移動平均」まで求める
※区間は「12」に変更
2.季節要因を求める(売上高÷移動平均)
3.季節変動値を求める
4.季節指数を求める
5.季節指数を考慮してデータを調整する

6.終わり

ビジネス仮説検証力

  • 集計

変数の種類
・質的変数…変数に含まれる値が「男性」、「女性」というように「選択肢」になっているデータの種類のこと
・量的変数…数や量で測れる変数のこと。年齢、収入など

※大事なのはデータを見て「質的変数」なのか「量的変数」なのか判断ができるようになること。

  • 散布図

散布図とは…横軸と縦軸にそれぞれ別のデータをとり、データが当てはまるところに点を打って示すグラフのこと。
二つのデータに関係があるかどうかが確認できる。

  • 相関

相関とは…一方が変化すれば他方も変化するように相互に関係しあうこと。
直線関係の強さを確認でき、「直線関係の度合い」を数値化したものを相関係数という。

  • 回帰分析

回帰分析とは…結果となる数値と要因となる数値の関係を調べて、それぞれの関係を明らかにする統計的な手法のこと


※直線を求める式
  • 最適化

最適化とは…回帰分析の結果を使ったシュミレーションができ、原因(x)を動かしたときの結果(y)を検討することができる

Excelのアドイン「ソルバー」を使って最適化を行う


※利益が最大となる価格が算出される

教材

Excelで学ぶ ビジネスデータ分析の基礎


引用:amazon

ビジネス統計スペシャリスト エクセル分析ベーシック WEB模擬テスト(有料)

引用:アテオンストア


最後に

模擬テストはアテオンストアだけなので2~3週して、試験頑張ってください!


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