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今日の出来事【プチ断捨離】

 長らく実家に置かせてもらっていた荷物を、「ちょっとあの棚(私が荷物を置かせてもらっている棚)使いたいんだけど、いい?」と母から声がかかったことを機に、整理をしました。棚にしまっていたのは、嫁ぎ先には置く場所がなくて持って行けず、でも捨てられないと思った物達です。一生懸命勉強した教科書。今後も事ある毎に読み返すだろうと仮定した好きな作家の小説。雰囲気が気に入って古道具屋さんから買ってきた小物。大切な友人から貰った旅のお土産。アルバム。トンとご無沙汰してしまったスポーツ用品。でした。それは、自分を形作る大切なもの、自分の好きが表現された癒やしのもの、でした。だからこそ捨てられず、実家にスペースを間借りしてまで取って置いたのですが…
 いざ、棚を空けるべくそれらの物に向き合ってみると、「あ、もう要らないや」となんともすんなり思ってしまったのです。教科書数点は今後の仕事で見ることがありそうだったので、嫁ぎ先に持って行くことにしました。それ以外の物については、小説は読みたくなったら図書館で借りて読めれば十分で所有しなくてもいい。古道具屋で購入した小物は今の自分の生活スタイルには馴染まず癒やしにはならない。友人から頂いた物も同様。アルバムも残しておく必要は無い。スポーツ用品は劣化していて今度使用する時には買い直すだろうから不要。と、そのほとんどを手放すことが出来てしまいました。
 改めて荷物を見返した時間は、それを大事にしていた頃の自分を思い出してセンチメンタルに浸りながら、今の自分の価値観を確認し変化してきた時間の流れを感じながら、という時間でした。久しぶりにじっくり自分と向き合い、なんとも気分転換になった今日の出来事でした。
 手放す・身軽になる感覚、なんだか断捨離、クセになりそう〜。

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