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ミモザの約束

春になると、庭先に咲く黄色い花

あなたが道に迷わぬ様に、黄色い目印で

道案内、それは、光の様で幸せの花

ミモザは、優しい彼が何時も側にいてくれる幸せは当たり前の様でした。
毎日が毎日が楽しくて、姉と弟見たいに
何時も仲良くお喋りしてます。
彼は若いのに中々の紳士です。
真面目に働いてお金にも余裕が有りました。
彼はミモザを幸せにしたくて、お金を
投資に注ぎ込みます。
幸せに為るために頑張ったのです。
仕事に夢中になり会えない日々が
続きました。ある日、彼におおごとが起こります。注ぎ込んだお金がすっかり失くなってしまったのです。
彼は突然、ミモザの前から姿を消しました。
ミモザは何が起きたのか、どうして彼が居なくなったのか解らなく毎日哀しみに暮れました。天使様、天使様、
彼に会いたい、彼が居れば私は幸せと願うのです。
天使様はミモザの願いに答えて、春になると、幸せのミモザの花を皆の庭先に
咲かせました。
彼は身を隠したがミモザに会いたくて
でも、ミモザを幸せに出来ないと帰る勇気がなくなり気弱になりました。
途方に暮れて座り込み足元の黄色い花に
気付きます。
1本ずつ摘み取り歩き、ミモザの家の前まで辿り着くのでした。
コンコン、ノックする音
ミモザがドアを開けると幸せの黄色い花のブーケを手にした彼の姿
ミモザ、僕と結婚して下さい
ミモザは笑顔で微笑み、彼を抱き締めて
耳元で囁く、お帰りなさい


Googleでは、ミモザの花解説が書いて有りますが、夢を持って物語りにしてみました。

そう、信じたい黄色いミモザの花は
男性が女性に愛を告白する花
小さなブーケにして、告白してみたら
きっと叶うと信じて
ホワイトデー前のちょっと、良い話しでした


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