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【seventeen夢小説】 無愛想なウォヌ君とシャイガール①


唯一の同期はクールでした




『高橋さーん、資料作成終わったー?』
『後10分で終わりまーす!』



『日向くん営業所行って書類渡してきて』
『承知しましたー!』


はぁ…今日も残業かな……



不動産会社で働き始めて早4年

◯◯、26歳彼氏なし



毎日声が飛び交う職場で
忙しない毎日を送っている



そんな中でも右前のデスクで淡々と仕事を
進める彼



ウォヌ君ってあんま笑わないし、
謎なんだよなぁ…タイピング異常に速いし




いつもクールな彼は
同じ部署に配属された唯一の同期だけど…

仲が良いとはいい堅い



こないだだって



『ウォヌ君っ、これ部長から明日までにって頼まれてるんだけど半分お願い出来るかな?』



『……』



『あっ私達のどっちかでって言われたけど2人でやった方が早いし!』


(ひーー眼鏡の奥の鋭い眼で睨まないでーー)



『全部俺やるから』



『えっ…あっ…そっかありがとう』



会話終了。



私に分けるよりウォヌ君が1人でやった方が早いもんねー!!


って切なくなったりもして



でもなんだかんだ不思議なウォヌ君が気になって話しかけてしまう



そんな事を考えてたら20時



気づいたら会社に残っているのは私とウォヌ君だけだった



〜続く〜

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